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「あれ?こんなはずじゃ…」を防ぐ!スマホで桜をきれいに撮る8つのコツ【プロ直伝】

  • 2026.3.27

「あれ?こんなはずじゃ…」を防ぐ!スマホで桜をきれいに撮る8つのコツ【プロ直伝】

「わあ、きれい!」と思わずスマホを向けた桜。なのに、あとで見返すと「こんなはずじゃなかった…」と感じたことはありませんか?実は、桜は“見たままに撮る”のが意外と難しい被写体。だからこそ、ちょっとしたコツで写真は見違えます。今回は、どんなスマホでもすぐ実践できる、プロ直伝の“桜をきれいに撮る技”をわかりやすく紹介します。

桜を撮る。これ、意外と難しいんです。
なぜなら、私たちの心の中の桜はとても美しいからです。桜はいろいろな思い出と重なって、そのはかなさゆえに実際より美しく印象に残っている。

一方、カメラはひたすら現実を写すのです。美しい印象と現実とのギャップ……、だから桜を撮るのは難しい。

とはいえ、あきらめることはありません。いつでもさっと取り出せて、気軽にどんどん写真を撮ることができるスマホの特性をいかしましょう。たくさん桜の写真を撮ってレベルアップしていきましょう。ここでは基本的にどのスマホでも撮れるわかりやすいコツをご紹介していきます。

桜を撮るにあたっては、大きく2つに分けて考える必要があります。
1つは、桜の花自体のアップを撮る。もう1つは、桜の咲いた風景を撮る。

まずは、近所の公園や道沿いの桜を、きれいにアップで撮る方法を紹介しましょう。

①なんとなくスマホを向けるのではなく、きれいな花を選ぶ

1本の桜の木の中にも、きれいな花と、そうでないところがあります。漠然とスマホを向けて撮っても、きれいな写真が撮れるとはかぎりません。「この花を撮りたい」という、きれいな花を見つけましょう。

【ありがちな例】

【きれいな花を選ぶ】

桜の花は基本的に上のほうで咲いています。上のほうにほわっとしたきれいな花を見つけたとしても、「距離が遠くてアップにできないよ」というケースも多いものです。

だから、枝が下のほうに出ている桜を見つけたら、「ラッキー!」と思ってください。桜の枝や花に近づけるチャンスです。きれいな花を見つけてアップで撮りましょう。

【枝が下の方に出ている桜】

また、斜面に咲く桜を上からねらうのもいいでしょう。
斜面にある桜はアップにしやすいからです。東京の千鳥ヶ淵は、斜面の桜を上から見ることができて、案外近寄って撮ることができるおすすめポイントです。

②メインの花を画面のどこに置く? 構図を考える

アップにできるきれいな花を見つけたら、さあ、次は構図を考えます。
同じ桜の花を、画面の上・中・下と3パターンに配置して撮ってみました。

【メインの花が上】

【メインの花が中央】

【メインの花が下】

どれが正解というのはありません。ただ、なんとなくスマホを向けるのではなく、メインの花を画面のどこに置こうか考えながら撮ってみると、撮りたい写真に近づきます。

③背景に余計なモノがないか、要チェック

写真を撮っていて案外気づかないのが、背景かもしれません。あとから写真を見たら余計なものが写っていてがっかり……というのもありがち。これでは加工もしにくいですね。電柱や電線、ゴミ箱は写らないようにチェックしましょう。

同じ桜の花を撮る場合でも、アングルを少し変えれば背景が変わります。

【ありがちな例】

【青空を背景に】

スマホで桜を撮る場合は、晴れた日がおすすめです。桜の色がちゃんと出るからです。

④暗い背景を選ぶと、桜の花が浮き立つ

桜の花はうすい色なので、背景が暗いと浮き立って見えます。たとえば建物の暗い部分を背景にうまくもってくると、花が引き立っていきいきとした写真になります。

【背景が暗め】

逆に明るい背景や白い背景だと、ぼけてよくわからなくなる場合があります。露出自体が暗くなるし、たとえ明るく補正してもぼんやりしてしまいます。

【背景が白い】

この2枚の作例は桜ではなく、梅で撮影しています。

⑤スマホの望遠機能を積極的に使う

スマホに望遠レンズが搭載されている人はぜひ活用してください。

望遠機能を使うといいのは、背景を整理しやすいからです。
同じ桜の花を撮る場合、望遠で撮ると、背景にたとえば遠くにあるグリーンをもってきてすてきな写真になります。桜の花の後ろにごちゃごちゃ建物があったとしても、ほんのちょっとアングルを変えるだけで、落ち着いた背景を選ぶことができるのです。

たとえば自分のスマホに、「×2.5(望遠)」、「×1.0(標準)」、「×0.5(ワイド)」の3種類がある場合は、「×2.5」を使いましょう。桜の花のアップを撮るときは、間違っても「×0.5」は使わないように!

自分のスマホに搭載されているレンズを確認しておきましょう。

【ありがちな例】

【×2.5(望遠)で撮った】

⑥露出補正をして、彩度も調整する

基本的に、桜は淡く撮れます。これはスマホだからというのではなく、一眼レフでも同じです。花びらの濃い部分から淡い部分まで、微妙な色をカメラで上手に撮るのは簡単じゃないのです。
だからこそ、補正を行います。

iPhoneの場合の「露出補正」と「彩度調整」のやり方を簡単に説明しましょう。
(筆者の手持ちのiPhone12 Pro Maxの場合)

【露出を補正する】
補正したい写真を画面に表示させ、「編集」をタップします。
次に「露出」をタップして、スライダーを左右に動かして露出を調整します。
調整が終わったら、チェックマークをタップします。

【彩度を調整する】
補正したい写真を画面に表示させ、「編集」をタップします。
次に「彩度」をタップして、スライダーを左右に動かして彩度を調整します。
調整がが終わったら、チェックマークをタップします。

さて、せっかく撮った桜の写真が次のように暗かった場合。露出補正と彩度補正を行なってみました。

【ありがちな例】

背景を空に抜くと、露出が暗くなってしまうことがあります。
撮ったあとに、「編集」で、「露出」の数値をめいっぱいプラスにもっていきましょう。
こうして画像を明るくするのと同時に、「彩度」の数値も上げます。彩度を上げるとは、色を濃くすることです。
そうすると、次の写真のように鮮やかなピンク色があらわれます。

【露出と彩度を補正後】

さて、次は、桜並木など桜のある風景を撮る際のテクニックを紹介しましょう。

⑦桜のある風景を撮るなら、場所・時間をチェック

桜のある風景を撮るなら、言うまでもありませんが、桜の名所を探し当てることです。インスタをチェックすると、お目当ての名所の桜はいま何分咲きなどがわかって便利です。

写真を撮る時間帯をチェックすることも大事です。
人がいない時間帯をねらうなら朝。午前中は空気が澄んでいます。
桜の季節なら、朝10時や午後3時くらいも、斜めの光が差して美しい写真が撮れます。

⑧桜並木を撮るなら、望遠で離れて撮る

同じ桜並木でも、望遠で撮るのと、標準、ワイドで撮るのとでは、見え方が違います。

【ありがちな例】

【望遠で離れて撮る】

おまけ

散った桜の花びらが水面に集まる「花筏(はないかだ)」。幻想的ですね。
花筏は、場所さえ見つければ、誰でもすてきな写真が撮れますよ。

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