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2026年春夏ランウェイ発! 新時代を告げる10のトレンドキーワード

  • 2026.3.9

1. ニューデザイナーがもたらすモードの新世界

シャネル 2026年春夏コレクション
シャネル 2026年春夏コレクション
ディオール 2026年春夏コレクション
ディオール 2026年春夏コレクション
ボッテガ・ヴェネタ 2026年春夏コレクション
ボッテガ・ヴェネタ 2026年春夏コレクション
ロエベ 2026年春夏コレクション
ロエベ 2026年春夏コレクション
ジルサンダー 2026年春夏コレクション
ジルサンダー 2026年春夏コレクション
バレンシアガ 2026年春夏コレクション
バレンシアガ 2026年春夏コレクション
プロエンザ スクーラー 2026年春夏コレクション
プロエンザ スクーラー 2026年春夏コレクション

シャネルCHANEL)、ディオールDIOR)、ボッテガ・ヴェネタBOTTEGA VENETA)、ロエベLOEWE)をはじめ、デザイナーの交代が相次いだ2026年春夏シーズン。モード界が大きくリフレッシュした今季、デザイナーたちは新天地でそれぞれの個性を打ち出しながらも、創業者や歴代のデザイナーたちによって築かれてきたブランドのDNAや“らしさ”にも敬意を払ったデザインを発表した。たとえばディオールのジョナサン・アンダーソンはムッシュ ディオールの“ニュールック”を彷彿とさせる白のドレス、バレンシアガBALENCIAGA)のピエールパオロ・ピッチョーリは、クリストバル・バレンシアガのサックドレス......etc.。すべてを刷新するのではなく、いいものは引き継ぐという柔軟な姿勢がモード界のニューリーダーの傾向といえる。

2. +αのデザインやシルエットでシャツをモダンに

プラダ 2026年春夏コレクション
プラダ 2026年春夏コレクション
ジャックムス 2026年春夏コレクション
ジャックムス 2026年春夏コレクション
ディオール 2026年春夏コレクション
ディオール 2026年春夏コレクション
シャネル 2026年春夏コレクション
シャネル 2026年春夏コレクション

ベーシックの代表格であるシャツがトレンドのキーアイテムに浮上。上質なシャツを軸としたスタイルが多く登場した。老舗シャツメーカーのシャルベ(CHARVET)とコラボしたシャネルはドラマティックなスカートに合わせることで定番をモードに昇華、プラダPRADA)からはユニフォーム的なデザインを加えたシャツが登場。さらにはジャックムスJACQUEMUS)のドレスライクに着こなすビッグシルエットや、ディオールのように胸もとにフリルをあしらったデザイン性の高い一着なども。シャツの特性である機能性や汎用性、シンプルで誰にでも合うデザインの良さに、着こなしやシルエットで変化を加えるのが今季らしいスタイル。仕立てや素材にこだわった一枚が、品よく最新モードを完成させてくれる。

3. 陽気に揺れる!都会的に生まれ変わったフリンジ

アライア 2026年春夏コレクション
アライア 2026年春夏コレクション
ボッテガ・ヴェネタ 2026年春夏コレクション
ボッテガ・ヴェネタ 2026年春夏コレクション
ステラ マッカートニー 2026年春夏コレクション
ステラ マッカートニー 2026年春夏コレクション
ルイ・ヴィトン 2026年春夏コレクション
ルイ・ヴィトン 2026年春夏コレクション
フェラガモ 2026年春夏コレクション
フェラガモ 2026年春夏コレクション
バーバリー 2026年春夏コレクション
バーバリー 2026年春夏コレクション
ロエベ 2026年春夏コレクション
ロエベ 2026年春夏コレクション
カルバン クライン 2026年春夏コレクション
カルバン クライン 2026年春夏コレクション
バレンシアガ 2026年春夏コレクション
バレンシアガ 2026年春夏コレクション

フォークロアやボヘミアンにカテゴライズされていたフリンジが、都会的でスタイリッシュに生まれ変わった。アライアALAÏA)からはフリンジになったパンツが登場したほか、ルイ・ヴィトンLOUIS VUITTON)やステラ マッカートニーSTELLA McCARTNEY)は全身総フリンジのドレスを提案、ボッテガ・ヴェネタは光沢のある素材を用いファーのようにボリュームを持たせたジャケットを披露した。素材や色、テクスチャーも様々なフリンジが、春夏らしい軽やかなムードを演出する。スタイルのアクセントとしてポイントで投入するよりも、今季なら迷わずフリンジを主役にしたデザインを取り入れたい。

4. デイ&ナイトにさらなる進化を遂げるテイラード

フェンディ 2026年春夏コレクション
フェンディ 2026年春夏コレクション
ミュウミュウ 2026年春夏コレクション
ミュウミュウ 2026年春夏コレクション
セリーヌ 2026年春夏コレクション
セリーヌ 2026年春夏コレクション
プラダ 2026年春夏コレクション
プラダ 2026年春夏コレクション
ディオール 2026年春夏コレクション
ディオール 2026年春夏コレクション
トム フォード 2026年春夏コレクション
トム フォード 2026年春夏コレクション

ジェンダーの枠を超えて、女性にも広く親しまれる日常のユニフォームとして定着したテイラード。今シーズンのランウェイにも豊富なバリエーションが登場している。デイリーならミュウミュウMIU MIU)やフェンディFENDI)のようにレイヤードで表情を持たせ、ナイトシーンならハイダー・アッカーマンが新たに手がけるトム フォードTOM FORD)のカラースーツのように素材とシルエットでドラマティックに。プラダのベビーピンクのレザーコートにもテイラードの技術によって凛としたムードが漂う。投資価値としても高いテイラード。今季こそ自分らしい一着を見つけられる好機だ。

5. カラーブロックが復活。重ねてこそ増す、色の魅力

フェンディ 2026年春夏コレクション
フェンディ 2026年春夏コレクション
プラダ 2026年春夏コレクション
プラダ 2026年春夏コレクション
イッセイ ミヤケ 2026年春夏コレクション
イッセイ ミヤケ 2026年春夏コレクション
バレンシアガ 2026年春夏コレクション
バレンシアガ 2026年春夏コレクション
クロエ 2026年春夏コレクション
クロエ 2026年春夏コレクション
ラバンヌ 2026年春夏コレクション
ラバンヌ 2026年春夏コレクション
ミュウミュウ 2026年春夏コレクション
ミュウミュウ 2026年春夏コレクション
ヴァレンティノ 2026年春夏コレクション
ヴァレンティノ 2026年春夏コレクション

暗いニュースが連日のように駆け巡る昨今。着る人、そして見る人をもポジティブなムードに誘うカラーブロックがトレンドにカムバック。今季の春夏らしい着こなしは、日常の延長線上がキーワードだ。華美なデザインよりもシンプルなアイテム同士を組み合わせることで、よりカラーの魅力を満喫できる。ミュウミュウやイッセイ ミヤケISSEY MIYAKE)のようにネオンカラーを重ねたり、フェンディのように極彩色の強めのカラーコーデもあり。スタイリッシュにコントラストを強調したスタイルで、ファッションを前向きに楽しむというマニフェストを掲げよう。

6. 自分らしさを問いかける、強さを秘めたランジェリールック

アクネ ストゥディオズ 2026年春夏コレクション
アクネ ストゥディオズ 2026年春夏コレクション
マックイーン 2026年春夏コレクション
マックイーン 2026年春夏コレクション
フェンディ 2026年春夏コレクション
フェンディ 2026年春夏コレクション
ジル サンダー 2026年春夏コレクション
ジル サンダー 2026年春夏コレクション
ヴェルサーチェ 2026年春夏コレクション
ヴェルサーチェ 2026年春夏コレクション
フェラガモ 2026年春夏コレクション
フェラガモ 2026年春夏コレクション

多くのデザイナーたちがランジェリーをデザインソースに女性の身体を再考。フェンディやジル サンダーJIL SANDER)はシアーなトップや胸もとが大きくくりぬかれたドレスとともに、ブラで完成するスタイルを提案。ヴェルサーチェVERSACE)からは、ビジューをたっぷりとあしらった、コーディネートの主役となるマイクロブラが登場した。アクネ ストゥディオズACNE STUDIOS)やマックイーンMCQUEEN)はコルセットやキャミソールを継ぎ合わせたようなデザインを披露。繊細な女らしさを表現するのに多用されてきたレースやシフォン素材で媚びのないセクシーさを表現する。セクシーさを他者にアピールするためのランジェリーとしてでなく、女性であることへの自信を再確認するためのアイテムへと進化を遂げている。

7. ブーケ気分で楽しみたい!全身で纏うフラワーパワー

クロエ 2026年春夏コレクション
クロエ 2026年春夏コレクション
セリーヌ 2026年春夏コレクション
セリーヌ 2026年春夏コレクション
ルイ・ヴィトン 2026年春夏コレクション
ルイ・ヴィトン 2026年春夏コレクション
バレンシアガ 2026年春夏コレクション
バレンシアガ 2026年春夏コレクション
ドリス ヴァン ノッテン 2026年春夏コレクション
ドリス ヴァン ノッテン 2026年春夏コレクション
メゾン マルジェラ 2026年春夏コレクション
メゾン マルジェラ 2026年春夏コレクション

春夏の定番モチーフであるフラワーだが、今季はさらにオプティミスティックなムードを纏ってカラーもデザインもバリエーション豊富に登場している。バレンシアガやルイ・ヴィトンのようなクチュールライクなデザインから、刺しゅうやレトロシックなプリント、クロエCHLOÉ)のようなリゾートで楽しみたい小粋なデザインまで多種多様な花が咲き誇る様は、「ファッションを通じて日常を楽しむ」という自己解放やポジティブさへの願いが強く投影されているよう。今季らしくフラワーモチーフを纏うなら、自分自身がブーケになったような気分で思い切って全身で纏うこと。自然の息吹が奏でるポジティブなムードを最大限に享受できるはず。

8. おしゃれの冒険心を刺激する、シティ派アースカラー

ジョルジオ アルマーニ 2026年春夏コレクション
ジョルジオ アルマーニ 2026年春夏コレクション
エルメス 2026年春夏コレクション
エルメス 2026年春夏コレクション
コム デ ギャルソン 2026年春夏コレクション
コム デ ギャルソン 2026年春夏コレクション
サカイ 2026年春夏コレクション
サカイ 2026年春夏コレクション
サンローラン 2026年春夏コレクション
サンローラン 2026年春夏コレクション
イザベル マラン 2026年春夏コレクション
イザベル マラン 2026年春夏コレクション

ベージュやカーキ、ブラウンをカラーパレットにしたアースカラーも継続して人気。今季のアースカラーは、シティにも映える洗練されたデザインが特徴だ。サンローランSAINT LAURENT)やイザベル マランISABEL MARANT)のようにフォルムやディテールでクラシックを再構築したトレンチやジャンプスーツ、エルメスHERMÈS)やサカイSACAI)のように素材や素肌感のバランスでアースカラーを上品に昇華するルックなど、今までのミリタリーやサファリとは一線を画すマチュアなデザインが揃う。特筆すべきはユーティリティな機能性はキープしつつ、デザインで都会的かつ行動的な女性像を表現している点。ベルトやショルダーバッグなど、冒険心をくすぐるようなアクセントを添えることで、色が持つ魅力もさらに増す。

9. モード界の現在をキャッチするフレッシュなミニ丈に注目

ヴァレンティノ 2026年春夏コレクション
ヴァレンティノ 2026年春夏コレクション
ラバンヌ 2026年春夏コレクション
ラバンヌ 2026年春夏コレクション
ディオール 2026年春夏コレクション
ディオール 2026年春夏コレクション
ステラ マッカートニー 2026年春夏コレクション
ステラ マッカートニー 2026年春夏コレクション

モードの新時代の到来とともに流れるフレッシュなムードを反映するかのように、軽やかに着こなすミニ丈がトレンドにランクイン。振り返れば60年代。当時の若者たちは、反骨精神の象徴としてミニスカートを武器に既存の価値観を軽やかに覆していった。日常の中で肌の露出に抵抗がなくなった現在でも、ミニスカートは自由な精神の象徴だ。ランジェリーのトレンド台頭と同様にミニルックにおいても重要なのは、媚びたセクシーさをアピールするのではなく自分のボディに自信を持ち、自分自身がまず楽しむというマインド。スカートに限らず、ミニドレス感覚で着こなすジャケットまで多様に揃ったデザインとともに、自分のボディを愛する大切さを再確認しよう。

10. “ちょっと抜く”が、アクセサリーの新潮流

エルメス 2026年春夏コレクション
エルメス 2026年春夏コレクション
ステラ マッカートニー 2026年春夏コレクション
ステラ マッカートニー 2026年春夏コレクション
フェンディ 2026年春夏コレクション
フェンディ 2026年春夏コレクション
ロエベ 2026年春夏コレクション
ロエベ 2026年春夏コレクション
バレンシアガ 2026年春夏コレクション
バレンシアガ 2026年春夏コレクション
ジバンシィ 2026年春夏コレクション
ジバンシィ 2026年春夏コレクション
ミュウミュウ 2026年春夏コレクション
ミュウミュウ 2026年春夏コレクション
シャネル 2026年春夏コレクション
シャネル 2026年春夏コレクション
ルイ・ヴィトン 2026年春夏コレクション
ルイ・ヴィトン 2026年春夏コレクション

アクセサリーにも春夏らしいデザインが多く登場。バッグの注目株は新時代のレディを気取るワンハンドルのバッグ。フェンディやロエベのように、クラシックなデザインをアンバランスに持つことで、スタイルにモダンな洒落っ気を加えている。シューズはシティでもリゾートでも活躍する涼しげなクリア素材がトレンドに急浮上。昨今人気を集めるコンフォートサンダルも引き続きトレンドにランクイン。リラックスしたカジュアルスタイルはもちろん、ドレスやスーツに合わせるアイテムとしても多く提案された。コーディネートの仕上げには表情を明るく演出する大ぶりなネックレスを。スカーフと組み合わせることで、より大きなインパクトをスタイルに添えてくれる。

Photos: Gorunway.com Text: Tomomi hata Editor: Gen Arai

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