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家主が残したものは次に住む人が片付ける…!? 知らなかった古民家移住のルール【著者インタビュー】

  • 2026.3.23

【漫画】本編を読む

埼玉から京都の海沿いの村にUターン!

9年前、未就学児2人を連れて夫・タクちゃんの故郷である京都府北部、日本海に面した舞鶴市の村に移住したまりげさん。最初に住もうとしていた古民家は状態が悪く断念。新しい家を見つけたものの、住むには村の許可が必要で……。そんな移住時のエピソードから都会では経験したことのない台風被害、選挙活動や海岸の清掃も自分たちで行う村の生活まで。移住から8年間のドタバタな日々を一冊にまとめたのが『まりげ母ちゃんの全力日本海ライフ』(オーバーラップ)だ。

移住当時のことや多くの人が憧れる“田舎で子育て”のリアル、夫婦のすれ違いをどう乗り越えたか。現在お子さんは4人に増え、移住生活10年目に突入中の作者・まりげさんにさまざまなお話を伺った。

――家を決めてからも、その家に住んでいいかどうか村の承認が必要だったそうですね。まりげさんご一家は承認が下り、無事その家に住むことになりましたが、実際下りないパターンもあるのでしょうか?

まりげさん(以下、まりげ):あります。面談があって、そこで「ここで暮らしていくのは難しそう」と判断されれば下りません。私たちの場合は親族が近くに住んでいたことが大きな信頼材料となり、受け入れていただくことができました。

――承認が下りてからも不用品の片付け、リノベーション……と実際に住むまでにかなりの工程が必要なことに驚きました。この期間の中で一番記憶に残っているのはどんなことですか?

まりげ:前の家主さんの残置物を軽トラ10台分処分したことですね。その方の生前の生活や思い出に触れるような時間だったので、処分していくことに申し訳なさも感じました。心の中で『この家を大切にしながら暮らしていきます!』と宣言しながら作業していました。

――まりげさんが移住したのが約9年前、それから現在までの間に新型コロナウイルスの流行やそれに付随して在宅勤務が増えるなど多くの変化がありました。地方移住してくる方は増えている印象ですか?

まりげ:コロナ禍をきっかけに地方移住への関心が高まった時期はありましたが、現在は落ち着きましたね。全体としては大きく増えた・減ったという印象はありません。今は移住者の受け入れに力を入れている自治体も増えているので、移住を考える方にとっては選択肢が広がっていると思います。その分じっくり慎重に検討される方が多いようにも感じています。

取材・文=原智香

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