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「どうして私の写真はないの?」思い出写真も服も兄優先。母を恨んでいた私が、親になって知った『真実』

  • 2026.2.11

これは私自身の体験です。私は2人兄弟の妹として育ち、幼い頃から兄の成長記録に比べて自分のものが少ないことに不満を抱えていました。母にその愚痴をこぼしては納得できない気持ちを抱えていましたが、今となっては、親としての苦労や気遣いに気づき、母の愛情を深く理解することができました。

画像: 「どうして私の写真はないの?」思い出写真も服も兄優先。母を恨んでいた私が、親になって知った『真実』

兄の影響と私の不満

私には兄がいます。子どもの頃、家にある写真や記念の品々は、ほとんどが兄のものばかりでした。成長の記録をたくさん残してもらった兄に対して、私は何度も不満を抱いていました。「どうして兄ばかり写真を撮ってもらって、私にはあまりないの?」と、母に何度も愚痴をこぼしていた記憶があります。自分の成長を記録してくれることがどれほど手間と愛情のかかることか、その時はまったく理解していなかったのです。

不公平だと思ったこと

兄が長男ということで、新しいものはどうしても兄のものになりがちでした。母に「お兄ちゃんばっかりずるい!」と不満を言っては、母はいつも困った顔をしながら、「そんなことないよ」と言っていました。でも、私は納得できませんでした。洋服やおもちゃなど、自分だけが「お下がり」ばかりだったことに、いつも気持ちが重く感じていたのです。

親になった今、理解した母の気持ち

でも今、私が母親になって初めて、その時の母の気持ちがわかるようになりました。日々の家事や育児に追われる中で、二人以上の子どもを物理的にも精神的にも完全に平等に扱うことがどれほど大変なのか、親としての苦悩や努力がよく分かります。兄に対して多くのことをしてあげる中で、私に対しても愛情が足りていなかったわけではなく、ただ必死に毎日を繋いでくれていたのだと気づきました。今では、母の当時の気遣いをもっと理解できるようになり、その優しさに感謝の気持ちが湧いてきます。

母への感謝の気持ち

母にそのことを伝えると、「わかってくれる年になったのね」と嬉しそうに言ってくれました。私が少し成長して、母が目に見えないところで愛情を注いでくれていたことに気づけたことが、母との絆をより深くしてくれた気がします。今では、母と私はお互いを理解し、自然な会話ができるようになりました。その時感じた不満を今では感謝に変え、親としての大切な経験として心に刻んでいます。

【体験者:40代・筆者、回答時期:2026年1月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:北田怜子
経理事務・営業事務・百貨店販売などを経て、現在はWEBライターとして活動中。出産をきっかけに「家事や育児と両立しながら、自宅でできる仕事を」と考え、ライターの道へ。自身の経験を活かしながら幅広く情報収集を行い、リアルで共感を呼ぶ記事執筆を心がけている。子育て・恋愛・美容を中心に、女性の毎日に寄り添う記事を多数執筆。複数のメディアや自身のSNSでも積極的に情報を発信している。

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