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「破水じゃないよね?」陣痛を待っていた最中に下着に違和感…不安に襲われ向かった先は病院ではなく!?<不妊治療で妊娠>

  • 2026.4.1

約2年半の妊活・不妊治療を経て、待望の第1子を妊娠したkikiさん。しかし、待ち受けていたのは壮絶なつわりだったのです。妊娠16週を迎えた数日後、苦行のようだった食事をおいしく感じ、ついにつわりが落ち着きますが、妊娠26週を控えたあたりから、またも気持ち悪さを感じるように。
そして、妊娠31週を迎えたkikiさんは少し早めの産休を取得。自身の体調と相談しながら出産前の日々を満喫するも、またもつわりのような症状が始まり、さらには夫が風邪でダウン。kikiさんにも風邪の症状が表れ、約2週間の療養の末に復調しますが……?

ついに臨月を迎えたkikiさんはおなかの苦しさや手のむくみ、胎動の痛みといった症状に悩まされますが、それでも近づく出産予定日にドキドキ、ソワソワ……。

予定日を10日後に控えた妊婦健診では「子宮口が少しは開いてたりしないかな〜」と期待しますが、医師の「まだ1mmも開いてないね」の言葉に肩透かしを食らってしまいます。

出産予定日まで1週間、入院準備は万端に整えたのに…!?

※訂正:(誤)巻き添い→(正)巻き添え

破水の恐れを感じたkikiさんは、リトマス試験紙を買いにドラッグストアへ……!

その結果に、ホッと胸をなで下ろしたのでした。

「破水」とは、胎児を包む卵膜が破れ、羊水が漏れ出てくること。kikiさんが不安視した「高位破水」は、子宮口から離れた高い位置で卵膜が破れ、羊水が流れ出ることをいいます。流れ出る羊水の量が少ないことから尿漏れやおりものと区別がつきづらく、そのまま放置していると胎児機能不全や感染症のリスクが高まるため、注意が必要です。

また、破水は分娩が進み、子宮口が全開大に開いてから起こるものですが、分娩開始前に羊水が漏れ出てくることを「前期破水」といいます。子宮内感染の危険が伴うほか、特に妊娠37週未満で起こった場合は「早期前期破水」と呼ばれ、低出生体重児となりやすく、帝王切開が必要になることもあります。

kikiさんが「もしや……?」となったのは、予定日を過ぎた妊娠40週4日のこと。早期前期破水には当たりませんが、それでも不安な気持ちに変わりありませんよね。

妊娠中の尿漏れは珍しくなく、さらに陣痛が始まる前には「おしるし」と呼ばれる出血もあり、下着が湿った原因が尿漏れなのか、おしるしなのか、前期破水なのか、釈然としないのも仕方のないこと。破水と尿漏れではにおいが違ったり、破水はサラサラと水状な一方、おしるしは粘り気を帯びていることが多かったり、それぞれの特徴が異なるものの、個人差があることから一概には言えません。

正常な尿は弱酸性、破水によって漏れ出てくる羊水は弱アルカリ性のため、kikiさんのようにリトマス試験紙を用いるのもセルフチェック方法のひとつ。ただし、セルフチェックには限界があり、結果が必ずしも正しいとは限りません。

また、もし破水だった場合、動き回ることで羊水がさらに流れ出たり、感染のリスクを伴ったりすることもあります。「破水かも?」と思ったら、まずは産院へ連絡して指示を仰ぐのが、一番の安心への近道です。kikiさんを診てくれた先生の「何か不安なことがあれば、何でも電話で聞いてね」という言葉を心に留め、まずは専門家の指示を仰ぐようにしましょう。

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

監修:関根直子(助産師)


監修者:助産師 関根直子

筑波大学卒業後、助産師・看護師・保健師免許取得。総合病院、不妊専門病院にて妊娠〜分娩、産後、新生児看護まで産婦人科領域に広く携わる。チャイルドボディセラピスト(ベビーマッサージ)資格あり。現在は産科医院、母子専門訪問看護ステーションにて、入院中だけでなく産後ケアや育児支援に従事。ベビーカレンダーでは、妊娠中や子育て期に寄り添い、分かりやすくためになる記事作りを心がけている。自身も姉妹の母として子育てに奮闘中。


著者:マンガ家・イラストレーター kiki

ベビーカレンダー編集部

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