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仕事を押し付け続けた後輩が昇進し、気づけば私の上司になっていた話

  • 2026.3.4
ハウコレ

面倒な仕事は後輩に押し付ければいい。そう思っていた3年間がありました。でも、その後輩が自分の上司になったとき、私は自分の愚かさを思い知ることになりました。

楽をしていた日々

後輩が入社して一年ほど経った頃から、私は彼のことを「使いやすい人間」だと思うようになりました。
真面目で、頼まれたことを断れない性格です。「これ、急ぎだからやっておいて」とLINEを送れば、文句ひとつ言わずにすべて引き受けてくれます。夜でも休日でも、頼めば必ずやってくれるのです。

私は自分の仕事を後輩に押し付けて、定時で帰る毎日。後輩が残業している横を、涼しい顔で通り過ぎていました。悪いとは思っていました。でも、楽な方に流されていたのです。

気づかなかった差

3年間、その生活を続けていました。でも、いつの間にか後輩は重要なプロジェクトを任されるようになっていました。上司からの評価も高い。

一方で私は、後輩に任せていた仕事を自分でやることになり、ミスが続きました。 後輩がいないと何もできない。そのことに気づいたときには、もう遅かったのです。

立場が逆転した日

人事発表があり後輩が課長に昇進。私より上の役職です。自分より後に入ってきた後輩が、上司になる。 

私は後輩にLINEを送りました。「ご昇進おめでとうございます。これからもご指導よろしくお願いいたします」。3年間「やっといて」としか送っていなかったのに、急に敬語。自分でも情けなかった。でも、そうするしかありませんでした。

そして...

後輩は、私に仕事を押し付けることはありませんでした。それが逆に辛かった。自分がしてきたことを、やり返されないという現実。後輩は私より何倍も上の人間だったのです。

半年後、私は退職しました。自分の力で仕事ができなくなっていたからです。後輩に押し付けていた3年間で、私は何も成長していなかった。今は別の会社で、一からやり直しています。あのとき楽をした分のツケを、今払っているのだと思います。

(30代女性・IT)

本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。

(ハウコレ編集部)

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