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媚びてくる後輩が気に入らなかった私。とある後輩の発言を受けて、自分の偏見に気付いた話

  • 2026.3.8
ハウコレ

意見を聞けば「お任せします」。そんな後輩が私は苦手でした。でもある日、彼女が突然変わったとき、私は初めて自分の態度を振り返ることになったのです。

媚びる人間が嫌いだった

勤続15年。気づけば職場では「お局」と呼ばれる存在になっていました。後輩たちが私の顔色をうかがっているのは知っています。でも、私はそれを望んでいたわけではありませんでした。

特に苦手だったのが、過剰に媚びてくる人。何を聞いても「お任せします」。毎朝デスクにお菓子を置いていく。本心が見えない。信用できない。そういう人には、どうしても冷たくなってしまうのです。

Bという後輩

1年前に入社した新人もそうでした。誰より早く挨拶して、いつもニコニコして、私の機嫌を必死に取ろうとしている。正直、見ていて疲れました。

冷たくしているつもりはなかった。でも、媚びれば媚びるほど、私は新人を遠ざけていたのだと思います。この子も結局、本音を見せない人間だ。そう決めつけていました。

変わった彼女

ある日、新人が変わりました。朝のお菓子がなくなった。そして会議で、初めて新人が自分の意見を言ったのです。「私は第2案の方がいいと思います」。驚きました。この子、こんな顔もできるんだ。 その目は、媚びていたときとは違っていました。覚悟を決めた目。

何かを失う覚悟で、自分の意見を言っている。私は思わず「ふうん」と声が出ていました。久しぶりに、後輩に興味が湧いた瞬間でした。

そして...

それから、新人への見方が変わりました。意見を言うようになった彼女は、ちゃんと仕事を考えている人だとわかったのです。会議で「あの意見、悪くないわね」と言ったとき、周りが驚いた顔をしていました。私ってそんなに怖かったのか、と少し反省しました。 振り返れば、私が冷たくするから後輩たちは媚びるしかなかった。

そして媚びるから私は距離を置いた。悪循環を作っていたのは私の方だったのです。今は新人とも普通に話せるようになりました。もっと早く気づけばよかった。自分の態度が周りを萎縮させていたことに。年数だけ重ねて、私は大事なことが見えていなかったのです。

(40代女性・事務職)

本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。

(ハウコレ編集部)

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