1. トップ
  2. おでかけ
  3. 【特集】JALで働く6人に30の質問!休日の過ごし方から旅のスタイルまで|旅心編

【特集】JALで働く6人に30の質問!休日の過ごし方から旅のスタイルまで|旅心編

  • 2026.3.13

飛行機の側で働く人たちの生の声を聞きたい! CA・パイロット・グランドスタッフ・整備士・グランドハンドリング・機内食開発……JALで働く6人にインタビューしてみました。最終回の第8回目は、旅心編。お休みの日の過ごし方から、今一番行きたい場所まで、飛行機にまつわる仕事をするみなさんの旅心を紐解きます!

飛行機にまつわる仕事をする人の旅とは?

飛行機の側で働く人たちの生の声を聞きたい! そんな想いがきっかけでスタートしたこの特集も、最終回となりました。客室乗務員(以下CA)・運航乗務員(以下パイロット)・グランドスタッフ(以下GS)・整備士・グランドハンドリング(以下グラハン)・機内食開発……JALで働く6人にインタビューする第8回目は、旅心編です。

飛行機にまつわる仕事をするみなさんの旅のスタイルや、元気の源は?

Q.1座右の銘は?

CA 堤さん

一期一会です。

パイロット

亀山さん

人間万事、塞翁が馬です。

GS 川上さん

邁進です。


整備士

佐久間さん

Win-Winです。


グラハン

安藤さん

弘法筆を選ばずです。


機内食開発

菊川さん

結果の出ない努力はしていないに等しい。

Q.2 国内旅行経験は何都道府県?

CA 堤さん「39都道府県です。昨年の夏は秋田県の大曲の花火に行ってまいりました。

本当に美しくて、こんな景色が日本にもまだたくさんあるんだと感動したことがきっかけで、日本三大◯◯を制覇するという新たな目標を掲げました。日本3大の食べ物や景色など、いろんなものを経験したいなと思っております」

花火芸術の最高峰・秋田県の「大曲の花火(全国花火競技大会)」。茨城県の「土浦全国花火競技大会」、新潟県の「長岡まつり大花火大会」とあわせて「日本三大花火大会」とされています

日本三大◯◯には、花火・夜景・秘境といった景色にまつわるものから、うどん・まんじゅう・和牛などのグルメ、怪談・悪女・がっかり名所などひとくせあるものなどさまざまなジャンルが挙げられます。写真の場所は、日本三大パワースポットに数えられる、長野の分杭峠。ゼロ磁場として知る人ぞ知るスポットです。

日本三大50選を見る

パイロット

亀山さん

山口県と岩手県以外すべてです。

GS 川上さん

20県ぐらいです。牡蠣が大好きなので、北海道の釧路の厚岸(あっけし)とかよかったですね。


整備士

佐久間さん

24都道府県です。和歌山県の南紀白浜はすごい。海もきれいで、食事もおいしくて楽しかったです。


グラハン

安藤さん

自分はお気に入りの場所に何回も行きがちなので、10県ぐらいです。沖縄が大好きで、今まで20回以上行っています。


機内食開発

菊川さん

27都道府県まできました。47都道府県制覇まであと半分なので頑張りたいと思います。銀山温泉が一番印象に残っていて、やっぱり東北の雪と銀山温泉のノスタルジックな感じが、今まで経験したことのない雰囲気でした。あのときは携帯を持つことを忘れて、自分の目でしっかり焼き付けようという気になったのがすごく印象的です。

Q.3 海外旅行経験は何カ国?

整備士 佐久間さん「7カ国です。中国のウルムチというところは砂漠がすごくて。多民族な感じですごくよかったです」

写真上:ウルムチ最大のマーケット「新疆(しんきょう)国際大バザール」 写真下:ウルムチの砂漠

中国のウルムチはシルクロード探訪の拠点となる場所。新疆ウイグル自治区の行政・経済の中心で、人口400万人ほどの大都市。漢民族が多数派だが、ウイグル族・回族・カザフ族・モンゴル族など、様々な少数民族が暮らしている

CA 堤さん

19カ国でございます。スペインも捨てがたいですが、イタリアのベネチアもとても美しかったです。

パイロット

亀山さん

仕事としては多分20カ国を超えていると思います。ロンドンが結構思い出に残っていますね。東京ディズニーランドに、ロンドンの町並みの上を飛ぶ「ピーターパン空の旅」というアトラクションがあるのですが、あれが小さい頃からすごく好きで。初めてロンドン線で降りるときに、街並みを上から見て「ピーターパンと一緒だ」というふうに思ったのを覚えております。

GS 川上さん

10カ国ぐらい。最近はイギリスのロンドンがお気に入りです。


グラハン

安藤さん

韓国1カ国だけです。


機内食開発

菊川さん

7カ国です。まだまだ少ないと思っています。一番好きだったところは、昨年行ったスペインです。どこを歩いても街が芸術で溢れていて、食べ物もおいしくて、すごく楽しかったのを覚えています。天気もよかったので、広場で横になって寝たのもすごくいい思い出です。

Q.4 旅に何を求めますか?

CA 堤さん

おいしい食事でしたり、文化を体験したりですとか、その場の空気を体感することが好きです。

パイロット

亀山さん

脳を休ませることです。

GS 川上さん

癒やしです。


整備士

佐久間さん

おいしい食事とゆっくりな時間ですね。


グラハン

安藤さん

ご飯を食べることが大好きなので、その地域のおいしいご飯を目的に旅行に行っています。


機内食開発

菊川さん

やはり現地での食事、あと摂食文化(食物の摂取に関する生活様式)を一番大切にしています。なるべくローカルな店で食べたり、地元の人に聞いたりすることを心がけていますね。

Q.5 一番印象的だった旅先とその理由を教えてください。

機内食開発 菊川さん「私が一番印象的だった旅先は日本の東北地域です。というのも、私は出身が鹿児島なんですけれど、東北も南国の鹿児島と同じく味が濃いと言われていたので、ちょっと楽しみにしていたんです。それが、同じ味が濃いといっても、東北は塩辛い濃さで、反対に鹿児島は甘くて塩辛い濃さだったので、そこのギャップにすごく驚かされました」

CA 堤さん

スペインが一番印象に残っています。グラナダで世界遺産のアルハンブラ宮殿を見ました。あと、サンセバスチャンで出合った美食の数々も忘れがたく、本当に思い出深い土地です。

パイロット

亀山さん

一番印象的だったのは、やはりローマですかね。街全体がもう遺跡という感じで、古代にタイムスリップしたような感覚を抱いたのを覚えております。

GS 川上さん

函館です。社会人になって一番最初に親を連れて行った場所だからです。


整備士

佐久間さん

モンゴルですね。大自然、本当にすごくて、草原がすごくて、馬だったり、羊だったり、牛だったりというのが悠々と道路を歩いているので、その姿にすごく驚きました。


グラハン

安藤さん

韓国です。今年の9月に初めて海外旅行に行ったんですが、その地の食をはじめとするさまざまな文化に触れたのが初めてだったので、とても印象に残っています。

Q.8 「これだけは絶対持っていく!」という旅グッズは?

グランドスタッフ 川上さん「ジッパー付き食品保存袋を大量に持っていきます。食べかけになってしまったお菓子を入れたり、自宅用のお土産を買うときに、箱があるとかさばってしまうので、箱を捨ててジッパー付き食品保存袋に直接入れて持って帰ってきます」

CA 堤さん

個包装のフェイスパックです。

パイロット

亀山さん

枕ですね。枕の硬さとか違うと眠れないです。


整備士

佐久間さん

持って行って実際に使ったことはないですけれど、常備薬です。


グラハン

安藤さん

最近インスタントカメラのチェキを購入しまして、旅行先でチェキで写真を撮ることにハマっています。


機内食開発

菊川さん

胃薬です。旅先であれも食べたい、これも食べたい、ととにかくいっぱい食べるので、胃薬は絶対欠かせないグッズです。(機内食開発の)同期全員が旅行に持ってきたときは、もう笑いが止まらなかったです。

Q.7 今一番行ってみたい場所は?

整備士 佐久間さん「ノルウェーのロフォーテン諸島というところですね。友人から教えてもらったんですけれども、自分で調べてみてもきれいだなと思って。海もきれいだし、自然がすごくて、気候もよくて、行ってみたいなと思いました」

ノルウェーのロフォーテン諸島。7つ前後の主な島と無数の小島から成る「海に浮かぶアルプス」のようだと言われる場所。フィヨルド状の海と尖った山々が特徴的。映画「アナと雪の女王」のモデル地の1つとされている

CA 堤さん

タイのチェンマイのコムローイ祭りというランタンフェスティバルを見に行きたいです。

パイロット

亀山さん

エジプトのピラミッドを見に行きたいと思っています。

GS 川上さん

スペインです。料理がおいしそうだなと思うから。


グラハン

安藤さん

東京ディズニーランドやディズニーシーに行くのが好きなのですが、海外のテーマパークにも行ってみたいなって思ってます。


機内食開発

菊川さん

イタリアです。イタリアは文化と歴史が食に入ってきたり影響したりしているところが多くあるというのを旅雑誌などでよく見るので、やっぱりそこは1料理好きとしては体験したいですね。歴史と共に食を感じていきたいと思います。

Q.8 休日は何をしていますか?

機内食開発 菊川さん「私の休日の過ごし方は2パターンあって、ゆっくりしたいときはおうちで海外の料理番組をずっと見ています。やっぱり海外のお料理コンテストの番組は、日本と全然違っていて面白い(ドラマ性・競技性が高い)。ひどいときは1日でワンシーズン見終わるぐらいの勢いでずっと見てしまいます。

アクティブに頑張りたいときは、気になる新商品を前日にチェックしておいて、コンビニからカフェからレストランからそれを全部見に行きます。スイーツとかお惣菜とかジャンルは関係なく、今日はデパ地下全部巡るぞって決めたら、とりあえず行く。実際にデパ地下を全部見に行って、悩みながら、ずっとぐるぐるぐるぐる色々見て回ります」

CA 堤さん

ピラティスや読書をしたりゆっくり過ごしております。アウトドア寄りのインドア派でございます。

パイロット

亀山さん

ジムに行って筋トレすることが多いです。

GS 川上さん

韓国ドラマ一択です。


整備士

佐久間さん

外を走ったり、料理したりしています。料理は子どもの好きなものを中心に作ります(ハンバーグや唐揚げなど)。


グラハン

安藤さん

同僚と旅行へ出かけたり、学生時代の友達とご飯に行ったりすることが多いです。

Q.9 あなたの元気の源は?

グランドハンドリング 安藤さん「一緒に仕事をしている同僚や同期の存在だなって思います」

CA 堤さん

おいしいものをたくさん食べること。好きな食べ物はラーメンです。

パイロット

亀山さん

一緒に働く人の笑顔が元気の源です。

GS 川上さん

旅をすることです。


整備士

佐久間さん

休みの日のリフレッシュ。


機内食開発

菊川さん

8時間睡眠とご飯をたくさん食べることです。

Q.10 最後にひとこと、「旅する人へ贈るメッセージ」をどうぞ!

パイロット 亀山さん「飛行機というのは、みなさんのご旅行の中で始まりと終わりを担当する重要なパーツだというふうに思っております。終わりよければすべてよしじゃないですけれども、みなさんの旅の終わりがすごく素敵な思い出で終われるように、乗務員一同、心を尽くして努力しております。ぜひご旅行の際は、船でも車でも電車でもなく、飛行機をご利用いただきたいなというふうに思っております」

CA 堤さん

ぜひJALの機内でお会いできることを楽しみにしております。

GS 川上さん

旅の魅力はやはり、一人でも二人でも大勢でも楽しめるところ。誰でも楽しめるというところが魅力だと思うので、これからも楽しんでいきましょう。


整備士

佐久間さん

外見も中身も綺麗な飛行機を用意して待っていますので、最高の旅にしてください。


グラハン

安藤さん

旅をすることで、自分の知見や経験を広げてくれると思うので、みなさんもぜひさまざまな場所へ出かけてほしいなと思います。


機内食開発

菊川さん

目的地に着くまでの時間というのがあると思うんですけど、その時間ってただの移動時間じゃなくて、目的地に対して思いを馳せる時間だと思っております。食だったり、歴史だったり、文化だったり、見送ってくれた方たちだったり、そういう人たちの想いを考えながら、思いながら、旅をたくさん楽しんでほしいなと思っております。

これからも人生に、旅心を。

全8回にわたってお届けしてきた、特集【JALで働く6人に30の質問!】。印象的だったのは、みなさんの明るく前向きな雰囲気とチーム感です。職種も立場も違う6人ですが、同じ方向を見て仕事に真摯に向かう姿勢が強く伝わってきたインタビューでした。

その真摯さは、命を預かる仕事ならではの真剣さや、「JALフィロソフィ」から醸し出されるものかもしれません。

飛行機の離着陸を何十回も眺めながら取材するなかで、目的地へ向かう飛行機の真っ直ぐな姿がただただ美しく、アスリートのようで、JALで働くみなさんは、そのアスリートを支えるチームのようだと感じた瞬間がありました。ちょうど冬季オリンピック開催期間中だったことも重なり、とても眩しく見えました。

物事は、いろいろな方向から眺めることで立体的に見えてきます。今回、飛行機の側で働く様々な職種6人(手配や調整、インタビュー以外の取材に対応してくださった方も含めると10人以上)の話から、飛行機のどんな本質が見えてくるのだろうと楽しみにしていた筆者。

空を飛ぶ特別感、旅の始まりと終わり、非日常、解放、冒険、発見、美しさ、強さ、人やモノをつなぐもの……。いろいろな価値観や機能があるなかで、際立って感じたのが、飛行機は「新しい世界へ連れて行ってくれる」ものだということです。いろいろな交通手段があるなかでも、飛行機ほど鮮烈にここではないどこかへ連れて行ってくれる乗り物はありません。

そしてどうかこれからも人生に、旅心を。

画像素材:PIXTA

©︎Aya Yamaguchi

元記事で読む
の記事をもっとみる