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【中央区唐人町】創業156年・和多屋で、人生初のオーダー枕を体験!

  • 2026.2.15

現代人は睡眠が取れていない!

こんにちは♪ リビングふくおか・北九州Web地域特派員のBeBeです。

寒い朝が続きますね。目は覚めているのに、身体がなかなか動かない……そんな感覚を覚えることが増えてきました。

布団から出るのがつらい朝が続くと、ふと考えてしまうのが「ちゃんと眠れているのかな?」ということ。

皆さんは最近よく眠れていますか?

少し古いデータですが、2021年の経済協力開発機構(OECD)調査では、日本人の平均睡眠時間は7時間22分で加盟33カ国中最短という結果だそうです。特に働き世代は7時間を切ることも多いですよね(涙)

家事・育児・仕事で毎日フル稼働の私たち。「睡眠時間が全然足りない〜!」という声も多いのでは?

かく言う私もその一人、「時間が足りないなら、せめて眠りの質を良くしよう!」と、寝起きに身体が痛いとぼやく夫を引きずるようにして、創業156年の老舗寝具店「和多屋」へ向かいました。

I will be back〜また来ちゃいました〜

実はここに来るのは2度目。

先日、家族全員分のマットレスを購入しに伺ったのです。

子供達にはちょっと硬めのマニフレッスクの「サステナブルウィング」、歳を重ねた私達夫婦はそれよりちょっと柔らかめの西川の「点で支える良圧ふとん」と決めたのですが、お店でオーダーメイド枕の卓上POPを見て、思わず、むむっ・・

毎夜、夢を見ることを楽しみにしている私としては、眠りの入口である枕を見過ごすわけにはいきません。

「私の夢を全て受け止めてくれる“オーダーメイド枕”が欲しい!」とスイッチが入り、お願いすることにしました。

ちょっと硬めのマニフレッスクの「サステナブルウィング」
西川の「点で支える良圧ふとん」
眼が釘付けになったオーダーメイドまくらのPOP

オーダーメイド枕ができるまで(BeBe体験記)

皆さんも一度は、枕が睡眠にとっては重要だというフレーズをお聞きになったことがあるのではないでしょうか。

とはいえ、オーダーメイド枕といっても、

「何をどうやって作るの?」

「本当に自分に合うの?」

「値段が高いんじゃないの?」

と、正直ちょっとハードルが高く感じる方も多いはず。

そこで今回は、私が実際に体験したオーダーメイド枕が完成するまでの流れを写真とともにご紹介します!

(10月に取材に行ったので、写真が薄着になっていますが、その辺りは御容赦ください)

早速オーダーメイド枕が完成するまでのプロセスの御紹介。

実は①枕の素材選び②全身計測器を使って計測③カウンセリング&フィッテイング

この3スリーステップだけなんですね。これだけで自分仕様になるなんて驚きですね。

時間も一人だったら1時間もかからないんじゃないでしょうか。作ったらそのまま持って帰って、すぐ使える♡

これは嬉しいポイントです。

その一 枕の素材選び

まずは枕の種類を選びます。

オーダーメイド枕は、かっちりキッチリタイプの「FIT LABO(フィットラボ)」と

ふんわりタイプの「&Free(アンドフリー)自由自在」があります。

「&Free(アンドフリー)自由自在」は枕が3層になっており、やわらかな感じが好きな人には、このふんわりもっちり素材がたまらないのではないでしょうか?

今回、オーダーメイド枕初心者の私たちは、まずは定番FIT LABO(フィットラボ)を選びました。

次に決めるのは、枕のサイズ。

横幅が63センチのレギュラーサイズか70センチのワイドタイプかを選びます。

Q:レギュラーでも横幅が63センチあるんですが、ワイドとの違いはなんですか?

店員さん:寝ている間でも、人は無意識に枕の幅を意識するので、幅が広いと体はリラックスします。

寝返りしたりして横を向いたときに、顔がはみ出ない、余裕が十分にあるというのが理想ですね。

ということで、早速レギュラーとワイドの枕を両方試してみました。

夫も、仰向けのときは全然レギュラーでいいと思ったけど、横向きになったら、結構端まで来るって感じだなと言うので、ワイドを選びます。

ワイドは70センチなので、その差は7センチですが、この差は結構あります。

ただし、ダブルベッドで2人で寝るときはレギュラーサイズがいいとのこと。ライフスタイルに合わせてどうぞ。

ワイド仰向け
ワイド横向き・・見えませんが、結構横幅は余裕があります

次はグレード♢

「オーダーメイドまくらプレミアム」(税込44000円)か「オーダーメイドまくらワイド70」(税込33000円)にするかに移るわけですが、一番大きな違いは、中材の部屋が10箇所あるということ(通常は6箇所)。

一人ひとりの頸部や頚椎の形状に合わせて細かな調整ができます。

あと、ゴアテックの生地でできていて、水分や汚れを弾き、それでいて汗とか水蒸気は通すので、通気性がよく、ホコリ、ダニの発生を抑えるとのこと。

ふむふむ、確かにより細かく自分の身体にフィットし、メンテナンス的にも楽なので、長期間使うというという面ではプレミアムの選択はありです。

悩んだ挙げ句、オーダーメイド枕若葉マークの私たちは、とりあえずはスタンダードな枕を選ぶことにしました。

ベテランの域に達したら、次はプレミアム。老後の楽しみに取っておきます。

「オーダーメイドまくらプレミアム」(税込44000円)
「オーダーメイドまくらワイド70」(税込33000円)

次は中材を選ぶの巻

次は枕の中に入れる中材を選びます。

柔らかめから固めまで5種類。パイプの種類や大きさが変わってきます。実際触ってみて、好みの硬さをチョイス。

まさにオーダーメイドって感じで、なんかこういうのワクワクしますよね。

瓶にはいろんな種類の中材があって見てるだけでも楽しい♡

サンプルを触り、実際に試食ならぬ試寝をして、自分の好みを見つけます。

右の「固め」から左に行くにつれ粒がどんどん小さくなり、「やや柔らかめ」になるとパイプにゴム素材が入っていきます。

そして、「柔らかめ」になると、粒綿の中材になります。普通から固めの3種類は、寝返りをすると枕の中のポケットでパイプが動きやすいのですが、「やや柔らかめ」になると、寝返りしても散らばりにくくなり、「柔らかめ」は綿なのでふんわり包むという感じでしょうか。

もうここら辺になってくると完全に本人の好みの問題ですね。

頭が動いたときのシャリシャリという音が気になる人は「柔らかめ」を選ぶといいようです。

もちろん私たちはそんなことは気にならず寝てしまうので、夫は「やや固め」を、私は「ふつう」タイプを選択しました。

普通というのはのは、バランス型ということですからね。自信を持ってど真ん中を選択!

中材の量も調節され、理想的な高さに仕上がってきました。

いろんな大きさのパイプが勢揃い!見てて飽きない♫
やや固めタイプ
ふつうタイプ(上に比べるとパイプが小さい)

その二 全身計測器を使って計測する

次はいよいよ全身の計測です。

大きな計測機械の上に正面と横向きに立つと、ローラーで測られます。

時間にすると、二、三分くらいですが、これで横向き寝の高さ、仰向け寝の高さと背中のラインが計測されています。

次はベッドに寝て、これも仰向けと横向きになるだけ。これで体圧を計測されるようです。モニターには私の体圧が写っています。

大きな計測器でラインを測られる
ベッドで仰向けに寝るだけで体圧が測定される

測定結果レポートの完成

この体圧データと先程の立位測定のデータを比べることで、私の寝姿勢が分かります。

私はヒップタイプ。おしりのラインのカーブが強くて、主人はダブルラインタイプで、背中とおしりのラインのカープが強いようです。

ものの十何分で、鑑定結果レポートができてしまいました。これはすごすぎる。

ちなみに、背中のラインは大きく分けると6タイプになります。

レポートにあるオレンジの色の線が基準の線より下だと沈み込みが深いということを意味します。

この西川特許取得の立位測定機「フルボディートレーサー」があるのは全国で100店舗、九州で3店舗か4店舗しかないので、わざわざ県外からオーダー枕を作るために来られる方もいらっしゃるそうです。

店長さん曰く、枕の高さは体のラインが重要で、かつ体全体の体圧も加味しないと、本当にフィットする枕は作れないとのこと。

そこで、このフルボディートレーサーが大活躍をするというわけなんですね。

ヒップタイプ型
Wライン型
よくショールームで使われる首のカーブを測る計測器

その三 カウンセリング&フィッテイング

最後に、事前に回答していた身体に対するヒアリングシートの結果を踏まえて、店長さんから身体の症状についてのヒアリングがあります。

身体のどの部分が痛いか?片頭痛はあるか?寝る向きはどちらかなどなど。

その後に、私たちの体のタイプについての説明をしていただきます。

私のヒップタイプと主人のダブルラインタイプは、首のカーブはそんなに変わらなく見えるのですが、実際に寝てみると、私はおしりが出ているので頭が下がり、主人は背中も出ているので頭が上がってきます。そうなってくると、同じタイプの枕にすると首のカーブが合わなくなってきます。

また、2人とも腰のカーブが深くて、膝に隙間が大きいタイプ。隙間が大きい人は、足の重みで腰が引っ張られて、ちょっと反ったような姿勢になってしまいます。

そうなると腰も疲れるんだけど、背中のところに体重が集中するとのことでした。

まさにご指摘のとおり!私は整骨院で反り腰を指摘されてますし、主人はしょっちゅう、ぎっくり背中になります。

主人は肩甲骨に体重が特に集中しているので、背中がきつくなりやすいのだそうです。

だから、仰向け寝より、それをまだ広い範囲で支えてくれる横向きが楽だと感じて、横向きの態勢を取ってしまいます。

ただ、上下二つの写真を見比べれば一目瞭然ですが、全体的に横向きが範囲が狭いので体重が集中することに。

仰向けのときは骨盤が重さを支えてくれるのですが、横を向くと肩が潰れて、関節が痛くなったり、血流が悪くなり手が痺れたりします。

こういうふうに理路整然と体の仕組みを話してもらうと気持ちいいですよね。

理想は仰向け7割、横向き3割とのこと。それを目指していきます!

カウンセリングをしている間に、店員さんが枕を作ってくださいました。

ただ、枕の高さもマットレスによって変わってくるので、購入したマットレスに実際に寝て調整します。

枕を購入してお店で寝てみたときはよかったけど、家に帰ったら違っていたというのはこれが原因で、なるべく家のマットレスに近いものの上に寝て枕を試すのが重要なんだそうです。

実際にマットレスの上に先程作ってもらった枕を置き、仰向け、横向きに寝ます。そして、棒を差し込んだり、外したりして、枕の最適の高さを微調整します。もう何ミリという世界です。でも、この何ミリあるとないとでは本当に肩の楽さが違うんです。これは職人技ですね。

そして、再び中材の調整して、完成です。

ボディラインは大きく分けると6タイプ
中材の投入!
最後の微調整

Q:枕の調整はどれくらいの頻度でやればいいですか?

店長さん:10年間のメンテナンス保証をしておりますが、半年から1年に1回のメンテナンスをおすすめしています。

あと、身体に変化があったときは来ていただければいいと思います。運動を始めたとき、止めたとき、仕事が変わったときなど、筋肉量が変わったり凝り具合が変わってきたりするので、そのときは調整したほうがいいと思います。

なるほどライフステージが変わるごとに体も変化するので、それに合わせて枕の調整も必要なんですね。

店長さんインタビュー

スリーキューブ和多屋さんの歴史は古く、元々関西地方で商売をされていたんですが、ゆかりのある黒田藩が福岡に移ってきたときに呼び寄せられ、今現在の店舗であるこの唐人町に店を構えられました。正確ににこちらに来たのが何年というのは定かではないのですが、明治2年、1869年には「綿屋」という屋号で、呉服屋や生地、綿などを販売していたというから驚きです。

なんか「ファミリーヒストリー」で取り上げられそうですよね。

そして、現在の店長である八代目にインタビューしました。

Q:寝具屋さんって、寝心地のよい寝具を提供してくれるところという漠然としたイメージがあったのですが、今のこの「眠りを計測する」というような科学的なアプローチに変わった経緯を教えてください。

A:昔は睡眠に関する研究がほとんどなかったのですが、二十年前くらいから徐々に研究が進んできて、西川の睡眠科学研究所というものが作られ、そこで眠りを可視化できるようになりました。そこで、科学的なエビデンスに基づいた寝具を開発するという流れになり、現在に至っています。

Q:店内の写真を見ると、アスリートの方が多く来店されているようなんですが、スポーツのパフォーマンスアップのために寝具を購入されているのでしょうか?

A:アメリカのバスケットチームを対象にした研究では、前日の睡眠の良し悪しで、シュートの成功率が違うという結果が出ました。また、陸上などでタイムが良くなると言われています。

そういうパフォーマンス向上だけではなく、スポーツ選手にとってはコンディションを維持するということも大事ですので、そのためにまめに寝具の微調整に来られる方もいらっしゃいます。

Q:お子さんの寝具で大事なポイントはどこでしょうか?

A:寝返りがしやすいというのが大事です。同じ寝姿勢だと血の流れが悪くなって、身体がきつくなってきます。そこで寝返りをすることにより、身体のストレッチになり、血の流れが良くなります。

Q:働きざかりの中年の方の寝具選びのポイントはありますか?

A:子どもから大人になるにつれ、身体がだんだん硬くなってきます。また、ストレスや筋肉量が落ちてくると、自分の身体の形がいびつになってくるので、そういうところを支えてくれる、負担を軽減する寝具を選ぶことが大切になってきます。

Q:老齢期になったときの選び方のポイントはありますか?

A:年を取ってくると、今度は体力が落ちて寝れなくなります。寝るのって意外と体力を使うんですよ。あとは身体がより固まってきて、腰が曲がってきたりすると、平らなところに寝るのがきつくなります。そこを無理に伸ばすと圧迫骨折になったりします。なので、電動ベッドで上半身を6度から8度くらいにして、足も上げると大分楽になります。そうやって、年齢によって寝具の果たす役割というのも変わってきます。

Q:今後、どういうふうなことお店でやられようと思っていますか?

A:私たちの店は、日本を睡眠から元気にするお手伝いをしたいということでやってきましたので、これからも正しい睡眠の情報ができたらなと思っています。

笑顔が素敵な店長さんと店員さん♡
2階はベッドがたくさんあって、いろんなマットレスが試せます!

【編集後記】

この日できたオーダーメイド枕をそのまま持って帰り、早速マットレスに敷いて寝てみました。枕のくぼみに頭がジャストフィット。まさにピットイン状態です。横向きになっても僅かに盛り上がった側面が優しく頭を支えてくれます。この日は加湿器にお気に入りのアロマを垂らし、本当に幸せな気持ちのまま眠りにつきました。

一点、注意点を♪

このように、ただ寝具を買うというより、一人ひとりの身体の状態に合わせて寝具を選んでいくので、来店されるときは予約をされたほうがいいと思います。

「お子様連れも大歓迎」とのことでした♡

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