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国土交通省が「バス車内事故防止アナウンス」を制作。落語家の林家たい平さんを起用

  • 2026.3.6

国土交通省は、乗り合いバス車内における事故防止意識の向上を目的として、落語家の林家たい平さんを起用した「バス車内事故防止アナウンス」全7パターンを制作。

2月25日(水)、東京都台東区にある浅草 木馬亭にて発表会が開催され、事業概要説明、車内事故防止アナウンス披露(7パターン)、林家たい平さんによる車内アナウンスのお披露目、フォトセッション、質疑応答が行われた。

アナウンスは、全国のバス車内にて次年度より順次放送される予定だ。

「バス車内事故防止アナウンス」制作の背景と目的

乗合バスにおいて、走行中に乗客がブレーキ・発進時の揺動によって転倒して負傷する「車内事故」が、令和2年~6年の5年間で1,359件発生。その中には骨折等の重傷に至るケースもあり、重要な課題となっているという。

今回の取り組みは、バス利用者に対して乗車時の注意事項を分かりやすく伝え、バスを安全に利用してもらうための行動を促すことを目的としたもので、幅広い世代に親しまれている落語家・林家たい平さん協力のもと、注意喚起の車内アナウンスを制作。利用者への注意喚起と事故防止意識の向上を図っていく。

バス運転士の制服姿のたい平さんが会場に登場

発表会当日、林家たい平さんは普段の着物姿とは違うバス運転士の制服姿で登壇し、会場を和やかな雰囲気に包み込んだ。普段からバスを利用しているというたい平さんは、「バスの運転士さんが大好きで、バスに乗る時は必ず運転士さんのすぐ後ろの席に、子どものような気持ちで座って見るのが、いまだに好きなんです」と、バスへの親しみや子供の頃からのワクワクする気持ちも語った。

また、バス車内で実際に目にした出来事として、「杖をついたおばあちゃんが急ブレーキで最前方まで移動してしまい、転びそうになる場面を目撃し、危険を身近に感じました」と振り返り、「話すことを仕事としてきた、自分の声で事故防止のお手伝いができること、一つでも事故を減らすための役割やお手伝いを担えることを大変うれしく思っています」と、今回のアナウンスを担当した喜びを述べた。

アナウンスの工夫を紹介したほか、サプライズも

アナウンス収録にあたっては、「車内が混み合っている状況でも、多くの方にふと耳を傾けていただけるよう声のトーンやスピードは意識してナレーションをさせていただきました」と語り、利用者の注意喚起をしながらも親しみやすく内容もしっかりと伝わるよう工夫したことを明かしたたい平さん。

また、日頃より話し慣れているたい平さんは、アナウンスの収録が30分で非常にスムーズに終わったことを話し、今回の発表会のサプライズとして車内事故を少しでも減らいたいという思いから、得意のイラストとダジャレでオリジナルキャラクターのイラストボードを披露した。

今後の展開

たい平さんの「バス車内事故防止アナウンス」は、全国のバス事業者の協力のもと、乗り合いバス車内で次年度より順次放送される予定。

国土交通省では、今回の取り組みを通じて、バス利用者の安全意識の向上を図るとともに、誰もが安心して利用できる公共交通環境の実現を目指していくとしている。

バスを利用した際は、林家たい平さんの「バス車内事故防止アナウンス」に耳を傾けてみよう。

(ソルトピーチ)

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