1. トップ
  2. 恋愛
  3. 「もう、終わりにしよう」彼との真剣な別れ話。だが、彼の送ってきたスタンプに思わずブチギレ【短編小説】

「もう、終わりにしよう」彼との真剣な別れ話。だが、彼の送ってきたスタンプに思わずブチギレ【短編小説】

  • 2026.3.7

本記事はフィクションです。物語の登場人物、団体、名称、および事件はすべて架空のものであり、実在のものとは一切関係ありません。

彼との別れ

彼とのお付き合いは、気づけば三年。

最初は優しかった彼も、次第にルーズな本性が露わになってきました。

デートのドタキャンや、数日間の音信不通は当たり前。

それでも「仕事が忙しいから」と自分に言い聞かせてきた日々。

しかし、とうとう決定的な出来事が起きたのです。

私に内緒で、他の女性と遊びに行っていたという裏切り行為でした。

これまで溜め込んでいた不満と悲しみは、ついに限界を突破。

夜の静かな部屋で一人、私はスマホを握りしめ、彼へのメッセージを打ち込みました。

「今まで何度も信じようとしたけど、もう限界。これ以上一緒にいても、お互いのためにならない。もう、終わりにしよう」

何度も読み返し、涙をこらえながら送信ボタンをタップ。

数分後、画面に「既読」の文字がつきました。心臓の音がうるさいくらいに鳴り響きます。

「ごめん」と謝罪が来るのか、それとも逆ギレか。

そして、静寂を破るように通知音が鳴りました。

深呼吸をして、恐る恐る画面を見つめる私。

送られてきたのは

しかし、そこに表示されていたのは言葉ではありません。

送られてきたのは、たった1個のスタンプ。

しかも、気の抜けたゴリラが「ごめんね汗」と呟いている、ふざけたデザインです。

一瞬、思考が完全停止。

……えっ?何これ。

私が身を切る思いで告げた、真剣な別れ。

それに対する返事が、このおふざけスタンプ一個だなんて。

信じられないという驚きは、一瞬にしてマグマのような怒りへと変わりました。

「……ふざけんな!」

深夜の部屋に響き渡る私の叫び声。

悲しい気持ちや彼への未練など、このたった1個のスタンプが見事に吹き飛ばしてくれたのです。

こんな男のために悩み、泣いていた自分が本当に馬鹿みたいに思えました。

私は冷めきった心のまま画面を操作し、彼のアカウントを即座にブロック。

今となっては、あのふざけた煽りスタンプのおかげで、すっぱりと縁を切ることができたのだと感謝すらしています。

でも、あの瞬間に湧き上がった強烈な怒りだけは、一生忘れません。

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。
※本コンテンツのテキストの一部は、生成AIを利用して制作しています。

元記事で読む
の記事をもっとみる