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読めたらスゴいです…。「花筏」はなんと読む?→気になる正解は?【難読漢字】

  • 2026.4.7

春になると様々な花が色鮮やかに咲き、私たちの目を楽しませてくれます。中でも「桜」は、日本人にとって特別な存在ではないでしょうか。

開花予想に心を躍らせ、満開の桜の下でお花見を楽しみ、散りゆく姿に儚い美しさを感じる。咲く前から散った後まで、これほど私たちを魅了する花は珍しいですよね。

今回ご紹介する「花筏」は、そんな桜に関わる言葉です。
みなさんは正しく読むことができますか?

問題

「花筏」はなんと読む?
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ふたつの意味を持つ「花筏」

「花筏」の正しい読み方は「はないかだ」で、ふたつの意味を持つ言葉です。

まず一つ目は、「川に散った桜の花びらが、帯のように水面を流れ下る様子を筏に見立てたもの」を意味します。まるで川が桃色に染まったように見えるこの風景は、春ならではですよね。

春の季語としても親しまれており、青森県の弘前公園のお濠や、東京の目黒川など、全国各地の水辺でその美しい絶景を見ることができます。川が薄桃色に染まる風景は、まさに春ならではの風物詩ですね。

そして二つ目に、植物の名前としても用いられます。
山中に自生するハナイカダ科(またはミズキ科)の落葉低木のことを指し、初夏になると葉の真ん中にぽつんと淡緑色の小さな花を咲かせます。
このユニークな生態から、葉を「筏」に、花を「筏に乗る人」に見立てたのが名前の由来です。花言葉には「嫁の涙」などがあり、森の奥でひっそりと咲く可憐な姿にぴったりです。

桜の品種

現在、日本で見られる桜は500種類以上あるとも言われています。その中に「枝垂桜」という品種があるのですが、みなさんは正しく読むことができますか?

これは「しだれざくら」と読みます。「江戸彼岸(えどひがん)」という品種が変異したもので、枝が垂れ下がったものを指します。

私たち日本人にとって身近な桜ですが、その品種に注目する機会は意外と少ないですよね。花の色や形に違いがあるようなので、そういったところにも目を向けながらお花見を楽しんでみるのはいかがでしょうか。


参考文献:新明解国語辞典

 

 

 

文(編集):そこさん

元国語科教員。一文字でたくさんの意味を持つ漢字に魅了され、大学では中国文学を専攻し、漢詩について研究。とても身近なのに、意外と深くは知らない漢字。読むだけでちょっと賢くなれる、そんな豆知識をお届けします!