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シャルレーヌ公妃&三笠宮彬子さまが同席!モナコ公室「薔薇の舞踏会2026」ベストショット集

  • 2026.3.26
SC Pool - Corbis / Getty Images

2026年3月21日(現地時間)、モンテカルロのサール・デ・ゼトワールにて、第70回「薔薇の舞踏会(ローズ・ボール)」が開催された。アーティスティック・ディレクターのクリスチャン・ルブタンが手掛けた今年のテーマは「ディープ・スペース(宇宙)」。ホストであるアルベール大公やカロリーヌ公女をはじめとするモナコ公室の面々に加え、日本からは三笠宮彬子さまがご出席され、国境を越えたロイヤルの競演が実現した。伝統あるチャリティ・ガラの全貌を、登場エピソードと共にレポートする。

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モナコ公室が主催の薔薇の舞踏会(ローズボール)とは?

モナコ公国の春を象徴する「薔薇の舞踏会(ローズボール)」は、2026年、記念すべき70周年の節目を迎えた。1954年に伝説のファッションアイコン、グレース・ケリー公妃によって創設されたこの舞踏会は、単なる華やかなパーティの枠を超え、「グレース公妃財団」への支援を目的とした世界最高峰のチャリティイベントである。

1983年から同財団の会長を務めるカロリーヌ公女は、弟のアルベール2世公とともにホストとしてゲストを迎え入れた。会場となったスポルティング・モンテカルロの「サール・デ・ゼトワール(星の間)」は、数万本の薔薇が咲き誇る、圧巻の空間へと姿を変えていた。

PLS Monaco Pool / Getty Images

今年は、世界中から約800名にのぼる選ばれしゲストが集結した。招待人数が公式に明かされることはほとんどないものの、この一夜を通じて財団には例年、数十万ドルもの多額の寄付金が寄せられ、若き芸術家への支援や人道的な活動へと役立てられているという。

会場にはシャルレーヌ公妃をはじめ、次世代を担うピエール・カシラギ&ベアトリーチェ・ボロメオ夫妻、アレクサンドラ・フォン・ハノーファー公女らグリマルディ家の一族が勢揃いした。さらに、世界中からセレブリティやロイヤルが集結する中、特筆すべきは日本の皇室から三笠宮彬子さまが御成席されたことである。

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2026年のテーマは「宇宙(ディープ・スペース)」

70回目というアニバーサリーイヤーを飾るアーティスティック・ディレクターには、昨年に続きクリスチャン・ルブタンが指名された。彼が今シーズンのテーマとして掲げたのは「宇宙(Deep Space)」。

ルブタンはデザイナーのブノワ・ミニウと協力し、数週間におよぶ準備を経て、会場である「サール・デ・ゼトワール」をモノクロームの宇宙船を彷彿とさせる空間へと作り上げた。会場内には、移動する惑星に合わせて色彩を変える宇宙船の窓を模した装飾やレーザーショー、キネティック照明などが導入され、最新の音響と共に没入感のある演出が施された。

また、会場内を埋め尽くす5万9000本の薔薇は、こうしたライティングやデジタル技術と融合。クラシックなエレガンスに、無限の広がりを持つモダンな解釈を加え、舞踏会の歴史に新たな1ページを刻んだと言えそうだ。

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伝統的なレッドカーペットの代わりに、ゲストたちは宇宙船を模した通路を歩いて会場へ足を踏み入れた。まず手渡されたのは今宵のプログラムとギフトバッグ。バッグの中には、クリスチャン・ルブタンの香水「ラ・ローズ」が収められ、プログラムにはこの夜のハイライトの1つである抽選会の番号が記されていた。チャリティを目的とした抽選会の賞品は、クリスチャン・ディオールの「ブックトート」から、モナコの高級ホテル「オテル・ド・パリ・モンテカルロ」の宿泊券まで多岐にわたり、特賞にはシャネルのダイヤモンドネックレスが用意されたという。

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ステージを彩るプログラムも、クラシックからモダンまで幅広いジャンルを網羅した、見応えのある内容であった。ロンド・ヴェネツィアーノ管弦楽団による優雅なオープニングに続き、パリの「クレイジー・ホース」や「バレエ・カリンカ」がパフォーマンスを披露。ベルリンを拠点とする足長パフォーマー集団「ドゥルセ・コンパニア」が幻想的な背景として佇む中、フランスの人気テレビ司会者ステファン・ベルンが抽選の当選者を発表した。

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ゲストには、ペリエ・ジュエのシャンパーニュとともに洗練されたコースディナーが供された。ステージ上で続く多彩なパフォーマンスが食事のひとときを彩り、五感のすべてで「宇宙」というテーマを享受する、この夜ならではの没入感溢れる趣向が凝らされていた。

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アルベール大公&シャルレーヌ公妃

ホストを務めるアルベール大公は、黒のタキシードに同色のボウタイを合わせた、タイムレスな正装でゲストを迎え入れた。

その傍らで圧倒的な存在感を放っていたのが、テーマである「宇宙」を独自の解釈まとったシャルレーヌ公妃である。公妃が選んだのは、シルバーのスパンコールが全面にあしらわれた、エリー・サーブのアシンメトリーなオフショルダードレス。近年の彼女が好む、シャープで自立した女性像を反映したかのようなモダンな一着は、歩くたびにケープが優雅に舞い、まるで銀河を漂う天女のような輝きを放っていた。

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アルベール大公とシャルレーヌ公妃を会場で出迎えたのは、2022年より本イベントのクリエイティブ・ディレクターを務めるクリスチャン・ルブタン。故カール・ラガーフェルドの遺志を継ぎ、この伝統あるガラの全体演出を担う彼は、数週間におよぶ入念な準備を経て、一夜限りの「宇宙船」を完成させた。

自身のシグネチャーであるレッドソールが鮮やかに輝く、煌びやかなローファーを履きこなしたルブタンはTown & Country誌に対し、「ゲストには、まるでタイムカプセルの中にいるような別世界にいる感覚を味わっていただきたい」と、最高の一夜をプロデュースすることへの、揺るぎないこだわりを語っている。

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シャルレーヌ公妃のプラチナブロンドのショートヘアは、作り込みすぎないミニマルなサイドパートに整えられ、彼女の知的な横顔を際立たせていた。

耳元を飾ったのは、ドレスのメタリックな質感とリンクさせたダイヤモンドのイヤリング。あえて引き算し装飾を最小限に抑えたこのスタイルこそ、広大な宇宙というテーマの中で、公妃の凛とした美しさをより一層引き立てていた。

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三笠宮彬子さま

今年の薔薇の舞踏会には、日本から三笠宮彬子さまが姿を見せられた。ルクセンブルクおよびモナコを非公式に訪問されている彬子さま。その旅程の一環として、この歴史ある祝宴への出席が実現したという。

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彬子さまが選ばれたのは、春の訪れを感じさせる柔らかなパステルカラーのロングドレス。スリーブレスのすっきりとしたトップに対し、広がるスカート部分には可憐な小花の刺繍が繊細に施され、奥ゆかしくも確かな存在感を放っていた。首元にはパールネックレスとイヤリングを合わせ、端正な気品を演出。

アルベール大公やカロリーヌ公女らと親密に言葉を交わすその佇まいは、HOLA!誌をはじめとする欧州メディアからも、東洋の気品を体現する存在として高い関心を集めた。

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シャルル・ルクレール&アレクサンドラ夫妻

モナコ出身でスクーデリア・フェラーリに所属するF1ドライバー、シャルル・ルクレールの姿もあった。2026年2月28日に挙式したばかりの彼は、妻アレクサンドラ・サン・ムルーを伴い、結婚後初となる地元での大きな社交イベントに臨んだ。

妻アレクサンドラが選んだのは、繊細な花柄のアップリケが全面にあしらわれた、バラ色のシルクドレス。クラシックなタキシードを纏ったルクレールと共に、新婚らしい瑞々しい存在感でゲストたちの目を引いていた。

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クリスチャン・ルブタン&カロリーヌ公女

アルベール大公の妹であり、1982年より母グレース公妃の遺志を継ぐ「グレース公妃財団」の会長として、この祝宴を牽引し続けてきたカロリーヌ公女。ルブタン(写真左)による演出も、長年の友情に基づき、数年前に公女自らが彼にクリエイティブ・ディレクター就任を打診したことで実現したものだという。

主宰者としてゲストを迎えた公女が選んだのは、シャネルのオートクチュールドレス。シルバーのディティールが施されたドレスに、スパンコールを敷き詰めた同色のブレザーを羽織り、足元にはサンダルを合わせて。このシルバーの装いは、今季のテーマ「宇宙」をイメージしたと思われる。

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アレクサンドラ・フォン・ハノーファー&ベン=シルベスター・ストラウトマン、ドロテ王女

カロリーヌ公女の末娘、アレクサンドラ・フォン・ハノーファー公女は、パートナーのベン=シルベスター・ストラウトマンと共に出席。写真には、フランスの名門貴族アレンベルグ家のドロテ・ダレンベルク王女の姿も。

次世代のスタイルアイコンとして注目されるアレクサンドラは、プラダのオパールブルーのドレスをチョイス。手元には同じくプラダのシルバーのハンドバッグを携え、洗練された着こなしを披露した。まるで示し合わせたかのように同色のドレスを纏ったドロテ王女と、正統派のタキシードを纏ったベンという気心の知れた仲間たちに囲まれ、アレクサンドラ公女は終始リラックスした表情を見せていたようだ。

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レディ・キティ・スペンサー

英国からは、故ダイアナ元妃の姪であり、世界的なスタイルアイコンとして知られるレディ・キティ・スペンサーが駆けつけた。この日彼女が選んだのは、全身ドルチェ&ガッバーナ(Dolce & Gabbana)による圧巻のトータルルックだ。

ドレスは、2019年の「アルタ・モーダ」コレクションで発表された、彫刻のような端正な美しさを際立たせるドラマティックな一着。袖部分にあしらわれた深紅のフェザーが、歩くたびに優雅に揺れ、静謐なデザインに比類なき存在感を与えていた。さらに、首元と耳元を飾る重厚なジュエリーも、同じく「アルタ・モーダ」ラインで統一。洗練を極めたその佇まいは、会場でも格別のオーラを放っていた。

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カルロ公殿下&カミラ妃殿下

グリマルディ家と親交の深い、旧両シチリア王国の王位請求者であるカルロ公殿下とカミラ妃殿下も出席。欧州のロイヤルイベントに頻繁に姿を見せる両殿下は、SNSなどで「イット・ガール」として注目を集めるマリア・カロリーナ王女とマリア・キアラ王女の両親としても知られている。

カミラ妃殿下がこの日選んだのは、今年のテーマである宇宙を彷彿とさせる、モノクロのコントラストが美しいドレス。バイカラーの配色に繊細なディテールを凝縮させた一着をさらりと着こなしていた。

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