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夫「俺の転勤、付いてくるよな?」娘の友達、やっと築いた自分のキャリア。物分かりの良い妻、卒業します

  • 2026.4.13

突然の転勤話に戸惑いながらも、夫の考えに違和感を覚えた女性。
これまで夫になかなか言えなかった本音と向き合い、一歩踏み出した先で見えたものとは──。
今回は筆者の知人から聞いた、心が揺れるようなエピソードをご紹介します。

画像: 夫「俺の転勤、付いてくるよな?」娘の友達、やっと築いた自分のキャリア。物分かりの良い妻、卒業します

気持ちを伝えることが苦手

私はもともと、自分の気持ちを言葉にするのがあまり得意ではない性格。

結婚してからもその傾向は変わらず、夫の考えを尊重しながらできるだけ波風を立てないように過ごしてきました。

大きな衝突もなく穏やかな日々を送ることに重きを置いて、自分の気持ちは後回しにしていたのです。

転勤

そんなある日、夫から1か月後に迫った転勤の話を聞かされたのです。

「どのあたりに住む?」
「すぐ保育園に入れるといいよな」
と、新しい生活を前向きに考えてくれている夫。

思い立ったらすぐ行動に移してくれる夫の姿勢に感謝しつつも、話が自然と“夫に付いていく”前提で進んでいくことに、モヤモヤが募りました。

私の仕事はリモート可能とされているものの、実際には現場対応も多く、簡単に環境を変えられる状況ではありません。

さらに、4歳の娘もようやく保育園に慣れ、友達もできて毎日楽しそうに通っているのです。

そんな今の生活を思うと、すぐに決断することができずにいました。

本音

それでも『夫に嫌な顔をされたくない』と気持ちを押し込めようとしたものの、不満は増す一方。

そこで悩んだ末、これまで避けてきた自分の本音を思い切って伝えることに。

「この生活を大切にしたい」
「私と娘の状況も一緒に考えてほしい」

緊張から声は震え、うまく言葉にできたかは分かりませんが、それでも夫は途中で遮ることなく、最後までしっかりと話を聞いてくれました。

そして、私の手をそっと握り、
「自分のことばかりですまない」
「それぞれ事情もあるよね」
と、受け止めてくれたのです。

我慢は美徳ではない

その後、改めてどうするか、何度も話し合いを重ねた結果、夫は1年間の単身赴任を選択。

私は娘とともに今の生活を続けることになりました。

お互いの立場や気持ちをきちんと伝え合ったからこそ、納得のいく形を見つけることができたのだと思います。

我慢することが必ずしも良いわけではなく、家族だからこそ言葉にして伝え合うことの大切さを実感できました。

【体験者:30代・女性会社員、回答時期:2026年3月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:一瀬あい
元作家志望の専業ライター。小説を志した際に行った女性への取材と執筆活動に魅せられ、現在は女性の人生訓に繋がる記事執筆を専門にする。特に女同士の友情やトラブル、嫁姑問題に関心があり、そのジャンルを中心にFTNでヒアリングと執筆を行う。

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