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「俺より稼いでから文句を言え」と家事を一切しない夫。だが、娘の正論をうけると黙り込んだ【短編小説】

  • 2026.3.7

本記事はフィクションです。物語の登場人物、団体、名称、および事件はすべて架空のものであり、実在のものとは一切関係ありません。

家事を手伝わない夫

結婚して10年。

夫は昔から家事に非協力的でしたが、最近さらにひどくなりました。

「少しは手伝ってよ」とお願いしても、夫はいつもこう返してきます。

「俺より稼いでから文句を言え」

私は育児と家事を優先するため今は時短勤務で、たしかに現在の収入は夫のほうが上です。

でも、夫は忘れているのでしょうか。結婚当初、お互いフルタイムで働いていた頃は、私のほうがずっと高収入だったことを。

私が働き方を変えたのは、夫が何もしないからです。

どちらかが時間を調整しなければ生活が回らなかったのに、すっかり自分が一番偉いと勘違いしているようです。

娘の正論

ある日曜日のことです。

朝から家事に追われてバタバタする私を尻目に、夫はソファに寝転がって一日中スマホゲームをしています。

夕方、夕食の準備で手が離せなかった私は、夫に声をかけました。

「お風呂のスイッチ入れてきてくれない?」

すると夫は、舌打ちをして言いました。

「俺は疲れてるんだよ。俺より稼いでから文句を言えっていつも言ってるだろ」

私が言い返そうとした瞬間でした。リビングにいた小学生の娘が、突然立ち上がって夫の前に立ち塞がったのです。

「お父さん、それっておかしくない?」

驚く夫に、娘ははっきりとした声で言いました。

「お母さんが今お仕事の時間を短くしてるのは、お父さんが家のお手伝いを全然しないからでしょ? 前はお母さんの方がお給料高かったんだよ。お父さんが家のことやってたら、今でもお母さんの方がお父さんより稼いでるはずだよ!」

私は驚きました。

以前、私が何気なく話した昔の出来事を覚えていてくれたのです。

「それに、家族なんだから助け合うのが普通でしょ。お金のことでいばるなんて、すごくかっこ悪いよ」

娘のど直球な正論を浴びた夫は、顔を真っ赤にして完全に黙り込んでしまいました。

そして、無言で立ち上がり、お風呂のスイッチを入れに行きました。

娘の成長を頼もしく思うと同時に、私もこれからは我慢せず、はっきりと意見を伝えていこうと決心した出来事でした。

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。
※本コンテンツのテキストの一部は、生成AIを利用して制作しています。

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