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元教員が警告する、小学生に流行るゲームの落とし穴と親の役割とは

  • 2026.2.27

こんにちは。小学生を12年間教えていた元教員で、3歳の娘を知育でIQ130まで伸ばしたまーやです。小学校教員として12年間、教壇に立ち多くの子どもたちと接してきましたが、ここ数年で肌で感じている変化があります。それは、オンラインゲーム上のトラブルが、教室の人間関係に持ち込まれているということ。今、小学生の間で大流行しているゲームのひとつに、自分のアバターを操作して自由に遊べるオンラインゲームがあります。創造性が育つ素晴らしい側面がある一方で、実はそれ、ゲーム内の機能として他人のアイテムを盗むことまでできてしまう場合があるのをご存知でしょうか?「えっ、そんなことできるの?」と驚かれた方もいるかもしれません。今回は、親の目の届かないネット上の遊び場で起きていることと、私たち親が家庭でできる守り方について、元教員の視点からお話しします。

月曜日の朝、欠席の電話の理由

私が教員をしていた頃のエピソードです。週明けの月曜日の朝。保護者の方から欠席の連絡が入りました。どうやら違うクラスの子とオンラインゲームでトラブルが起き、学校へ行きたくないとのことでした。このように、学校現場でも数年前からオンラインゲームでの問題は徐々に見られるようになってきています。知り合いの教員と話をしていても、話題に上がるのはやはりオンラインゲーム。「ゲームの中で一生懸命集めたレアなアイテムを、A君に盗まれた!」「いや、あれはゲームのルールだからいいんだよ!」そんな会話が朝から教室で起こっているとのこと。大人からすれば単なるゲームなのですが、子どもたちにとっては、自分が時間をかけて作った大切な財産。それを奪われた悲しみや怒りは、現実世界でのケンカと何ら変わりないですし、トラブルになるのも容易に想像できます。むしろ、顔が見えない分、言葉遣いが荒くなったり、集団で一人を攻撃したりと、エスカレートしやすい傾向すらあります。

「禁止」にするのが正解?

「そんな問題が起きるなら、禁止にすればいい」という選択ももちろんあります。では、トラブルの元になるゲームを禁止すれば解決するのでしょうか?「うちはゲーム禁止です」と言い切れれば楽ですが、今の小学生にとってゲームは社交の場。無理に取り上げると、友達の輪に入れない疎外感を生んだり、親に隠れてこっそりやるようになったりします。また、ゲームは悪い点ばかりではありません。最近のゲームは、プログラミング的思考が学べるように設計されているものもあり、創造性が育まれる機会にもなるんです。ゲームをやる上で大切なのは、ゲームの注意点を保護者の方がしっかり見ることです。実は、こういったトラブルが起きる多くのケースでは、そのゲームの対象年齢やセキュリティ設定が見過ごされています。多くのオンラインゲームには、アプリストアなどで推奨年齢(例:12歳以上、保護者の指導が必要など)が記載されています。しかし、親がそれを把握できておらず、小学生に自由に遊ばせているケースが非常に多いのです。これは、交通ルールを知らない子を、いきなり繁華街に一人で放り出すのと同じくらい危険なことなんですよね。

家庭でできることは何か

オンラインゲームでのトラブルを防ぐために家庭でできる重要なことは、ゲームを与えるのであればお子さんとルール作りをすることです。具体的には、以下の2つを徹底してみてください。<対象年齢と設定の確認>そのゲームは何歳から推奨されていますか?もしお子さんが対象年齢に達していない場合、何かしらトラブルが起こる可能性があるということです。もしそれでもゲームを与えるのであれば「チャット機能をオフにする」「知らない人と繋がれない設定にする」「プレイ時間の上限」などの制限(ペアレンタルコントロール)をかけましょう。<ルール作りを徹底する>高学年になっても、保護者の方からゲームの悩みは尽きませんでした。だからこそ、家庭でのルール作りは大切です。次の3つを参考にお子さんと話し合ってみてくださいね。一つ目は、ゲームをする環境について。まず場所はどこでやるのか。リビングで行うのをおすすめです(親の目がある場所)。自分の部屋や隠れてやるのはよくないことも、合わせて伝えてくださいね。次に音量です。 音を出してプレイすることが実はおすすめです(どんな会話や音が流れているか把握できるため)。周りに配慮した音量を考えるきっかけや、言葉遣いについても家族で見直すきっかけになります。そして内容。 グロテスクなシーンや過激な表現が出たら、すぐに消す、または親に報告するなど、最初に約束しておくことで事故に巻き込まれることを防ぐことになります。何より、ご家庭でお子さんと一緒にルールを作るのは「大切なあなたに、何かあったときに守るため」ですよね。「なんでそこまでするの?」と親子ケンカが起きそうな時には、心配しているからだよという気持ちを伝えることが大切です。また、ゲームはこれからもなくなりません。ゲームをやらないという選択ではなく、「ゲームは悪くないけれど、使い方が間違っていたら正す必要がある」この考え方を持ちながら、お子さんと一緒に「生活の中でのゲームの取り入れ方」を練習していく時期だととらえてみてください。

もうすでに我が子がゲームをやっていたら

そうは言っても、ゲームの設定って複雑で面倒ですよね。私も機械が得意なわけではないので、億劫になります。でも、画面の向こうには生身の人間がいて、いつトラブルに巻き込まれてもおかしくない現代、やはり親のサポートは必要不可欠です。もうゲームが生活の一部になっていて、頭を悩ませている保護者の方もいるかもしれませんが、まずは今日、お子さんがゲームをしている時に「これって、どんな人と遊べるゲームなの?」と、隣で画面を覗きながら聞いてみませんか?「知らない人とチャットしてる」「アイテム交換ができる」など、現状を知ることが最初の一歩です。保護者の方が、いつも怒るゲームに対して興味を持ってくれているのは、子どもにとって嬉しいことです。いくら心配しているからとはいえ、一方的に伝えても、聞く耳を持ってもらえないことも。お子さんがなぜそこまで熱中するのか、まずはこちらが興味をもつことで「注意されるかも」という警戒心が徐々に薄れ、家庭のルールを作りやすくもなります。ゲームを横で見るのもいいですね。「今なにしているの?」と聞きながらゲームの楽しさや良さを認めながら「じゃあ、こういう時はどうする?」と親子の会話のきっかけにすることで、ネットリテラシーの一歩をを踏み出してみてくださいね。

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Instagram:まーや(@ma_ya.chiiku)

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