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「降りろ」と言って彼女を道路脇に置き去りにした俺→帰宅した玄関に立っていた「母の姿」に血の気が引いた

  • 2026.4.7
ハウコレ

あの日の自分の行動は、どう考えても最低でした。言い訳なんてできない。それでも、あのときの自分が何を抱えていたのかを、ここに記しておきたいと思います。

溜まっていたもの

転職活動が、半年近くうまくいっていませんでした。彼女には「仕事は順調」と話しており、本当のことは言えていませんでした。自信をなくしていて、何か言われるたびに過剰に反応してしまっていた時期です。

あの日のドライブも、最初は楽しかった。彼女と話していると、少し気持ちが軽くなれる気がしていました。でも「最近、将来のこととかどう考えてる?」というひと言で、頭の中が真っ白になりました。「答えられない自分」を突きつけられたような気がして、視野が急に狭くなっていきました。

止まれなかった

路肩に車を止めたとき、自分でも何をしようとしているのかわかっていませんでした。「お前ここで降りろ」と言った瞬間、彼女が笑いながら「え、何で?」と返してきて、その顔を見たとき、ようやく自分が何を言ったのか気がつきました。でも止まれなかった。もう一度「降りろって言ってる」と繰り返した自分の声が、今でも耳に残っています。

アクセルを踏んだのは、あの場にいるのが怖かったからだと思います。走りながら、何をやっているんだと何度も思いました。

玄関に立っていた母

すぐにUターンして戻ろうとしたとき、彼女の姿がもうありませんでした。電話しても出ない。メッセージも既読がつかない。しばらくして家に帰り着くと、玄関に母が立っていました。「彼女から電話があった」と、抑えた声で言われました。

怒鳴られると思っていたのに、母は穏やかなままでした。それが余計に怖かった。「あなたが緊急用にって登録してた番号、使ってくれてよかった。でも、あなたはどうしてそんなことをしたの」。返す言葉がありませんでした。

そして…

その夜、彼女に謝罪の連絡を送りました。「母さんに全部聞いた。本当に申し訳なかった」。打ちながら、情けなくて仕方がありませんでした。

転職がうまくいかないことも、自信をなくしていたことも、全部を抱えたまま、彼女に八つ当たりをしていた。彼女を守れなかった。それどころか、自分が一番傷つけた。あの夜から、私は母に電話をした彼女のことを、これまで以上に大切にしようと決めました。

(20代男性・会社員)

本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。

(ハウコレ編集部)

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