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【ホンダ CRF250RX / CRF450RX】フレーム構成部品の約70%を新設計!

  • 2026.3.4

RXが別次元に進化した。2025年モデルのCRF250RX、CRF450RXは、ベースとなるモトクロッサー同様にフルモデルチェンジを実施。CRFの持ち味である軽快なハンドリングに、さらなる安定性を融合し、モトクロスシーンでは早くも結果を残している。果たして、その進化はエンデューロ指向のRXにどのような乗り味をもたらしたのか。

フレームから刷新走破性を底上げする構造改革とは?

2025年モデルでは、フレーム構成部品の約70%を新設計したCRF250R・RX、CRF450R・RX。ホンダCRFシリーズが4機種すべて同時にフルモデルチェンジするほどの気合いの入れようが見て取れた。

全車に共通した大きな特徴としては車体の改善。縦剛性を4%向上させることで、荒れた路面での車体挙動を抑制し安定感を高めているが、単に剛性を上げるだけでなく、サスペンション本来の性能を引き出すためのバランス設計が施されている点にも注目だ。

SHOWA製サスペンションはこれに合わせて大幅にリニューアルされ、トップブリッジ、ボトムブリッジ、ステムパイプ、フロントアクスルシャフトまで刷新。ストローク全域でのスムーズな作動感を実現している。

ホンダ CRF250RX / CRF450RX
ホンダ CRF250RX / CRF450RX

走破性に大きな影響を与えるリアリンクは、従来の分割式から「コの字型」の1ピース構造へ変更。剛性アップにより、クッション作動性の向上とボトムタフネス性能の強化が図られている。さらに、エンジン本体をはじめ、吸気・排気流路、ブレーキ、外装パーツ形状まで見直され、リアクッションの整備性も向上。まさに全面的なアップデートと言える内容だ。

本誌メインテスターのIAワタライはCRF450RXに関して「250では気にならなかった燃料タンクの幅も、450だと少し意識します。ただし旋回性が高く、小回りも効くので、不利な部分はうまくフォローされています。極低速域ではエンストへの注意が必要ですが、ユニカムエンジンの特性はエンデューロ向き。スピードが出ないコースではパワーが勝ちすぎるので、手元のスイッチで調整するのもおすすめです。トラクションコントロールを使うと立ち上がりの感覚が変わるので、好みは分かれそうですね」と評価。

「CRF250RXに関してはコーナーの安心感は、やはりホンダらしく旋回性が高く、フロントの接地感も豊か。コーナリングは安定していますね。一方で、サスペンションはややハード寄りかなと思います。一般的な日本人ライダーが国内コースで乗るなら、スプリングレートを1〜2ランク落としたいところ。丸太や石のセクションでは、気を抜くとエンストする場面もあります。エンジンは軽快でレスポンスも良好ですが、全体的に中級以上向けの印象です。滑りやすい路面やウッズ、ガレ場では、3段階のモード調整の恩恵をしっかり感じられると思います」と評価した。

ホンダ CRF250RX / CRF450RX
ホンダ CRF250RX / CRF450RX

一方、普段JNCC FUN-GPやWEXなどに参戦している本誌岸澤は「新車卸しのCRF450RXのナラシを担当しました。モトクロスヴィレッジでの試乗でしたが、とにかく乗りやすい。コンパクトなコースでも、ノーセッティングのサスペンションでよく走る印象です。エンジンはサイレンサーなどで制御されている分、扱いやすさが際立ちます。ゲレンデ系のコースでも走らせてみたいと思わせる懐の深さを感じました。油圧クラッチの重さは少し気になりますが、アフターパーツで対応できる範囲でしょう。」

CRF250RXは「横に幅広なビッグタンクですが、バランスが崩れる感じはまったくありません。その幅が、むしろニーグリップのしやすさにつながっています」と、意外な効能にも着目。「『今のCRFはこんなにも乗りやすいのか』と感動するレベルでした」と、最新CRFを絶賛する取材となった。エンデューロシーンでも今後注目したい1台だ。

ホンダ CRF250RX / CRF450RX
ホンダ CRF250RX / CRF450RX
2025年モデルはフレーム構成部品の約70%を新設計し、縦剛性を約4%向上。これにより荒れた路面での車体挙動を抑え、サスペンション本来の性能をより引き出している。SHOWA製サスペンションも大幅に刷新され、トップブリッジやボトムブリッジ、ステムパイプ、フロントアクスルシャフトなどを新設計。全域でスムーズな作動感を実現。さらに、走破性に大きく影響するリンク構造は形状やレバー比を変更し、剛性アップとクッション作動性、ボトムタフネスを向上。エンジン、吸排気系、ブレーキ、外装パーツ形状も刷新され、リアクッションの整備性も改善されている。リンク形状の変更も走破性能の向上に寄与しており、ライダーからの評価も高い
2025年モデルはフレーム構成部品の約70%を新設計し、縦剛性を約4%向上。これにより荒れた路面での車体挙動を抑え、サスペンション本来の性能をより引き出している。SHOWA製サスペンションも大幅に刷新され、トップブリッジやボトムブリッジ、ステムパイプ、フロントアクスルシャフトなどを新設計。全域でスムーズな作動感を実現。さらに、走破性に大きく影響するリンク構造は形状やレバー比を変更し、剛性アップとクッション作動性、ボトムタフネスを向上。エンジン、吸排気系、ブレーキ、外装パーツ形状も刷新され、リアクッションの整備性も改善されている。リンク形状の変更も走破性能の向上に寄与しており、ライダーからの評価も高い
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