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残金30万円→「今月7,000万調達できなければ潰れる」年商80億“最年少上場社長”が切り抜けた【奇想天外な方法】とは?

  • 2026.3.10

テレビ朝日のポッドキャスト番組『アルコ&ピースの#文化人が1番やばい〜Produced by しくじり先生〜』は、お笑いコンビ『アルコ&ピース』の平子祐希さんと酒井健太さんがさまざまな分野の文化人ゲストを招き、その人生や本性に迫る番組。

3月3日の配信回では、アパレル企業として史上最短での上場を成し遂げた株式会社yutori代表取締役社長「ゆとりくん」こと片石貴展さんがゲストに登場。現在は年商80億円を誇る片石さんですが、起業初期には古着をゴミ袋に詰めて電車で運ぶような泥臭い日々があったといいます。そんな苦労話の数々が、今回の配信で明かされました。

1,000万のうち700万をオフィスにつぎ込んだ「アホなミス」

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(C)テレビ朝日

創業期、片石さんたちはなんとか1,000万円の資金調達に成功します。しかし、そのうちの700万円を一気につぎ込んで、オフィスを作ってしまったのだとか。

「水色にして、ラインを引いてプールみたいにした、『プール』って名前のオフィスだったんですけど」と振り返る片石さん。コミュニティスペースも兼ねたそのオフィスへの思い入れはあったものの、1,000万円のうち700万円を使えば残りはわずか300万円。後先考えない思い切りの良さに、自ら「アホじゃないですか」と笑いながらツッコミを入れていました。

当然、その後の運転資金はみるみる底をつき、会社の残金はついに30万円にまで落ち込んでしまいます。

インフルで寝込むなか届いた、副社長からの緊急電話

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(C)テレビ朝日

資金ショート寸前という絶望的なタイミングで、片石さん本人はよりによってインフルエンザにかかり、実家で寝込んでいました。そこへ副社長から「やばいかも」と緊急の電話が入ります。

「今月7,000万の調達ができなければ潰れる」という内容でしたが、片石さんの返答は驚くべきものでした。「マジで具合が悪かった」という理由で、なんと「『後にして』って電話を切ってしまった」のだそう!

あまりの肝の据わりっぷりに、酒井さんが「いや、後回しにできる!?」と笑いながらツッコむと、片石さんは「『さすがにどうにかなんだろう』みたいな…」と、飄々と答えていました。「具合悪い中、連絡してくんな」という気持ちの方が強かったようです。

窮地を救った「カモン」スタイルの強気交渉術

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(C)テレビ朝日

結果的に、この危機を救ったのは経営者として成功している“諸先輩方”からの数千万単位の出資でした。しかし片石さんの交渉スタイルは、一般的なものとはまるで異なっていたといいます。

通常、出資を仰ぐ際には会社の現状を細かく報告するものですが、片石さんはそれを「全くしなかった」と断言。「出資お願いします」と頭を下げるのではなく、「リターンなんて求めないでください」「お金持ってるでしょ? 若者を応援しなさい」というスタンスで、「どうする?出したいっすか?出すんだったらいいっすよ。もらいます」という、強気の「カモン」スタイルを貫いたそうです。平子さんも「はあー!」と思わず唸るほどの豪胆さでした。

起業家・ゆとりくんの「修羅場」から見えるもの

資金ショート、インフルエンザ、副社長からの緊急電話…と、危機が重なった起業初期。しかし片石さんは終始、あっけらかんとした語り口でその日々を振り返りました。修羅場の中でも動じない胆力と、独自の交渉スタイルが、現在の年商80億円という結果につながっているのかもしれません。


アルコ&ピースの#文化人が1番やばい〜Produced by しくじり先生〜【テレビ朝日】
【ビジネスマン必見】ゆとりくんが教える、Z世代の叱り方。数々の大企業から融資を勝ち取ったその大胆な交渉術とは? #105

[配信日時]2026年3月3日
[出演者]平子祐希(アルコ&ピース)、酒井健太(アルコ&ピース)、ゆとりくん(片石貴展)
[番組URL]https://www.youtube.com/watch?v=GmvdKNxhLtc

(C)テレビ朝日