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「うちの子が泣かされた」いえ、泣いたのは息子です。加害者の母からまさかの逆ギレ! 頭を抱えた私は

  • 2026.2.11

これは、友人が子どもの幼稚園で経験した話です。園でのトラブルは、親にとって胸が締め付けられるもの。さらに相手の親が強気なタイプだったら? 感情のぶつかり合いを回避し、平和な結末を導いた「大人のひと言」と、その秘訣を綴ります。

画像: 「うちの子が泣かされた」いえ、泣いたのは息子です。加害者の母からまさかの逆ギレ! 頭を抱えた私は

いつも優しい息子が泣いて帰ってきた日

ある日の夕方、幼稚園に息子のR太を迎えに行くと、目を真っ赤にして私の胸に飛び込んできました。
驚いて理由を聞くと、「Aくんがブロック全部取っちゃった……」と小さな声で泣きながら話し始めました。
普段は穏やかで争いごとを避けるR太が、ここまで泣くのは珍しいことでした。
先生に話を聞こうとしましたが、ちょうど他の保護者が来てバタバタしており、「すみません、また明日お話ししましょう」と言われ、その日はモヤモヤしたまま帰ることになりました。

園で明かされた“意外な事実”

翌日、先生に事情を聞くと、Aくんには自分の世界に集中するあまり、ついおもちゃを独占してしまう傾向があるとのことでした。
ただ、Aくんの母親はかなり強気なタイプ。注意をすると必ず反論してくるため、先生方も伝え方に慎重になっているようでした。
そこへタイミング悪く、Aくんの母親が現れました。
開口一番、「うちの子、昨日泣かされたって聞きましたけど?」と詰め寄ってきたのです。
私は驚きつつも、「いえ、泣いたのはうちのR太で……」と説明すると、彼女は信じられないことを言いました。
「小さいことで泣くの、甘やかしてるんじゃない?」
その瞬間、胸の奥がカッと熱くなりました。

私が放った、状況を一変させたひと言

しかし怒鳴り返すわけにはいきません。私は震える気持ちを抑えて深呼吸し、静かに言いました。
「甘やかしているかどうかは家庭ごとの考え方がありますが、幼稚園はみんなが気持ちよく遊ぶ場所ですよね。おもちゃのルールは、うちもAくんも同じはずです」
一瞬、相手の母親は言葉を失い、先生も驚いたように私を見ていました。
続けて私は、「昨日のことでR太は『どうして貸してって言っちゃいけなかったの』と落ち込んでいました。子ども同士のトラブルだからこそ、まずは私たち大人が落ち着いて見守らないといけないと思います」と伝えました。
その言葉に、Aくんの母親の顔がスッと曇り、「……息子はお友だちに、悲しい思いをさせてしまったのね」と、小さな声でつぶやきました。彼女もまた、育児に余裕がなかったのかもしれません。

子どもたちが笑顔で遊べるようになった結末

その後、先生が間に入り、クラス全体でおもちゃの使い方や順番について話し合う時間をつくってくれました。
Aくんの母親も、「うちの子にも順番待ちを教えてみます」と歩み寄る姿勢を見せてくれ、思わぬ形でわだかまりが解けました。
数日後、迎えに行くと、R太はAくんと一緒にブロックで巨大タワーを作っていました。
「今日はね、Aくんと交代して遊んだよ!」と嬉しそうに教えてくれ、私は胸がじんわり温かくなりました。
大人が感情的にならないだけで、子どもたちってすぐに仲直りできるんだと感じました。
トラブルを乗り越えた子どもたちは、今日も笑顔で遊んでいるそうです。

【体験者:30代・女性会社員、回答時期:2025年12月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:池田みのり
SNS運用代行の職を通じて、常にユーザー目線で物事を考える傍ら、子育て世代に役立つ情報の少なさを痛感。育児と仕事に奮闘するママたちに参考になる情報を発信すべく、自らの経験で得たリアルな悲喜こもごもを伝えたいとライター業をスタート。

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