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中学受験、『合格祝賀会』にて終了!【気になるあの子は受かったのか?】

  • 2026.2.26

関西に住んでいる我が家の中学受験が完全に終了し、約1か月が経ちました。先日、待ちに待った通っていた塾主催の合格祝賀会が行われました。長男は、2年前に入塾してからこの祝賀会をひたすら楽しみにしていました。そんな彼にとっての一大イベントが終了。いや~全てのイベントが終わってしまいました。今回は、ほとぼとりが覚めたからこそ話せる、中学受験、真っただ中のピリピリした中に起こった、ある出来事もお話させてください。

「Y君が落ちたって」

「Y君が落ちたって。統一日の試験。信じられへん。」関西の受験が始まって3日目の夜。まだ空気の中にピリピリとした緊張が漂い、明日も4日目の受験だぜ!さぁ寝ようか!という時に、長男の口からぽろりとこぼれ落ちたのです。私は一瞬、時間が止まったような気がしました。Y君は長男からも優秀な成績をいつも取っている友達だと伝えられていました。そんな彼。確実に受かると言われていた学校に、まさかの不合格。「確実」という言葉が、どれだけ当てにならないものかを、受験期の私たちは何度も思い知らされてきましたが、それでもやっぱり、その言葉に少し寄りかかっていたのも事実です。3日目の午後、長男は塾の自習室にこもる予定で家を出ましたが、そこで仲の良いY君と顔を合わせたそうで、泣きはらした目をしていた彼の姿を見たとき、胸の奥がきゅっとなったと言っていました。Y君は焦りと不安のなか、どうしたらいいのか分からなくなり、塾に泣きながら電話をかけたそうです。すると塾長は一言。「後期に向かって対策するから、いいから自習室においで!」なんてシンプルで、なんて力強い言葉でしょうか。人生って、意外とこういう一言で立ち直れる瞬間があるのかもしれません。べそべそしながら勉強を続けるY君の前に、ガラガラ~と戸を開けて入ってきたのが、うちの長男だったというのだから、受験という舞台はなかなかドラマチックです。

発表待ちという、どっちつかずの時間

長男が受験していた学校は、発表日が比較的遅い日程でしたので、3日目の時点では前受以外の結果がまだ分からない、なんとも落ち着かない状態でした。メンタルが安定しているわけでもなく、かといって崩れているわけでもない、いわば「ソワソワの中間管理職」みたいな立ち位置で、毎日をやり過ごしていたのです。一方のY君は、第一志望の不合格という現実を受け止めながら、次の試験に向かわなければならない状況で、心の中はきっと嵐のようだったことでしょう。Y君は長男にこう言ったそうです。「もしかして、全部終わってから発表がある日程なん?それはとってもよいスケジューリングだよ。第二・第三志望が残ってるのに発表を聞いてしまうのは、本当にきつい。」うん、きついに決まっています。(ちなみに長男のスケジューリング、裏で母がExcelを叩きながら必死に組んだことは、ここだけの秘密です。)とはいえ、2人は軽く雑談をしたあと、夜10時まで自習室で黙々と勉強を続けたそうで、泣いたあとでも、迷ったあとでも、机に向かうという選択をした彼らの背中を、私はちょっと誇らしく思いました。

1か月後、遠い昔のような受験期

そんな受験期から、あっという間に1か月が過ぎました。喉元過ぎれば熱さを忘れるとは、よく言ったものです。本当に、ついこの前まで毎日キーキー言いながら問題集をめくっていたはずなのに、今では「あれ、去年の話だっけ?」というくらい遠い出来事のように感じるのですから、人間の記憶って不思議です。長男は「もう2年くらい前の感覚」と言っていますが、それだけ汗もかき、ハラハラし、最後の最後まで詰めに詰めた日々だったのでしょう。ただ、終わった1週間後からも、毎日15分の勉強とweb英会話を続けている姿を見ると、今は「試験のため」ではなく「自分のため」に学んでいるのだなと感じられて、なんだかほっとします。頑張り続けた時間は、ちゃんと形を変えて残るのですね。さて、そんな中…

合格祝賀会という、最後の集合場所

先日、塾の合格祝賀会がありました。お菓子を食べて、スマホでLINE交換をして、ビンゴで盛り上がる、まるで文化祭の後夜祭のような、明るくて少し切ない時間です。すでに塾は新学年が始まっていて、もうそこに6年生だった自分たちの席はありません。あれだけ情熱を燃やした場所が、次の世代へとバトンを渡している様子を見ていると、「青春って意外と回転が早いな」と、母はしみじみ思うのです。そして、この祝賀会は、塾でつながっていた仲間と顔を合わせる、ほぼ最後の機会でもあります。誰がどこに進学するのか、どんな春を迎えるのか、受験期にタブーだった合格・不合格の詳細や、どこを受けてどうだったか。どう感じたか。無礼講になる日でもあります。みんな少しドキドキしながらその日を待っていたのでしょう。さて、うちの長男でございますが、2年前に塾に入りました。始めは一番下のクラスでお世話になり、その後ヨロヨロと何とか成績を上げていき、最終的にはこの小さな分校では上のクラスとなりました。えっ?国語は全然ダメだったのに?そうです。その通り。大手塾のクラス分けは、【算数】で分けられる場合が多いのです。よって、算数が得意な長男は『クラス』としては上にいたことになります。総合的な成績は・・聞かないで~

底辺国語とハイクラス算数の物語

長男はクラスを行き来した経験があるため、いろんなクラスに友達ができたようです。国語は全然ダメでしたが、算数は、なぜか嫌がらず、塾の「ハイクラス算数」というオプション講座まで受講していました。この講座のおかげで、国語に全振りしても算数が大崩れせずに済んだのは、本当にありがたいことでした。この講座を受けていた仲間たちは、レベルの高い学校を目指していた子も多く、その中にY君もいました。彼はどうなったのだろう、祝賀会に来るのだろうか、と長男は内心そわそわしていたそうです。

最後の最後に、春はやってくる

そしてY君。後期日程で、第一志望に合格。最後の最後まであきらめず、涙を拭いて机に向かい続けた彼が、自分の力でつかみ取った合格です。後期は偏差値も高く、簡単な挑戦ではなかったはずなのに、本当に立派だなと心から思いました。祝賀会で、無事スマホを手にした2人はLINEを交換し、「違う学校だけど、これからもよろしくな」と言い合ったそうで、その光景を想像するだけで、母は胸が温かくなります。受験は競争かもしれませんが、最後に残るのは、こうしたご縁なのかもしれません。春が来ます。あれだけキーキーしていた6年生の受験期が、静かに幕を閉じました。毎朝、課題をチェックし、付箋を貼り、進捗を確認していた時間がなくなり、少し寂しいかと思いきや——。

控えめに言って、めっちゃ楽です!!

ああ、自分も必死の最中にいたのだなあと、今なら分かります。喉元過ぎれば熱さを忘れる、本当にその通り。でも、あの時間は確実に、親子にとって宝物でした。小6の長男にとって、生まれて12年で一番必死になった日々だったでしょうし、私にとっても、子どもと本気で走り切った特別な時間でした。次の新6年生、新5年生のみなさんへ。大丈夫、頑張った先の未来は、ちゃんとあたたかいです。ドキドキしながらでもいい、迷いながらでもいい、今日も一歩ずつ。春は、ちゃんと来ますから。

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