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環境を守る世界共通語「MOTTAINAI」を広めた偉人・ワンガリって? 祖国ケニアに木を植えてノーベル平和賞を受賞したその生涯【書評】

  • 2026.3.18

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集英社版・学習まんが『世界の伝記NEXT』の「伝記×SDGs」第5弾

おもしろくてわかりやすい! 集英社版・学習まんが『世界の伝記NEXT』から展開中の「伝記×SDGs」は、偉人の生き方からSDGsの目標達成のヒントがもらえる新シリーズ。第5弾は木を植えることで環境・平和・人権を守ったワンガリ・マータイです。

ノーベル平和賞を受賞したワンガリの生涯!

祖国ケニアに木を植えて自然を取り戻し、ノーベル平和賞を受賞したワンガリ・マータイの生涯が学習まんがになりました。

ワンガリ・マータイは1940年、アフリカのケニアに生まれました。幼い頃から成績優秀だったワンガリは、政府の奨学金を得てアメリカに留学します。

大学院を卒業し、ケニアに戻ってきたワンガリが目にしたのは、都市開発のために豊かな自然が失われて、人びとが飢餓と貧困に苦しむ姿でした。そこでワンガリは荒れ果てた土地に苗木を植え、かつての自然環境を取り戻す運動をはじめます。

植樹運動は農村部の女性たちを中心に広がりました。しかし、利益を得るために開発を推し進めたい独裁政権と対立するようになります。ワンガリたちは圧力に屈することなく運動を続け、自分たちの権利を守るため声をあげることが大切だと、身をもって示したのです。

「もったいない」という言葉に感銘を受け、環境を守る世界共通語として広める「MOTTAINAI」キャンペーンでも知られるワンガリ。まんがと解説でその人物像を楽しく知ることができる1冊です。

学習まんが 世界の伝記NEXT ワンガリ・マータイ

著:伊藤 砂務

原作:和田 奈津子

監修:津田みわ(アジア経済研究所)

出版社: 集英社

おもしろくてわかりやすい! 集英社版・学習まんが『世界の伝記NEXT』から展開中の「伝記×SDGs」は、偉人の生き方からSDGsの目標達成のヒントがもらえる新シリーズ。

第5弾は木を植えることで環境・平和・人権を守ったワンガリ・マータイです。

ワンガリ・マータイは、ケニアの環境保護運動家です。

ワンガリは1940年、イギリスの植民地支配下にあったケニアで生まれ、豊かな自然に囲まれて育ちました。教育を受ける女性が少ない時代に高校まで進学し優秀な成績をおさめ、奨学生としてアメリカの大学へ留学しました。

イギリスから独立したケニアに帰国したワンガリは、農村部の異変に気づきます。開発によって環境が破壊され、人や動物が飢餓に苦しんでいたのです。ワンガリはこれらの問題を解決するため、植樹によってもとの環境を取り戻す「グリーンベルト運動」を思いつきます。

グリーンベルト運動はやがて農村部の女性たちの間で広まり、人びとが自らの生活を守る権利を考えるきっかけとなります。利益を追い求めて土地開発を続ける政府と衝突しながらも、運動はケニア全土へと発展し、やがて民主化運動にもつながりました。その功績が認められ、2004年にはアフリカ人女性として初のノーベル平和賞を受賞しました。

【本書の特長】

●まんがだから読みやすく、わかりやすい

●すべてふりがな付きなので、小学校低学年から楽しく読める

●Q&Aや年表など、よりくわしく知ることができる記事ページも充実

【もくじより】

大地の子ども

新しい世界

ケニアでの日び

グリーンベルト運動のたん生

木を植える、希望を植える

声をあげる

立ち上がり、歩こう

解説:ワンガリ・マータイは植樹が平和への第一歩と考えました

本記事は「絵本ナビ」から転載しております

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