1. トップ
  2. 大人が意外と間違える計算「時速9kmで40分走った」→何km進んだ?

大人が意外と間違える計算「時速9kmで40分走った」→何km進んだ?

  • 2026.4.1
undefined

速さに関する問題では、公式だけに頼るのではなく、単位の関係を正しく整理することが大切です。

単純に公式に代入するだけでは、正しい答えにならないことがあります。

今回は、時間の単位に注目しながら速さの問題を考えていきましょう。

問題

時速9kmで40分走った距離は何kmですか。

時間の単位をどのように扱うかがポイントになります。

解説

今回の問題の答えは「6km」です。

順を追って考えていきましょう。

速さの問題では、「速さ」と「時間」の単位をそろえることが重要です。

今回の速さは「時速」なので、時間を「時間」に直します。

時間の単位を変える

1時間は60分です。

したがって、40分は

40÷60=2/3

となり、「2/3時間」と表せます。

距離を求める

時速9kmとは、「1時間で9km進む速さ」です。

今回は2/3時間進むので、

9×(2/3)=6

となります。

したがって、進んだ距離は「6km」です。

誤答例

「速さ×時間=道のり」という公式を覚えている方もいるかもしれません。

「時速9kmで40分走る」という問題なので

速さは「9」
時間は「40」
よって
9×40=360

と考えなかったでしょうか。これは間違いです。

「速さ×時間=道のり」の公式は正しいですが、この公式を利用するためには「単位」を確認しなければなりません。

速さは「時速9km」、つまり、1時間に9km進む。
時間は40分。

「1時間」あたりに進む距離と「40分」と単位が合っていません。なので、このまま公式に代入するだけでは正答にはなりません。

40分=2/3時間

と、単位を揃えてから、計算をしましょう。

まとめ

速さの問題では、速さと時間の単位をそろえることが基本です。

分で与えられた時間は、時間に直してから計算するとスムーズに求められます。

単位を意識して整理しながら、確実に解けるようにしていきましょう。

※当メディアでご紹介する数学関連記事においては、複数の解法をもつものもございます。
あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。



文(編集):SAJIMA
日本国内外の学校、学習塾で数学・理科の講師として幼児から高校生までを指導。現在はフリーランスとして独立し、オンラインを中心に授業を展開している。子供への学習指導だけでなく、大人向けの数学講座も開講し、算数・数学の楽しさを広く伝える活動を行っている。日本数学検定協会認定「数学インストラクター」


スピード勝負!他の問題にも挑戦しよう!

【脳トレ】角度を求める方法、覚えてる?→意外と忘れがちな『図形問題』特集
【脳トレ】角度を求める方法、覚えてる?→意外と忘れがちな『図形問題』特集