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結局のところ、自転車は絶対に歩道NG?富山県警が“例外ルール”を回答「知らない方が多いのでは」「判断が難しい」

  • 2026.4.9
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出典元;photoAC(画像はイメージです)

2026年4月1日から自転車にも青切符制度が導入され、通行ルールに対する関心が高まっています。特に「自転車は絶対に歩道を走ってはいけないの?」という疑問を、多くの方が抱えているのではないでしょうか。

こうした中、富山県警察が公式X(旧Twitter)で自転車が歩道を通行できる条件について動画を投稿し、大きな反響を呼んでいます。あらためて押さえておきたいポイントとSNSの声を紹介します。

富山県警察が動画で示した、例外的に「歩道を通行できる」3つの条件

富山県警察は公式Xに「自転車は車道が原則。例外的に歩道を通行することができます」と説明する動画を投稿しました。投稿では、例外的に歩道を通行できるケースとして3つの条件が紹介されています。

1つめは、道路上に「普通自転車歩道通行可」の標識がある場合です。この標識があれば、年齢に関係なく歩道を通行できます。

2つめは、運転者が13歳未満の子どもや70歳以上の高齢者、身体に障がいのある方である場合です。車道の通行に不安を感じやすい方への配慮として、歩道通行が認められています。

3つめは、車道の通行が危険だと判断される場合です。道路工事や連続した駐車車両によって車道左側の通行が困難なときや、交通量が多く追い越し車両との接触の恐れがあるときなどが対象となります。

なお、いずれの場合も歩道では車道寄りを徐行し、歩行者の通行を妨げるときは一時停止しなければなりません。歩道はあくまで歩行者優先の空間であることを忘れないようにしたいところです。

「判断が難しい」戸惑いと気づきの声

この投稿に対し、Xではさまざまな反応が見られました。

特に目立ったのは、3つめの「車道が危険な場合」についての声です。「どこまでが危険にあたるのか判断しづらい」という戸惑いが広がっていたようです。日常的に車道を走る中で不安を感じる場面は少なくないだけに、その線引きに迷う方は多いのかもしれません。

一方で、ルールの認知不足を指摘する声も上がっています。歩道に「普通自転車歩道通行可」の標識があるにもかかわらず車道を走る自転車が多いことや、「標識がなくても年齢によっては歩道を走れることを知らない方が多いのでは」といった指摘も見られました。

また、「安全な車道がほとんどない以上、原則歩道を認めてもよいのでは」という声もあり、現行ルールそのものへの疑問も一定数あったようです。しかし「わかりやすく発信してくれるのはありがたい」と富山県警察の取り組みを好意的に受け止める声も多く寄せられていました。

自転車での通行を見直すきっかけに

青切符制度の導入を機に、自転車の通行ルールに対する意識は確実に変わりつつあります。歩道を走ってよい条件をあらかじめ知っておくことで、過度に不安を感じることなく安全な判断ができるのではないでしょうか。

大切なのは、「原則は車道、例外として歩道」という基本を押さえたうえで、状況に応じた選択をすることです。新年度を迎え、通勤や通学で自転車に乗る機会が増える時期でもあります。まずは身近な道路に「自転車通行可」の標識があるかどうか、確認してみるところから始めてみてもよいかもしれません。


参考:
富山県警察(@toyama_police)公式Xアカウント 2026年4月6日投稿
自転車の交通ルール(警視庁)


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