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「食べる量を減らすなら朝食を食べなければいい」安易にやってしまった“朝食抜きダイエット”の誤算

  • 2026.2.22

「どうせ食べる量を減らすなら、朝を抜けばいいよね」

子育てが落ち着き、自分の体型が気になり始めた都内在住のCさん(48歳・パート勤務)。若い頃は少し食事を減らすだけで体重が落ちた経験もあり、迷わず“朝食抜き”を選びました。忙しい朝の時間も短縮できて一石二鳥。そう思っていたのです。

実際、最初の1週間は順調。体重も少し減り、「やっぱり効率がいい」と手応えも感じていました。ところが次第に、夕方になると強い空腹感に襲われ、夜に食べ過ぎてしまう日が増えていきます。「朝を抜いているのに、なぜ?」という戸惑いが募っていきました。

朝食を抜いていると体は“守りモード”に入りやすい

40代以降の体は、若い頃よりもエネルギーを守ろうとする傾向が強まります。朝から長時間エネルギーが入らない状態が続くと、体は消費を抑える方向へ傾きやすくなるのです。

その結果、体温が上がりにくくなったり、日中の活動量が自然と落ちたりと、基礎代謝が伸びにくい状態に。食事量を減らしているのに痩せにくい背景には、こうした“防御反応”が関係しているケースもあります。

夕方の暴食は意志の弱さの結果ではない

Cさんが一番つらかったのは、「自分は我慢が足りないのでは」と責めてしまったこと。しかし実際は、長時間の空腹によって血糖値が揺れ動き、脳が強い空腹信号を出している状態でした。これは意志の問題というより、生理的な反応です。

朝食を抜いて一時的に体重が落ちても、夜に強い反動が来れば体は不安定に。結果として「頑張っているのに停滞する」悪循環に入りやすくなるのです。

大人世代は“抜く”より“整える”視点を

40代・50代のダイエットは、若い頃の延長では通用しにくいもの。急激に減らすよりも、体のリズムを安定させることが近道です。朝食を完全に抜くのではなく、卵や味噌汁、ヨーグルトなど少量でも体を温めるものを取り入れるだけで、エネルギー消費のリズムは整いやすくなります。

「食べなければ痩せる」という発想から、「整えれば変わる」という視点へ。もし朝食を抜くダイエットで停滞を感じているなら、一度立ち止まってみる価値はきっとあります。<取材・文:beauty news tokyo編集部 監修:かめやまあけみ(食生活アドバイザー)> ※プライバシーに配慮して、画像は生成AIで作成しています

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