1. トップ
  2. Newデザイナー、Newファッション! Vol.6 デムナ/グッチ

Newデザイナー、Newファッション! Vol.6 デムナ/グッチ

  • 2026.3.31
Getty Images

バレンシアガで時代を定義したデムナは、グッチのアーティスティック・ディレクター就任後のコレクション「La Famiglia(ラ ファミリア)」で多様な個性を提示しました。2026年秋冬の初ランウェイではロゴをほぼ排除し、所有の誇示ではなく、着る人の生き様を浮き彫りにするラグジュアリーを追求しています。

Getty Images

プロフィール

1981年生まれ、ジョージア出身。アントワープ王立芸術アカデミー卒業。
2014年:パリの複数のメゾンで経験を積んだ後、自身のブランド、ヴェトモンを設立。
2015年:バレンシアガのアーティスティック・ディレクターに就任。
2025年:グッチのアーティスティック・ディレクターに就任。

グッチ「La Famiglia」コレクション © Courtesy of Gucci
グッチ「La Famiglia」コレクション © Courtesy of Gucci


デザインの特徴

“ラグジュアリー・ストリート”の新分野を開拓
フーディー、デニム、スニーカーといったストリートスタイルをラグジュアリーの文脈に置き換える手法。

誇張されたプロポーション
極端なオーバーサイズや歪んだシルエットによって、違和感を美学へと転換する力が特徴です。

アイロニーと社会性
ロゴ、消費、階級意識といったテーマを、アイロニカルにファッションへ反映。服を通じて現代社会を映し出します。

グッチ2026年秋冬 Getty Images
グッチ2026年秋冬 Getty Images

成功のきっかけ

バレンシアガのオートクチュールを復活
創業者の引退以降、休止されていたオートクチュールを2021年に53年ぶりに復活させました。

ヒットアイテムによる商業的成功
“ダッドスニーカー”を象徴とするフットウェアのヒットに加え、“ロデオ”バッグなど話題性と売上を両立するアイテムを創出。

業界での高い評価
2016年、英国ファッション・アワードにおいて2部門を同時受賞。さらに2025年には、フランス政府より芸術文化勲章シュヴァリエを授与されました。

グッチ2026年秋冬 Getty Images
グッチ2026年秋冬 Getty Images

グッチでの最新動向(2026年時点)

グッチでのデムナの第一声は、「La Famiglia(ラ ファミリア)」”と題した37のキャラクターを通してグッチ像を再編集。そのコレクションは世界10店舗で即座に発売され、“ホースビット”付きデニムを筆頭に完売が相次ぎ早くも話題に。初のランウェイを終え、新章が動き出しています。

グッチ「La Famiglia」コレクションより“ホースビット” © Courtesy of Gucci

※この記事は、2026年3月31日時点のものです。

元記事で読む
の記事をもっとみる