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夫の借金は私を陥れるための罠? 家族の借金を肩代わりしない方がいい理由【離婚カウンセラーインタビュー】

  • 2026.3.22

【漫画】本編を読む

夫の策略に嵌められ、借金を背負わされた妻の復讐を描く『夫がゴミだと気づいたので捨てさせていただきます』(ゴルゴンゾーラ:原作、とあじゃぱ:漫画/KADOKAWA)。はたして妻に逆転できる未来はあるのか。

元No.1キャバ嬢の菜々は、「会社のお金を使い込んだ」という夫・圭介のために、借金をしながらお金の工面をする。しかしそれは夫の仕掛けた罠だった。卑劣な印象操作で、逆転不可能な状況に追いやられた菜々…彼女はどう窮地を脱する? 本作の夫婦を例に、離婚カウンセラーでもある「家族のためのADRセンター」代表・小泉道子さんに、夫婦の在り方やお金についての話を伺った。

――本作の妻は、夫の策略によって借金を背負わされてしまいます。元をただせば夫のせいでも、借金の名義人は妻…本人が望まない形で借金を背負わされた人への救済措置はありますか?

小泉道子さん(以下、小泉):法律上の「詐欺」「脅迫」によって借金をさせられた場合、その借金をさせた相手に対してなんらかの法的措置を取ることはできるかもしれません。しかし妻が背負っている借金自体がなかったことにはなりません。

どんな理由があっても、他者の借金を肩代わりするような行為は避けてほしいと思います。

――妻はどれだけ罵られても歯向かうことなく夫との生活を続け、借金まで背負ってしまいます。このような様子は一種の洗脳状態にも感じました。専門家としてどうお感じになられましたか。

小泉:そもそも愛している相手ですから、「いろいろあるけど、彼もきっと変わってくれるはず」と信じたくなるのでしょう。

「夫が会社のお金を横領したらしい」「夫と男女の関係にありそうな女が家に乗り込んできた」本作のような状態は致命的破綻をきたしている状況です。しかし結婚してしまっていると、この混沌とした状況をリセットするために行動してしまうこともあるのかもしれません。

取材・文=あまみん

小泉道子(こいずみ みちこ)

「家族のためのADRセンター」代表。家庭裁判所調査官として、夫婦の離婚調停の仕事に15年間従事。その後、民間調停機関「家族のためのADRセンター」を立ち上げる。離婚カウンセラーとして、親の離婚に直面する子どもたちのケアにも力を入れている。

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