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「この悪寒は…」出産目前、陣痛が激しくなる最中に発熱…産院に急ぐも感染症が行く手を阻み!?<不妊治療で妊娠>

  • 2026.4.3

約2年半の妊活・不妊治療を経て、待望の第1子を妊娠したkikiさん。しかし、待ち受けていたのは壮絶なつわり。さらにkikiさんが妊娠していた当時はコロナ禍とあり、マタニティライフは順風満帆とはいきません。一度はつわりが落ち着くも、妊娠26週を控えたあたりから気持ち悪さを感じるようになり、産休に入ってからも体調は二転三転……。
臨月を迎えると、おなかの苦しさや手のむくみ、胎動の痛みといった症状に悩まされます。それでも近づく出産予定日に胸を高鳴らせますが、予定日を過ぎても陣痛は起こらず、妊娠40週5日の妊婦健診で内診グリグリ(卵膜剥離)を受けた翌日、ついに陣痛が始まったのです。

あまりの痛さに産院に電話するも、「5分間隔になったら、また連絡もらえますか?」——。kikiさんはいきみ逃しをしながら朝を迎えますが、我慢ならずと明け方に産院へ。

それでも即入院とはならず、医師の「動いたほうがいい」という指導に従って、夫のてんさんと共に外出しますが……?

トイレに行こうと廊下に出た瞬間、イヤ〜な感覚に見舞われ…!?

kikiさんが妊娠していた当時はコロナ禍……。

感染症対策のために夫の立ち会いは許されず、助産師さんは発熱したkikiさんに触れられず、不安を抱えながら出産のときを迎えたのでした。

コロナ禍の当時に、出産間近のタイミングに発熱したkikiさん……。助産師さんに支えてもらうこともできなかったなんて、どれだけ不安だったことでしょうか。

流行が猛威を振るった時期を経て、2023年5月8日、新型コロナウイルスは感染症法上の「5類感染症」に位置づけられました。それ以前は重症化リスクや感染力が高い結核、SARS(重症急性呼吸器症侯群)と同等の「2類相当」に分類され、しかし、ウイルスの特性が解明されていないことから本来の2類よりも厳しい措置がとられた結果、緊急事態宣言のような強い行動制限が伴いました。

新型コロナウイルスが5類に位置づけられて以降は、行政がさまざまな要請・関与をする仕組みから、個人の選択を尊重した対応へと変化。社会も次第に落ち着きを取り戻していきました。

とはいえ、厚生労働省は「妊娠中に新型コロナウイルスに感染しても、基礎疾患を持たない場合、その経過は同年代の妊娠していない女性と変わらないとされています」とする一方、「しかし、妊娠後期に感染すると、早産率が高まり、患者本人も一部は重症化することが報告されております」と伝えています。

そうである以上、kikiさんのような出産間近のタイミングはもちろん、妊娠中の発熱は軽視せずに自己判断は避け、かかりつけ医をはじめとする医療機関に相談することが大切。そのことが母子の健康を守ることにつながります。

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

監修:関根直子(助産師)


監修者:助産師 関根直子

筑波大学卒業後、助産師・看護師・保健師免許取得。総合病院、不妊専門病院にて妊娠〜分娩、産後、新生児看護まで産婦人科領域に広く携わる。チャイルドボディセラピスト(ベビーマッサージ)資格あり。現在は産科医院、母子専門訪問看護ステーションにて、入院中だけでなく産後ケアや育児支援に従事。ベビーカレンダーでは、妊娠中や子育て期に寄り添い、分かりやすくためになる記事作りを心がけている。自身も姉妹の母として子育てに奮闘中。


著者:マンガ家・イラストレーター kiki

ベビーカレンダー編集部

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