1. トップ
  2. 現在81歳【松原智恵子さん】の食卓拝見! 若々しさのために毎食、欠かさずに食べる一品とは?

現在81歳【松原智恵子さん】の食卓拝見! 若々しさのために毎食、欠かさずに食べる一品とは?

  • 2026.2.25

現在81歳【松原智恵子さん】の食卓拝見! 若々しさのために毎食、欠かさずに食べる一品とは?

銀幕のスターとして活躍していた頃の可憐な印象そのままに、今も第一線で映画にドラマに大活躍の松原智恵子さん。体型も若い頃から全く変わらないという松原さんに、毎日の食生活の面から、現在の若さの秘訣を伺いました。

PROFILE
松原智恵子さん 俳優

まつばら・ちえこ●1945年名古屋市出身。
61年デビュー。2016年『ゆずの葉ゆれて』でソチ国際映画祭主演女優賞、毎日映画コンクール田中絹代賞受賞。
近年の出演作に、ドラマ「やすらぎの刻~道」「カムカムエヴリバディ」などがある。
6月8日から「大岡越前8」(NHK BS、NHK BSプレミアム4K)がスタートする。

1日30品目をとることを心がけています

目深にかぶった帽子から、つやつやとした黒髪がのぞく。撮影場所に現れた松原智恵子さんは、その帽子を押さえながら、はにかむように少しほほえんだ。その姿が何とも可憐で可愛らしい。松原さんに限っては、時が止まってしまっているのではないかと思うくらい、その印象は昔と変わらない。しかも、背筋も伸びていて姿勢がとてもいい。聞けば、幼い頃に始めた日舞を今もずっと続けているとのこと。日頃からきちんと体をつくってきている方なのだなと改めて感じるが、それは、食生活の面においてもいえることのようだ。

「食事については、1日30品目は必ずとるようにしています。我慢せずに、食べたいものを何でもいただくんですよ。ただ、食材が偏ってしまわないように、バランスには気をつけています」

たとえば朝食には必ずサラダを食べるが、その内容は、ベビーリーフ、貝割れ菜、ブロッコリースプラウト、黄色と赤のパプリカ、さらにその日によってセロリやアボカドなども加わる。ベビーリーフには何種類もの葉物野菜が入っているので、これだけでも10種類前後になる。

「メインになるタンパク質も、今日はお肉だったら明日はお魚というように、同じものばかりを食べないように気をつけています。お肉の種類でも、牛肉の次は鶏肉、その次は豚肉といったように、一つに偏らないようにしていますね。同じ食材が続くときは、飽きずにいただけるように調理方法を変えています。同じ牛肉でも、今日はしゃぶしゃぶだったら、明日は肉で野菜を巻いたり、たださっと焼いて野菜をつけ合わせたり。でも一番好きなのは鶏肉かな。鶏の唐揚げが若い頃から大好きなんです」

幅広い食材をきちんと満遍なくとっている様子が伝わってくる。食の傾向も積極的に肉類を食べるなど、若々しい。

松原智恵子さんの食卓拝見

朝・昼食

夕食

毎食必ず食べるのは「酢の物」。 若い頃から変わらない習慣です

「あと、若い頃から決めているのですが、必ず一品、酢の物はつけるようにしているんです。そして最初にそれからいただくようにしています。タコときゅうりとわかめの酢の物のときもあれば、もずくだったり、ところてんだったりのときもあります。野菜の酢漬けを常備しているので、朝食のサラダにそれをのせていただくと、ドレッシングを使わずにすむんです」

血糖値の上昇を抑えるために野菜を最初に食べる「べジファースト」を心がけている人は多いが、松原さんの場合は「酢の物ファースト」。これも健康によさそうである。唯一苦手なものは、クセの強い生魚だそう。川魚、ブリ、アジなどは苦手だが、その他は食後のデザートに至るまでしっかり食べる。

「必ず食事はデザートで締めたいんです。果物も甘いものも大好きですし、食後しばらくしてから『何か甘いものはないかなぁ』と家の中を探しては、チョコレートを食べたりします(笑)。全然我慢はしないですね」

沖縄県宮古島にお気に入りの店がある。「しゃぶ庵」という豚しゃぶの店だ。しゃぶしゃぶは牛肉派の松原さんも、ここの豚肉にはすっかり魅了されてしまったという。

「パイナップルを飼料として育てた『パイとん』という豚のお肉なんですけど、この脂が甘くてやわらかくて、もうすっかり気に入ってしまって、おかわりまでしていただいています。『オオタニワタリ』とか『人参もどき』といった島野菜と一緒にいただくと、この野菜も全部おいしい。旅先でこういうおいしいものに出合うのも、生きる力になりますね」

大好物は宮古島パイとんのしゃぶしゃぶ

楽しみは夜ふかししてのネットフリックス観賞

昨年、誤嚥性肺炎になり、その影響でしばらくのどの不調に見舞われたりはしたが、今はそれも完治し、至って健康だ。先日、血液検査でコレステロール値が高く出て、チーズ、卵の黄身などを控えるように医師から注意を受けたが、しばらくとらずに気をつけていたら、それもすぐ正常値に戻ったという。こうした健康維持には、食生活だけでなく、運動面での努力も欠かせない。

「器具を使ったり、ジムに通ったりということは、恥ずかしながらなかなか続かないんですけど、幼い頃から続けている日舞のお稽古は、今も月に6日通っています。姿勢がよくて足腰が割と丈夫なのは、中腰で踊る日舞のおかげで足腰が鍛えられているのだと思います。また、できるだけ毎日、近所にある広い公園の中をウォーキングしています。帰りにコンビニで、コーヒーゼリーやプリンなどを買うのが楽しみです(笑)。それで大体、3000歩以上になるでしょうか」

睡眠時間も必ず7時間はとるようにしている。ただ「宵っ張りの朝寝坊」が直らないのだと苦笑する。

「ネットフリックスをつい見ちゃうんですよ。私『名探偵コナン』などのアニメが大好きで、この前までは『弱虫ペダル』を夢中で見ていました。今、ハマっているのは『薬屋のひとりごと』っていう作品なんです。もう金曜日が待ち遠しくて仕方ないほどなんです」

アニメを見て夜ふかしができ、7時間ぐっすり眠れる。松原さん、若い! バランスのよい食事と適度な運動、そしてワクワクするようなリラックスタイム。さらには必要以上に我慢しない無理のない生活。健康に若々しくあるためにはこうあるべし、といった理想的なスタイルがそこにはあるようだ。

今年、80歳を迎えた。現在もドラマの撮影中で、映画も控えている。

「目指すところは生涯現役。無理しすぎず健康に気をつけて、これからも頑張ります」

撮影/中村彰男 ヘア&メイク/冨永朋子 取材・文/志賀佳織

※この記事は「ゆうゆう」2025年7月号(主婦の友社)の内容をWEB掲載のために再編集しています。




元記事で読む
の記事をもっとみる