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「俺だってやってる」が届かない→妻とToDoリストを見せ合った日、俺は自分の甘さを知った

  • 2026.3.7
ハウコレ

仕事で疲れて帰宅して、自分なりに家事をこなしているつもりでした。なのに妻からは「やってない」と言われ続ける日々。

何をやっても認めてもらえない虚しさに、正直やる気を失いかけていました。けれど、あるきっかけで気づいたのです。俺には「見えていないもの」があまりに多かったことを。

精一杯やっているのに、認めてもらえない

毎日、仕事から帰ると食器を食洗機に入れ、洗濯機を回す。週末にはゴミ出しもしている。自分では「ちゃんとやっている」つもりでした。

でも妻は満足してくれません。「食器に汚れが残ってる」「洗濯物、干してないじゃん」「ちゃんとやってよ」。指摘されるたびに、「俺だってやってる」と反発していました。

心の中でも「だったら自分でやればいい」。そう思ってしまう自分がいたのも事実です。そのすれ違いが、毎晩のケンカにつながっていきました。

「やり方が違う」と言われ続けて

何度か、妻のやり方に合わせようとしたこともあります。でも「そうじゃない」「もういい、私がやる」と言われるうちに、だんだん手を出すのが怖くなっていきました。

やればダメ出しされる。やらなければ怒られる。

どうすればいいのかわからなくなり、最低限のことだけをこなすようになっていました。妻が泣きながら「なんで分かってくれないの」と言った夜、俺は何も言えませんでした。

見えていなかった現実

妻の提案で、夫婦カウンセリングを受けることにしました。カウンセラーに言われたのは、お互いの家事を全て書き出すこと。俺が書いたのは8項目でした。ゴミ出し、食器、洗濯、風呂掃除、排水口の掃除、ゴミの分別等々。精一杯書いて8項目。

妻のリストを見て、愕然としました。42項目。朝の弁当作りから、子どもの持ち物チェック、献立を考えること、調味料の補充まで。俺が「家事」だと思っていなかったことが、こんなにもあったのです。同時に、妻が俺のリストを見て驚いていました。「排水口、掃除してくれてたの?」。知らなかった、と言われた瞬間、俺たちは「見えていないだけ」だったのだと気づきました。

そして...

あの日を境に、俺たちは分担表を作り直しました。書き出してみると、今まで名前すらなかった家事がいくつも見つかりました。妻がひとりで抱えていたもの。俺が黙ってやっていたもの。どちらも、言葉にしなければ伝わらなかったのです。

今でも完璧にはできていません。それでも「見えていないかも」と一度立ち止まれるようになったことは、大きな変化でした。

(30代男性・会社員)

本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。

(ハウコレ編集部)

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