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奥さんに「もう諦めてください」とメッセージした私に返ってきた”金銭的な話"→画面を見て、手が震えたのは私のほうだった

  • 2026.3.19
ハウコレ

「もう諦めてください」。あのメッセージを送ったとき、自分が正しいと思っていました。愛し合っている2人の邪魔をしているのは奥さんのほうだと、本気でそう信じていたのです。

彼が言っていたこと

出会いはマッチングアプリでした。プロフィールに「独身」と書いてあったし、最初のデートで「結婚歴はない」と言っていました。付き合い始めて4カ月目、彼のスマホに「パパ早く帰ってきてね」という通知が届いたとき、初めて嘘に気づきました。

問い詰めると、彼は泣きそうな顔で言いました。「もう気持ちはないんだ。別れる話は進めてる。もう少しだけ待ってほしい」。信じたかったのだと思います。その言葉にすがって、半年が過ぎていました。

送ったメッセージ

あの日、彼に「出張だから今週は会えない」と言われました。もしかしたら家族で過ごしているのではないか。別れ話なんて、本当は進んでいないのではないか。彼の一言に焦りと不安が増していき、気づけば以前こっそり控えていた番号をメッセージの検索画面に打ち込んでいました。

奥さんの連絡先を知ったのは、2カ月ほど前のことでした。彼が泊まりに来た夜、シャワーを浴びている間に、彼のスマホを開いてしまったのです。電話帳に「家」とだけ登録されていた番号。指が勝手に動いて、その番号を自分のスマホにメモしていました。使うつもりはなかった。でも、消すこともできなかった。

「奥さんですよね? 旦那さんとお付き合いさせていただいてます。もう諦めてください」。奥さんが身を引けば、彼が自分のところに来てくれる。そんな浅い計算だったのです。

返ってきた言葉

返信は5分ほどで届きました。「ご連絡ありがとうございます。不貞行為の賠償金の相場は150万〜300万円です。証拠は保全いたしましたので、今後は弁護士を通じてご連絡しますね」。画面を見て変な汗がでてきました。「お付き合い」と書いた私の言葉が「不貞行為」に変換されていました。

150万〜300万。貯金は50万もありません。「不貞行為」という文字が、自分の立場を突きつけてきました。私は「お付き合いしている人」ではなく「不貞行為の当事者」なのだと。スマホを持つ手が小刻みに震えているのを感じました。

そして...

すぐに彼に電話しました。「奥さんに連絡した」と言った途端、心配されるどころか、怒鳴られました。「弁護士って言われた」と伝えると、長い沈黙のあと「それ、俺に関係ないから」と言われました。

電話を切ったあと、彼とのメッセージを最初から読み返しました。「別れる話は進めてる」。待っていたのは私だけだったのだと、ようやくわかりました。奥さんにメッセージしたことを後悔しています。でも後悔の理由は、負けたからではありません。あの人の家庭に自分から踏み込んだという事実が、消えないからです。

(20代女性・事務)

本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。

(ハウコレ編集部)

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