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ランニングがなぜブーム? 人気のブランドは? 空前のラントレンドを徹底解剖

  • 2026.4.3
Hearst Owned

世界的なムーブメントとして加速するランニングは、“辛いトレーニング”から“最高のライフスタイル”へと進化。東京だけでなくソウルや上海といったアジアの都市や欧米など、国境を超えてリンクしているこの熱狂の理由とは? 世界中で広がるランニングムーブメントのリアルを、4人のスタイルからひも解いていく。

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Sakurakoさん/モデル

「スポーツをする女性は、強く美しい」という信念のもと、ランニング、ファッション、ビューティー、ライフスタイルを横断した新しい女性像を発信。競技ランナーとしての経験と、モデルやインフルエンサーとしての表現力を融合し、国内外のブランドと協業。コミュニティ、イベント、ストーリーを創り出すカルチャーアンバサダーとして、グローバルに活動中。「オン」グローバルアンバサダー。ケニアを走ることが夢。

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Aya Satakeさん/PR

アパレルセレクトショップのPRを経て、独立。現在はアウトドアブランドのPRやマーケティングを手がけるほか、湘南にて着付けや着物のレンタルサービス「着物屋お仙」を運営する。登山やランニング歴10年。

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一絵さん/モデル、DJ

岩手県陸前高田市出身。モデルとして広告など多岐に渡り活動。DJとして「Ultra2025」に出演、自身でも音楽イベントをオーガナイズしている。ライフスタイルの一部としてランニングを始め、フルマラソンにも参加。自己ベストは3時間54分。ランニング歴1年。

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AKI/ELLEgirlエディター

神奈川県鎌倉市育ち。2023年12月に「エル・ガール」編集部に入社。ファッションを中心にアクティブやカルチャーなど幅広い領域を担当。アクティブなインドア派。ランニング歴は2年でハーフマラソン完走経験あり。

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ランニングの効果・メリット

ニューヨークの街中を走るSAKURAKOさん。 Hearst Owned

「走ることは、日常のストレスをリセットして、自分をフラットな状態に戻してくれる効果がある」と教えてくれたAYAさん。ランニングにはまった理由として、4人が口をそろえるのは、心身に訪れる劇的な変化だった。

「体や顔のむくみがすっきりするのはもちろん、仕事で思い悩んだり、プライベートで嫌なことがあったり、自分に自身をつけたいときに走ることで、マインドがポジティブに書き換えられていくのを感じます」(SAKURAKOさん)、「長年悩んだ不眠が改善し、メンタルの波も穏やかに。肌のコンディションも安定しました」(エディターAKI)と、内面からのデトックス効果を実感。

休憩中のAYAさんをフィルムカメラでキャッチ。 Hearst Owned

また、生活そのものが整うのも大きな魅力。「走る時間を確保するために早寝早起きになり、生活リズムが心地よく整いました」(ICHIEさん)という声や、「在宅ワークの合間に走ることで、頭がクリアにリセットされます」(AYAさん)といった、日常のパフォーマンスを上げるスイッチとしても、ランニングが機能している。

過熱するランニングコミュニティ

ランニングコミュニティの仲間と走っているICHIEさん。 Hearst Owned

目標達成やソーシャル目的など、ランニングでつながるコミュニティが増えている。韓国では、ランニングコミュニティに所属することがひとつのステータスになるほど。

タイムを競うストイックな練習会もあれば、走った後にカフェでおしゃべりを楽しむことがメインのゆるい集まりも。また、「ユニクロ」がランイベントを開催するなど、ブランド主導のコミュニティも多数存在する。

マラソン完走を目指すチーム「Wayz」に所属しているのは、ICHIEさん。「ただ速さを追い求めるだけでなく、『楽しく、かつ速く』をモットーに仲間と楽しみながら切磋琢磨するスタイルが自分に合っていると感じます」と、コミュニティが走る原動力になっていると語る。

友人と走った後、コーヒー片手におしゃべりを楽しむエディターAKI。 Hearst Owned

「コミュニティには参加していないですが、ランニングを理由にモーニングやランチを一緒に楽しむこともあります」というAYAさんや、「ランニング好きの友人と走った後におしゃべりする時間が好き」と教えてくれたAKI。

ランニングを通じたつながりは、ストイックに自分を追い込むためだけはなく、モチベーションをシェアすることで日常を楽しむための自由でオープンな居場所になっている。

ランニングファッションが進化

マラソン後のSAKURAKOさん。ウェアは全て「オン」。 Hearst Owned

街でも映えるスタイリッシュなブランドの登場により、ウェア選びはもっと自由で楽しいものに。

「ウェアだけでなく、ヘアバンドやサングラス、そしてジュエリーなどの小物でアクセントを加えるのが私流。エッジの効いたアイテムを自分らしく着こなすことを意識しています」とSAKURAKOさん。

トレランパックとショートタイツをまとったAYAさん。 Hearst Owned

AYAさんは、「寄り道することも多いので、荷物が入る少し大きめのトレランパックを愛用中。ドリンクはもちろん傘なども入ります。ショートタイツとあわせるのが定番スタイルです」と教えてくれた。

人気&おすすめブランド6選

大手スポーツメーカーの名品はもちろん、スタイリッシュなランニングウェアや日本未上陸のブランドをいち早く取り入れ、自分らしく着こなすのもランニングの楽しみのようだ。

ナイキ(NIKE)

「『ナイキ』のイベントをきっかけに走り始めたこともあり、お気に入りのブランドです。とくにハーフマラソンを共に完走した“ボメロ 18”は相棒のような存在。誰もが知るブランドだと思いますが、やはり長年信頼され愛されるのには、理由があるんだなと感じます」(エディターAKI)

オン(ON)

「『オン』のランニングウェアは、スタイリッシュでありながら、プロも愛用するほど機能性も高いので大好き。よく『オン』のアイテムを身に着けて走っていたところ、ご縁をいただいて、今ではグローバルアンバサダーとしても活動しています」(SAKURAKOさん)

ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE)

「登山グッズのイメージが強い『ザ・ノース・フェイス』ですが、信頼できるランニングウェアがたくさんあります。私はトレランパックとインパルスショートタイツが、長年手放せない相棒です」(AYAさん)

グヌー(Gnuhr)

「『ドーバー ストリート マーケット』などで展開している『グヌー』が最近のお気に入りブランド。『ジョン ドゥ(JOHN DOE)』という、匿名性の高いアンビエントレーベルの帽子も愛用中です。Instagramもなく、情報がほとんどでてこないところが気になります」(ICHIEさん)

サティスファイ(Satisfy)

「パリ発の『サティスファイ』。パンキッシュでハイエンドなデザインは、まさに“自己表現としてのランニング”を象徴するブランドだと思います」(AYAさん)

ルルレモン(lululemon)

「最近おしゃれなランナーたちがよく着ているのが『ルルレモン』。長距離ジョグをもっと軽快に楽しむためのアップデートを計画中なので、ランニングパックがほしいなとチェックしています」(エディターAKI)

気分が上がるランニングコース

走り始める前のICHIEさん。ウェアは全て「ナイキ」。 Hearst Owned

走る場所を選ぶ基準は、“いかに気分が上がるか”。ICHIEさんは代々木公園を拠点にしつつ、一番のお気に入りは皇居。「東京のレガシーを感じる景色の中、走っている自分に酔いしれる瞬間がたまらなく好きです」と、都市のエネルギーを走るモチベーションに変えている。

海辺を走っているAYAさん。 Hearst Owned

エディターのAKIは、横浜の港沿いが定番。「開放感があって、長距離ランも苦にならないです」と、景色の変化を味方に。一方、湘南を拠点にするAYAさんは、近場の海や低山へ。ハイキングの延長でそのまま軽やかにトレランを楽しむなど、自然とシームレスに繋がるスタイルを実践中。

走りたい人へのアドバイス

イベントでランニングマシンを走るSAKURAKOさん。 Hearst Owned

「走り出す腰が重いのは、自分への期待が大きすぎるせいかもしれません。『10km走らなきゃ、速くなきゃ……』そう思うと動けなくなりますが、ランニングはもっと自由で爽快なもの。1kmでもいい、歩いてもいい。自分が心地いいペースで好きなだけ走れば、筋トレでは得られない高揚感が待っています。まずは『これくらいでいいや』と自分を許すことから始めてみて。一歩ずつ楽しめば、必ず新しい自分に出会えます!」と、陸上選手としての経歴も持つSAKURAKOさんはアドバイス。

エディターAKIが参加したランニングイベント。 Hearst Owned

エディターAKIは、お気に入りのギアを見つけることが走る出すきっかけになると語る。「まず履くことが楽しみになるかわいくて軽い1足を。機能性も大事だけど、玄関にあるだけでワクワクするランニングシューズが、外の世界へ連れ出してくれます。また、“坂道の少ないコース”など指示をだしてChatGPTにコースを組んでもらうのもおすすめです。テクノロジーと遊び心を掛け合わせて、自分だけのルートを開拓してみてください」

ランニング中のICHIEさん。帽子は「オークリー」、Tシャツはコミュニティのもの。 Hearst Owned

4人のリアルな声に共通するのは、走る時間を「心身のチューニング」として楽しむスタンス。ランニングはストイックな人のためのものではなく、不眠やメンタルの揺らぎをケアするサプリメントのような存在として身近になっている。また、スマホの通知に追いかけられず、「自分だけの時間」を楽しめるため、デジタルデトックスの効果があるという声も。

自分のペースで好きな距離だけ。シューズとウェアさえあればすぐに始められるランニングは、現代の多用なライフスタイルにフィットする手軽なアクティビティだ。

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