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『マノン』、『メアリー・ステュアート』、『粛々と運針』【伊達なつめさんの一押しステージ情報】

  • 2026.3.15

演劇ジャーナリスト・伊達なつめさんのおすすめ作品をご紹介。今回は『マノン』、『メアリー・ステュアート』、『粛々と運針』の3本をピックアップ!

2025/2026シーズン 新国立劇場バレエ団 『マノン』

©Satoshi Yasuda

天使のように無垢な美しさをたたえながら、道徳心ゼロで男を翻弄してゆく魔性の女マノン・レスコー。巨匠マクミラン振付によるバレエ版では、それぞれの局面であまりにロマンティックで切実でアクロバティックなまでにスリリングなパ・ド・ドゥが展開するので、憎らしいどころか、マノンに激しく感情移入してしまうこと必至。

振付=ケネス・マクミラン 音楽=ジュール・マスネ 編曲=マーティン・イェーツ 美術・衣裳=ニコラス・ジョージアディス 照明=沢田祐二 制作協力=英国ロイヤル・バレエ&オペラ
指揮=マーティン・イェーツ 管弦楽=東京交響楽団
出演=小野絢子、柴山紗帆、米沢 唯、福岡雄大、速水渉悟、井澤 駿、奥村康祐、木下嘉人、渡邊峻郁他(※主要キャストは日替わり)
3月19日(木)~22日(日) 新国立劇場 オペラパレス
(問)新国立劇場ボックスオフィス TEL:03-5352-9999

パルコ・プロデュース 2026 『メアリー・ステュアート』

3度結婚し最期は処刑と悲劇のヒロイン人生を送ったメアリー・ステュアートと、自らを国家に捧げヴァージン・クィーンと呼ばれて権勢を誇ったエリザベス1世。対照的な16世紀の女王の対話を描いた19世紀の戯曲を、21世紀にフィットさせたロバート・アイク版。権力を持つ女性の孤独について考えるタイムリーな上演かと。

原作=フリードリッヒ・シラー 翻案=ロバート・アイク 翻訳=小田島則子 演出=栗山民也
出演=宮沢りえ、若村麻由美、橋本 淳、木村達成、犬山イヌコ、谷田 歩、大場泰正、宮﨑秋人、釆澤靖起、阿南健治、久保酎吉/伊藤 麗、上野恵佳、松本祐華/段田安則
4月8日(水)~5月1日(金) PARCO劇場 ※福岡、兵庫、愛知、北海道公演あり
(問)サンライズプロモーション TEL:0570-00-3337

iaku 『粛々と運針』

尊厳死を望む病室の母の決意に動揺する息子たち。妊娠の不安を抱える妻とふがいない夫の同い年夫婦。粛々と変わらぬペースで、とある布を縫い続ける2人の女性。並行する3者のさりげない会話が、いつしか交わり、個人と社会の根本的な関係が少しずつ浮かび上がる。会話劇の名手・横山拓也の代表作をアップデートして上演。

作=横山拓也 演出=上田一軒
出演=佐々木ヤス子、中山義紘、花戸祐介、鈴鹿通儀、鄭󠄀󠄀󠄀 󠄀󠄀󠄀 󠄀󠄀 󠄀󠄀
4月9日(木)~19日(日) 三鷹市芸術文化センター 星のホール ※大阪、新潟公演あり
問サンライズプロモーション TEL:0570-00-3337

文=伊達なつめ

※InRed2026年4月号より。情報は雑誌掲載時のものになります。
※画像・イラスト・文章の無断転載はご遠慮ください。
※地震や天候などの影響により、イベント内容の変更、開催の延期や中止も予想されます。詳細はお問い合わせ先にご確認ください。

この記事を書いた人

伊達なつめ

演劇ジャーナリスト。演劇、ダンス、ミュージカルなど、国内外のあらゆるパフォーミングアーツを取材し、多数の雑誌・webメディアに寄稿。

X:@NatsumeDate
Website:http://stagecalendarcv19.com

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