1. トップ
  2. 映画ツウなら納得!? アカデミー賞作品賞をとるべきだった歴代名作

映画ツウなら納得!? アカデミー賞作品賞をとるべきだった歴代名作

  • 2026.3.12
Kurt Krieger - Corbis / Getty Images

毎年、映画ファンやメディアの間でホットなテーマとなるアカデミー賞作品賞の行方。主観的な部分も多々あるにせよ、その結果に満足できない、賛同できないという人も決して少なくないだろう(なおこれまでは、ノミネート作品を観ずに投票する会員もいることが明らかになっているが、全作品を観なくてはならないというルールが2025年より設定されてはいる)。また作品賞の結果が、プロの映画批評家の意見とどれほど一致しているのかということも気になるところではある。

そこで英『Digital Spy』は、1981年から作品賞にノミネートされた映画を分析。映画批評サイトの最大手ロッテントマトにおけるそれぞれのトマトメーター(批評家によるスコア)を調べ、最も高い評価を得た作品と、実際に受賞した作品を洗い出した。もちろん、ロッテントマトが映画の成功ぶりや真の価値を最も正確に表しているということではなく、批評家のコンセンサスの数と強さを反映しているにすぎないが、多くの人が作品の良し悪しを判断する基準としているのは確かだ。

それを念頭に置きつつ、本当に作品賞を獲得するべきだった“かもしれない”名作の数々を、改めて振り返ってみよう。

※記載年は授賞式が行われた年です。

From Digital Spy

© 2024 VIDEOFILMES / RT FEATURES / GLOBOPLAY / CONSPIRAÇÃO / MACT PRODUCTIONS / ARTE FRANCE CINÉMA

2025年:『アイム・スティル・ヒア』

マイキー・マディソン主演の『アノーラ』がオスカー像をゲットし、賛否両論を巻き起こした2025年のアカデミー賞。この作品の人気も決して低くはなかったが、最も支持率が高かったのは、ウォルター・サレス監督が1970年代のブラジルを舞台に描いた人間ドラマ『アイム・スティル・ヒア』だった。

Seacia Pavao / Universal

2024年:『ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ』

この年のアカデミー賞を席巻したのは、クリストファー・ノーラン監督の『オッペンハイマー』。だがロッテントマトでは、97%という高評価をマークした『ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ』こそが、栄えある最高賞を手にするべきだったと出ている。

実際のところ『オッペンハイマー』の支持率は93%で、『落下の解剖学』(96%)や『パスト ライブス/再会』(95%)を下回っていた。

Paramount

2023年:『トップガン マーヴェリック』または『イニシェリン島の精霊』

“エブエブ”こと『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』が作品賞を受賞したことは誰もが喜ばしく思っているはず。ただしロッテントマトによると、『トップガン マーヴェリック』と『イニシェリン島の精霊』の方が、より高い評価を得ている。

Sky

2022年:『ドライブ・マイ・カー』

2022年のオスカー授賞式で爽やかな感動を呼んだ受賞作は『Coda コーダ あいのうた』。これはろう者を描いた映画にとって、そしてストリーミングプラットフォームにとっても大きな快挙となった。しかし最も高い評価を得たのは、邦画『ドライブ・マイ・カー』(国際長編映画賞を受賞)だった。

なお、ベネディクト・カンバーバッチ&キルスティン・ダンスト主演の『パワー・オブ・ザ・ドッグ』が、『Coda』と同率で並んでいる。

SEAN GLEASON / Lionsgate

2021年:『ファーザー』または『ミナリ』

オリヴィア・コールマンとアンソニー・ホプキンスが出演した『ファーザー』(ホプキンスが主演男優賞を受賞したほか、脚色も獲得)と、作品賞を含む6部門にノミネートされながらも助演女優賞のみの受賞となった『ミナリ』。この2作品は、どちらもロッテントマトで98%の支持率を獲得している人気ぶり。

いっぽうで、作品賞に輝いたクロエ・ジャオ監督の『ノマドランド』は93%にとどまっている。

NEON

2020年:『パラサイト 半地下の家族』

2020年のアカデミー会員の投票結果も、批評家の採点と同じものに。『パラサイト 半地下の家族』が、もともと本命と目されていた『1917 命を懸けた伝令』を抑えて勝利を手にしたのは大きなサプライズとなった。

だが、圧倒的なスコア(現在は99%)で明らかな本命だったロッテントマトの評価に、私たちはもっと注目しておくべきだったのかもしれない。素晴らしい結果を残したオスカーに拍手!

Marvel Studios

2019年:『ブラックパンサー』

『グリーンブック』が2019年の作品賞に輝いたという事実は、もしかすると世界が終末へと向かっていることを示す最大のサインだったのかもしれない――ロッテン・トマトでの評価で判断すると、『ブラックパンサー』や『ROMA/ローマ』、『女王陛下のお気に入り』、『ブラック・クランズマン』、そして『アリー/ スター誕生』といった他のノミネート作品の影に、すっかりかすんでしまっていたのだから。

Universal

2018年:『レディ・バード』

この年のアカデミー賞作品賞に選ばれたのは、ギレルモ・デル・トロ監督の異色のラブストーリー『シェイプ・オブ・ウォーター』。

しかし、グレタ・ガーウィグ監督の『レディ・バード』が99%というトップの人気ぶりで、ジョーダン・ピール監督の『ゲット・アウト』がそれより1%低い98%につけている。

A24

2017年:『ムーンライト』

歴史に残るハプニングが起きた2017年の授賞式。作品賞の栄冠に輝いたのは『ラ・ラ・ランド』……かと思いきや、まさかの手違いで、本当は『ムーンライト』が受賞するという結果に。

しかし批評家たちの評価に間違いはなかった。『ムーンライト』は、『ドリーム』や『メッセージ』などを含む全ノミネート作品のなかで最高の評価を獲得していたのだ。

Lionsgate

2016年:『スポットライト 世紀のスクープ』

2016年は、アカデミー会員と批評家の意見が一致。『レヴェナント:蘇えりし者』が監督賞を獲得した後だっただけに、今作の作品賞受賞は少し予想外の展開だったかもしれないが、まさにふさわしい結果だ。

『スポットライト 世紀のスクープ』はこの年、『ブルックリン』や『マッドマックス 怒りのデス・ロード』と並び、最高の評価を獲得している。

Pathé

2015年:『グローリー/明日への行進』

『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』が作品賞を勝ちとったものの、批評家からずっと高い評価を得ているのは、マーティン・ルーサー・キング・Jrの公民権運動を描いた、エイヴァ・デュヴァーネイ監督によるこの伝記ドラマだ。なおデュヴァーネイは、監督賞にノミネートすらされていない。

Entertainment One

2014年:『それでも夜は明ける』

3年連続でアカデミー会員と批評家の意見がぴったりマッチした、2014年の賞レース。スティーヴ・マックィーン監督による19世紀が舞台の重厚な実話ドラマが、アルフォンソ・キュアロン監督が手がけた美しく壮大なSFドラマ、『ゼロ・グラビティ』と並んだ。

Warner Bros.

2013年:『アルゴ』

この年も再び、アカデミー会員とロッテントマトの総意が合致。ベン・アフレックが監督と主演を務めた驚きの実話に基づく『アルゴ』は、批評家やアカデミー会員の心を見事につかみ、『世界にひとつのプレイブック』や『ゼロ・ダーク・サーティ』、『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』を抑えてトップの座に。

それだけに、アフレック本人が監督賞にノミネートすらされなかったことは、唯一の心残りと言えるかもしれない。

The Weinstein Company

2012年:『アーティスト』

2012年も、アカデミーの目に狂いはなかった。『マネーボール』や『ヒューゴの不思議な発明』といった強豪がひしめくなか、映画の黄金時代へ捧ぐこの“サイレントなラブレター”が、見事トップの座に就いた。

Disney

2011年:『トイ・ストーリー3』

コリン・ファース主演の『英国王のスピーチ』がトップの栄冠に輝き、デヴィッド・フィンチャー監督の『ソーシャル・ネットワーク』も非常に高い評価を得たが、『トイ・ストーリー3』はこの2本よりもさらに愛される作品として記録を残している。

Pixar / Disney

2010年:『カールじいさんの空飛ぶ家』

2010年は、アカデミー賞で作品賞のノミネート枠が最大10本まで拡大された最初の年。結果としてほぼ的確な選出がなされたことは、高く評価できる。

キャスリン・ビグロー監督の『ハート・ロッカー』が、女性監督作品として史上初めて作品賞に輝いたことは非常に喜ばしいものの、ロッテントマトのスコアでは、ピクサーの『カールじいさんの空飛ぶ家』の方がわずかに上回っていた。

Universal Pictures

2009年:『ミルク』

ショーン・ペンがカリフォルニア州初のオープンリーゲイの議員ハーヴェイ・ミルクを演じ、ガス・ヴァン・サント監督が映画化した『ミルク』が最も愛された作品だったが、授賞式では、ダニー・ボイル監督の『スラムドッグ$ミリオネア』の名が呼ばれることに。

20th Century Studios

2008年:『ジュノ』

この年に作品賞が贈られたのは、ジョエル&イーサン・コーエン兄弟による緊迫感たっぷりのスリラー『ノーカントリー』。ポール・トーマス・アンダーソン監督の、アメリカの石油王を描いた『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』も高い人気だったが、10代の妊娠を描いたこのコメディドラマこそが、批評家からの人気が最も高い1本だった。

Pathé Pictures

2007年:『クィーン』

この年は、外国映画のリメイク作品として初めて『ディパーテッド』が作品賞を受賞したが、ヘレン・ミレンが繊細な演技を見せた、英王室を描いた『クィーン』こそが、最も輝いていた。

Warner Bros.

2006年:『グッドナイト&グッドラック』

ポール・ハギス監督の『クラッシュ』が作品賞に選ばれ、アン・リーの『ブロークバック・マウンテン』が勝つべきだったとする声が多いものの、批評家からの評価で判断すると、『グッドナイト&グッドラック』が最も高い数字を誇っている。

ジョージ・クルーニーが監督を手がけた、赤狩りが猛威をふるう1950年代のアメリカを舞台にした作品だ。

Merie W Wallace/Fox Searchlight/Kobal/Shutterstock

2005年:『サイドウェイ』

オスカーを勝ちとったのは、クリント・イーストウッドが監督・出演した悲しきボクサーのドラマ『ミリオンダラー・ベイビー』だったが、アレクサンダー・ペイン監督によるワイナリーを巡るロードムービーコメディの方が、より高いスコアを得ている。

Universal Studios

2004年:『ロスト・イン・トランスレーション』

ピーター・ジャクソン監督によるファンタジー超大作『ロード・オブ・ザ・リング』3部作の完結編、『ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還』が作品賞を受賞。しかしより愛されたのは、ソフィア・コッポラ監督が描いた、東京を舞台とするほろ苦く切ないこの作品の方だった。

Studiocanal

2003年:『戦場のピアニスト』

華やかなミュージカル『シカゴ』が勝者となった2003年。だが、ロマン・ポランスキー監督の『戦場のピアニスト』が最も批評家たちの心に訴えかけた。ユダヤ系ポーランド人のピアニスト、ウワディスワフ・シュピルマンの回想録を映画化した作品だ。

Hulton Archive / Getty Images

2002年:『イン・ザ・ベッドルーム』

『ムーラン・ルージュ』や『ロード・オブ・ザ・リング』が作品賞にノミネートされたこの年において、本作は決してセンセーショナルな選択肢ではなかったかもしれない。最終的に栄冠を手にしたのは『ビューティフル・マインド』ではあったが、批評家から最も愛されたのはこのダークスリラーだった。

Columbia/Sony/Kobal/Shutterstock

2001年:『グリーン・デスティニー』

授賞式では『グラディエーター』の名前が高々と呼ばれたが、アン・リー監督のファンタジー冒険譚『グリーン・デスティニー』の方が、批評家たちからの支持がずっと高い。

getty images / Getty Images

2000年:『インサイダー』

2000年は『アメリカン・ビューティー』に軍配が上がったが、批評家からより高い評価を得ていたのは、マイケル・マン監督が実話をベースに製作した緊迫のスリラー『インサイダー』。大手タバコ企業の不正を内部告発したことにより、危機にさらされる博士の姿を描いた作品だ。

CBS Photo Archive / Getty Images

1999年:『プライベート・ライアン』

スピルバーグ監督によるこのスリリングな戦争映画『プライベート・ライアン』は、この年作品賞を受賞した『恋におちたシェイクスピア』よりも、僅差ではあるがより高いスコアを誇っていた。

Warner Bros. / Getty Images

1998年:『L.A.コンフィデンシャル』

この年のベスト作品に選ばれたのは、かの『タイタニック』。監督賞や撮影賞、視覚効果賞など合計11部門で賞を総なめにしたが、映画ファンの間でもよく知られているクライムノワール『L.A.コンフィデンシャル』は、批評家からの評価も非常に高い。現在でも99%という人気ぶりを誇る。

Moviestore/Shutterstock

1997年:『秘密と嘘』

アカデミー会員が、マイク・リー監督による骨太でリアルな英国産ヒューマンドラマ『秘密と嘘』よりも、壮大なロマンス『イングリッシュ・ペイシェント』を選んだ理由は、理解できなくはない。だが、批評家たちの意見は異なったようだ。彼らは『秘密と嘘』に対し、ノミネート作品のなかで最高評価を与えているのだから。

getty images / Getty Images

1996年:『いつか晴れた日に』

『ブレイブハート』が作品賞の栄光に輝いた1996年のオスカー。だが、ジェーン・オースティンの小説『分別と多感』をアン・リー監督が映画化した『いつか晴れた日に』は、批評家の間でより人気だったようだ。

Disney

1995年:『クイズ・ショウ』

数字だけで判断すると、1950年代のクイズ番組における不正を描いたこの作品が、『フォレスト・ガンプ/一期一会』のかわりに作品賞を受賞すべきだったのかもしれない。

しかし、ほかのノミニーは『フォー・ウェディング』、『パルプ・フィクション』、そして『ショーシャンクの空に』という顔ぶれ。批評家からのスコアはそれほど高くなかったとしても、どれも『フォレスト・ガンプ~』よりはふさわしい選択だったと言えるだろう。

Universal

1994年:『シンドラーのリスト』

この年も、アカデミーの会員の判断は正しかったと言える。スピルバーグ監督によるナチスの大量虐殺を描いた伝記映画『シンドラーのリスト』は、作品賞も勝ちとり、トマトメーターも非常に高いスコアを記録。

なお、ノミネート作品のひとつ『日の名残り』も批評家からは高い支持を得ていたが、本作には及ばなかった。

Channel 4

1993年:『クライング・ゲーム』

この年は接戦だったが、ロッテントマトのスコアでは、クリント・イーストウッドが監督と主演を務めた『許されざる者』よりも、ニール・ジョーダン監督のサスペンス『クライング・ゲーム』の方がわずかに高かった。

MGM

1992年:『羊たちの沈黙』

この年のアカデミーの投票者は、批評家と意見が見事に一致したもよう。『美女と野獣』や『JFK』、『バグジー』よりも、『羊たちの沈黙』が優れていたと判断したのだ。

2026年現在でも、本作はトマトメーター、ポップコーンメーター(一般の観客による評価)ともに95%という高評価をキープしている。

Warner Bros. / Getty Images

1991年:『グッドフェローズ』

作品賞を受賞した『ダンス・ウィズ・ウルブズ』が、このマーティン・スコセッシ監督の『グッドフェローズ』よりも優れた作品だとは感じていない批評家も多かったよう。この件に関して言えば、アカデミー賞は判断を誤ったと言えるかもしれない。

Moviestore/Shutterstock

1990年:『マイ・レフトフット』

ダニエル・デイ=ルイスは『マイ・レフトフット』で重度の脳性まひを患うアーティスト、クリスティ・ブラウンを演じ、生涯で3度獲得することになるアカデミー主演男優賞の最初のひとつを手にしている。しかし、この夜作品賞の頂点に輝いたのは、『ドライビング Miss デイジー』のほうだった。

Archive Photos / Getty Images

1989年:『危険な関係』

スティーブン・フリアーズ監督がメガホンをとった、愛の駆け引きを描いたこの豪華絢爛な史劇は、惜しくも『レインマン』に作品賞をさらわれてしまった。どちらも素晴らしいが、ジョン・マルコヴィッチとグレン・クローズが見せた、あの“極上の残酷さ”のほうを支持したいところ。

Kerry Hayes/20th Century Fox/Kobal/Shutterstock

1988年:『ブロードキャスト・ニュース』

ホリー・ハンターやウィリアム・ハート、アルバート・ブルックスらが共演した、ワシントンのTV局が舞台の社会派ロマンス『ブロードキャスト・ニュース』はこのときのベスト人気。しかし、ベルナルド・ベルトルッチ監督の大河スペクタクル『ラスト・エンペラー』にオスカーを譲ることとなった。

Goldcrest films

1987年:『眺めのいい部屋』

作品賞を受けとった『プラトーン』は、確かに心に残る名作ではあるが、ジェームズ・アイボリー監督、ヘレナ・ボナム・カーター&ジュリアン・サンズ主演のゴージャスな時代劇『眺めのいい部屋』が持つ100%のトマトメーターには勝てない。

Paramount

1986年:『刑事ジョン・ブック 目撃者』

この年作品賞を受賞したメリル・ストリープ&ロバート・レッドフォード共演の『愛と哀しみの果て』は、ノミネート作品のなかで最も人気が低かったなかのひとつ。そのいっぽうで、ハリソン・フォード主演のこのスリラー『刑事ジョン・ブック 目撃者』は、最高のスコアを獲得していた。

Tri-Star/Kobal/Shutterstock

1985年:『プレイス・イン・ザ・ハート』

かのモーツァルトとサリエリの関係を描いた『アマデウス』がオスカーを獲得したが、サリー・フィールドやダニー・グローヴァーらが出演した『プレイス・イン・ザ・ハート』こそが、最もレーティングが高かった。ただし、サリーは見事主演女優賞に輝いている。

Columbia/Kobal/Shutterstock

1984年:『ドレッサー』

アルバート・フィニー出演、ある俳優のパーソナルアシスタントについての芝居を基にしたヒューマンドラマ『ドレッサー』。これはロッテントマトでは2026年現在でも100%を記録しているが、作品賞はシャーリー・マクレーンやジャック・ニコルソンが出演した人間ドラマ『愛と追憶の日々』が勝ちとった。

Sunset Boulevard / Getty Images

1983年:『E.T.』

スティーブン・スピルバーグが手がけた、少年とエイリアンの心温まる交流を描いたSF『E.T.』が、1983年の最も評価の高い1本。だが、『ミッシング』、『トッツィー』、『評決』などを負かし、この年の作品賞は『ガンジー』に渡った。

CBS Photo Archive

1982年:『アトランティック・シティ』

1982年の作品賞にはイギリス映画『炎のランナー』が選ばれた。だが、スーザン・サランドン&バート・ランカスター共演、ルイ・マル監督によるクライムロマンス『アトランティック・シティ』がノミネート作品のなかでは評価が最も高く、不朽の名作『レイダース/失われたアーク《聖櫃》』よりもさらに高い。

Archive Photos / Getty Images

1981年:『歌え!ロレッタ 愛のために』

この年は、俳優ロバート・レッドフォードが監督デビューを果たした家族ドラマ、『普通の人々』がオスカー像をゲット。

ライバルはマーティン・スコセッシ監督の『レイジング・ブル』やデヴィッド・リンチ監督の『エレファント・マン』、ロマン・ポランスキー監督の『テス』などだったが、マイケル・アプテッド監督によるカントリー歌手ロレッタ・リンの伝記映画『歌え!ロレッタ 愛のために』が最も評価が高かった。

元記事で読む
の記事をもっとみる