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新聞紙で折る紙食器が意外と使える! ゲームで学んだ防災知識を実践!

  • 2026.2.13

「防災カードゲーム、子どもと一緒にやってみた!」と題した記事で、遊びながら災害時に役立つさまざまな知恵や技を学べるカードゲームをご紹介しました。せっかく学んだ知識も実際に使えないと意味がない! ということで、今回はゲームで学んだ防災知識をわが家の6歳の子どもと実践してみました。

3つの防災知識を実践

以前の記事で紹介した「防災カードゲーム シャッフル プラス」(幻冬舎/税込1,870円)には、防災機器・インフラ・食事・衛生(感染症対策)の4つのテーマに沿った防災知識が載っています。

今回はそのうちの食事と衛生に関する知識の中から、小さい子どもでも一緒に実践できそうなものを選びました。それがこちらの3つです。

  • 新聞紙で作る紙食器
  • 乾物を使ったサラダ
  • キッチンペーパーで作るマスク

それではさっそく、実際に作った様子を写真と一緒にご紹介していきます。

新聞紙で作る紙食器

最初に作ったのは、新聞紙を使った紙食器です。用意するのは、新聞紙とポリ袋だけ。

一つ注意しなければいけないのは、新聞紙の大きさ。新聞紙見開き1枚分を広げたサイズで折ると、土鍋のように大きな紙食器ができあがってしまいます。

今回は1枚を縦半分に切り、さらに半分に折りたたんだ大きさでスタートしました。この方法だとちょうどいい大きさになるだけではなく、紙の厚みが増して強度もアップできます(①)。

それでは折り始めます。まず横半分に折ります(②)。

次に縦半分に折って、八つ折りにします(③)。

そして左の袋部分を三角形に開きます。裏側も同様です(④)。

両面とも開いてつぶしたら、重なっている紙の1枚目を反対側にめくります(⑤)。裏側も同様の作業を行います(⑥)。

左右の重なっている紙の手前の1枚を両側とも中心に向かって折り(⑦)、さらに下の部分を上に折り上げます(⑧)。

裏面も同様に折ります(⑨)。最後に底面が四角くなるように広げます(⑩)。

ポリ袋やラップをかければ完成です! ポリ袋の部分を交換すれば、何度も再利用が可能なところも便利だなと感じました。またサイズを変えて作れば、ゴミ箱や小物入れとしても使えそうです。

あっという間に完成! 乾物サラダ

次に挑戦したのが乾物と調味料で作るサラダです。準備するのはこちら。

  • 切り干し大根
  • 乾燥わかめ
  • 醤油
  • ごま油
  • いりごま
  • 焼きのり
  • コーン缶

わが家の場合、子どもたちの好みを考慮してコーン缶はなし、元々家にあった材料を活用して焼きのりを韓国のりに変更して作りました。

まずはポリ袋に切り干し大根と乾燥わかめ、少量の水を入れて乾物を戻します。

乾物をこぼさないように水を切ったら、ほかの具材と調味料を入れます。

ポリ袋の外側からもんで、よく混ぜ合わせます。強くもみすぎると袋が破れて中身が漏れてしまうので注意が必要です。

先ほど新聞紙で作った紙食器に、調理していたポリ袋ごとセットすればそのまま食べられます。

味見をした子どもたちは、「おいしい!」と取り合って食べるほど気に入った様子。ただ自分たちで調味料を入れたので、ドッと出てしまい濃いめの味つけになってしまいました。とはいえ、水を自由に使えない災害時にはできるだけ洗い物を出したくないので、計量カップや計量スプーンを使うのはできるだけ避けたいもの。味つけの工程は大人が担当すれば、それ以外の部分は幼児でも楽しく簡単に作れるメニューでした。

キッチンペーパーで作れる簡易マスク

3つ目に挑戦したのが、キッチンペーパーを使った簡易マスク作りです。避難所での生活は多くの人が密集し、感染症にかかるリスクも高まります。でもマスクの備蓄を切らしてしまって、市販のマスクが手に入らない! そんな時に、家にあるものでマスクが作れたら助かります。あくまで簡易マスクなので、ウイルスを防ぐ効果は高くありませんが、「咳エチケット」のために補助的に使うことを想定して、作り方を覚えておくと役に立ちそうです。さっそく作っていきましょう。

用意するのはキッチンペーパーとホチキス、輪ゴム4本です。

まずキッチンペーパーをじゃばらに折ります。

次に2本の輪ゴムを繋げたものを2セット作ります。

じゃばらに折ったキッチンペーパーの端を折り込み、輪ゴムをかけて外れないようにホチキスで留めます。

反対の端にも輪ゴムをつけて、キッチンペーパーを広げればできあがりです。

実際に着けてみると、やや大きいもののしっかり鼻と口を覆うことができました。

両端の折り込む幅を変えればさまざまなサイズのマスクを作れるので、顔の大きさに合わせて調整してみてくださいね。

キッチンペーパーのマスク作りは、

  • 等間隔にじゃばら折りをする
  • 輪ゴム2本を繋げる
  • ホチキスで留める

以上の点が幼児にはやや難しく、大人のサポートが必要でした。

ゲームの知識、「本当にできた!」

カードゲームで得た防災知識をもとに自分たちの手で作ったことで、わが家の子どもたちは「本当にできたね!」と、とてもうれしそうでした。大人も、実際に作ってみると難しいところやわが家流にカスタマイズできるポイントがわかったので、「いざという時にも実践できそう」という自信になりました。

ただ情報として頭にインプットするだけではなく、実際に手を動かして経験することで、災害時に役立てられる“生きた知識”を増やしていくことの大切さを実感しました。

みなさんも、カードゲームに限らず見聞きした防災知識で実践できそうなものは、ぜひお子さんと一緒にトライしてみてはいかがでしょうか。

<執筆者プロフィル>
那須 あさみ
フリーランスライター。幼児、小学生、中学生の4児の母。さまざまな年齢の子どもと一緒に家庭で備えられる防災を模索中。

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