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【パリジェンヌの職場探訪】香りと美学に包まれたビュリーのパリオフィスへ。

  • 2026.2.16

テレワークが浸透したパリのワークシーンでは、出社したくなるオフィス作りが課題。チームのコミュニケーションが生まれる自慢の職場を、パリジェンヌが案内!

クラシックな内装がブランドの世界観を体現。

[ ビューティブランド ]OFFICINE UNIVERSELLE BULYオフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリー

中庭に立つガラスと木造を組み合わせた建物。季節がよくなると、中庭にテーブルを出して、社員がランチタイムや休憩を楽しむ。

6区の小路、通りに面して開け放たれた木扉を入ると、中庭にガラス張りの建物が姿を現す。日本でも人気のビューティプロダクツ、オフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリーが生まれるのはこのアドレスだ。

大きなガラス壁から明るい光が入る1階のオープンスペース。

エントランスの左手、ガラス越しに見えるスペースではスタッフがEコマースの発送準備を進めている。さらに奥には、各地の販売スタッフがブランドのシグネチャーであるカリグラフィを学ぶ姿が見える。どちらも、まるでビュリーの店舗そのままの内装だ。

オフィスの一角の"カリグラフィ学校"では、カリグラフィ師範ブルーノ・ジガレルの指導でショップスタッフがカリグラフィを学ぶ。オンラインで商品を注文してクリック&コレクトを選べば、このオフィスでピックアップできる。

「以前はサントンジュ店の奥が事務所でしたが、ここに移ったのは3年ほど前」と話すのは、カリグラフィや特注品の準備を担当するアトリエチーフのヴァレリー。

カリグラフィやパーソナルオーダーを扱うアトリエチーフのヴァレリー・テロン。「美しいオフィスだから出社が楽しい」とにっこり。

左:歴史的建造物の指定を受けている12世紀の城壁を目の前に、オーダーメイドのデスクで働く。古い木造をメタル構造で支えた無機質なリノベ建築がラムダンのデザインで変貌した。右:入口には各国の店舗の写真やパリ市内の配達にも使われていた自転車が展示されている。

オフィスの奥には12世紀にパリを囲んで建設されたフィリップ・オーギュストの城壁の一部が残る。その壁を維持したまま建設されたオフィスは、引っ越してきた当初は白くペイントされたメタル構造の無個性な空間だったそう。19世紀にあったこのブランドを復活させた共同創始者のラムダン・トゥアミがクリエイトしたデスクや書棚と内装デザインが少しずつオフィスの趣を変え、現在の姿になったのは1年半ほど前。パリの歴史を語る中世の石壁や古い木の梁がラムダンの家具と調和して、実にビュリーらしい空間が完成した。

Eコマースの出荷の準備が進む。店舗と同じデザインの陳列棚が、古い梁に支えられた空間と調和してビュリーらしい空間を作る。

「ここはオンラインショッピングのピックアップに顧客が訪れる場所でもある、外に開かれたオフィス。どのように商品が準備されているのかを見せるためのショーウィンドーでもあります」とヴァレリーは言う。3つのフロアで働くのは、総勢40人ほど。

「店舗や商品に接する機会が少ない経理や管理部門などのスタッフも、このオフィスならビュリーの世界観の中に身を置くことができます。私たちの仕事はリテールですから、チーム全員が商品に常に触れられる環境はとても大事。自分たちが何のために働いているかが常に実感できるから」

壁にはサイトやパッケージを彩るイラストが掛かり、イベントで使ったオブジェが飾られたオフィスは、ビュリーの薫りあふれるワークスペースだ。

パッケージや商品が並ぶ棚がチームごとのスペースを区切る。

OFFICINE UNIVERSELLE BULYオフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリーhttps://buly1803.com/

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