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エレベーターに乗っていると→ベビーカーを押した夫婦が入ってきて…直後、周囲に放った“驚きの一言”に「やりきれない思い」

  • 2026.3.27
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出典元:photoCA(※画像はイメージです)

今回のエピソードは、女性のAさん(仮名)が旅行先のデパートで体験した出来事です。

公共の場でのちょっとした一言や行動が、その場の空気を大きく変えてしまうことがあります。

一見すると正しいようにも思える主張も、言い方ひとつで思わぬ違和感を覚えたとAさんは振り返ります。

突然「降りろよ」と言われたエレベーター内

旅行先のデパートを訪れた際のことです。

Aさんは、複数あるエレベーターのうちの1基に1階から乗り込みました。

2階で扉が開くと、大きなベビーカーを押した若い夫婦が待っていました。
その様子から、すでに乗っている人の多さに「乗れない」と感じたのかもしれません。

すると、夫と思われる男性が突然、大きな声でこう言ったといいます。

「おい、あんた達降りろよ。ベビーカー入れないじゃないか。こっちが優先だろ」

その場にいた誰もが戸惑う中、ドア付近にいた男性が「詰めたら入れますよ」と声をかけ、中にいた人たちも少しずつ奥へと移動し、スペースを作りました。

その結果、ベビーカーと夫婦はエレベーターに乗ることができたそうです。

収まらない主張と、止まったままのエレベーター

エレベーターは動き出し、次の3階で扉が開くと、今度はベビーカーを押した人たちが3組待っていました。

しかし、中はすでにいっぱいで、とても乗れる状況ではありませんでした。

すると、先ほどの男性が再び強い口調でこう言ったといいます。
「みんな降りろよ。ベビーカーが優先なんだよ」

中には高齢の方もいたようで、簡単に降りられる状況ではなかったのかもしれません。
そのためか、その場の誰も動こうとはしませんでした。

一方、3階で待っていたベビーカーを押した人たちは、「次に乗りますので大丈夫です」と声をかけていました。

それでも男性は納得できない様子で、降りるように言い続け、エレベーターはしばらくその場で止まったままになってしまったといいます。

見かねた一人の男性が「では、自分が降ります」とエレベーターを降り、Aさんもまた、このままでは状況が変わらないと感じ、自ら降りることにしました。

しかし、そもそもエレベーターはベビーカー4台が乗れるほどの広さではなかったようで、2人が降りたところで状況が大きく変わることはありませんでした。それでも男性は納得しきれない様子で、不満を口にし続けていたそうです。

ふと周囲を見ると、別のエレベーターには「ベビーカー・車椅子優先」と書かれているものもあったといいます。

Aさんは、「もし優先を主張するのであれば、そうした場所で伝える方がよいのではないか」と感じ、やりきれない思いが残ったと振り返ります。

お互いの配慮があってこその正しさ

公共の場では、それぞれの立場や状況によって「優先すべきこと」の捉え方が異なることがあります。

今回のように、ベビーカー利用者への配慮が大切である一方で、その伝え方や場面によっては、周囲に戸惑いや負担を生んでしまうこともあるのかもしれません。

「優先だから」と一方的に主張されることに違和感を覚えるのも不自然なことではありませんし、一方で、優先とされていない場所だからといって配慮が必要ない、というわけでもないのかもしれません。

“正しいこと”であっても、その表現や行動の仕方ひとつで、受け取られ方は大きく変わります。

だからこそ、自分の立場だけでなく、その場の状況や周囲の人の立場にも目を向けてみること。ほんの少しの配慮や言い方の違いが、場の空気を大きく変えることもあるのではないでしょうか。


アンケート実施日: 2026年3月20日
投稿方法: TRILL 募集フォームより
投稿者情報: 60代以上女性・フリーター、アルバイト

※本記事は投稿者様の体験談を元に作成しています。
※自社で募集したエピソードに基づき、編集部にて事実確認および表現の精査を行った上で公開しています。


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