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「元嫁がすぐキレる人で」年収1000万超え、54歳エリートの正体。スタンプ1つでお別れしたワケ

  • 2026.4.7

筆者の友人から聞いた話です。「前の妻はすぐキレる人で」と嘆く、年収1000万円超の54歳ハイスペ男性。結婚相談所で出会った彼のエスコートは完璧でしたが、交際を始めると……?

画像: 「元嫁がすぐキレる人で」年収1000万超え、54歳エリートの正体。スタンプ1つでお別れしたワケ

完璧なエスコートの裏に潜む「不誠実」

結婚相談所で知り合った彼は、自宅も近く年収1000万超えの54歳。
デートでは高級店をスマートに予約し、エスコートも完璧でした。

「この土地を終の住処にする」という彼の言葉に、これまで婚活で心が動かなかった私も、かすかな期待を膨らませていました。

しかし、会っていない時の彼は驚くほど淡泊でした。

朝10時まで飲み歩き、こちらの真面目な質問さえ翌日夕方に「リアクション機能」のスタンプ一つで済ませる。返信を気にしていた私は開かないとわからないそのスタンプに、言いようのない虚しさを感じました。
指先一つのタップで会話を完結させてしまうその姿勢に、向き合おうとする誠意を感じられず、少しずつ違和感が積み重なっていきました。

「異動報告」という名の、唐突な幕引き

それでも一緒にいる時間は楽しく、あっという間。
このままうまくいけばいいなと思っていた頃、一通のLINEが届きました。

「海外に異動になりました。もう会えません」
という文面に添えられた、目がバツになっている絵文字。

私は目を疑いました。

え? それで? 婚活の行方はどうなるの?
私は「直接会って話したい」と伝えましたが、
彼は「本来は相談所を通すべきですが、わざわざ直接伝えているんです。ご多幸をお祈りします」

と、話し合いの余地さえ与えず、一方的にシャットアウトしたのです。

まさかの再会。すべてを悟った瞬間

しかし、それから数週間後のこと。近所の定食屋で、見覚えのある横顔を目にしました。
そこにいたのは、海外などどこへも行かず、何食わぬ顔で元の生活に戻っている彼でした。

ほぼ毎日行くと言っていた定食屋で、スマホを3台並べ、食事をしながらゲームに没頭しているその姿。

その光景を見た瞬間、私の中にあった彼への執着が、音を立てて崩れ去りました。
真相は彼にしかわかりませんが、私には、本当のことを告げる手間さえ惜しみ、「異動」という嘘で関係をリセットしたように見えてしまいました。

最後に私が送った「答え」

私は彼から届いた最後のお別れメッセージに、彼が私に何度も繰り返したのと同じ「リアクション」を一つだけポチッと押し、そのまま彼という存在を人生からデリートしました。

今思えば、私の方も「条件」の良さに執着するあまり、彼の発していた小さな拒絶のサインに目を瞑っていたのかもしれません。もしかしたら、私の真面目すぎる問いかけが、彼にとっては重荷になっていた可能性も否定できません。

スマートなエスコートや輝かしい肩書きよりも、不格好でも言葉を尽くし、真っ直ぐに目を見て向き合おうとする熱量。それこそが、私が本当に手に入れたかった「終の住処」への鍵だったのだと思います。

【体験者:40代・女性主婦、回答時期:2026年2月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:森奈津子
海外生活や離婚、社会人での大学再入学など、多彩な経歴を持つライター。現在は幼稚園教諭として保護者の悩みに寄り添うほか、日々の人付き合いの中から生まれるリアルな本音に耳を傾け、多様な価値観に触れてきた独自の視点でそれらを記事にしている。

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