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【フィギュアスケートJournal】ミラノ・コルティナ五輪へ出場決定! 注目の日本代表選手たち

  • 2026.2.5
Aflo

「上までぎっしり満員のお客さまが!」と選手たちが口々に会場の熱気を語っていた全日本選手権。例年以上に力のこもった演技が続く、格別な大会になりました。

とりわけ女子後半グループのFSは、各選手が持ち味と力の限りを尽くしたパフォーマンスを繰り出して会場のボルテージは最高潮に。まるであらゆる種類のごちそうが次々と運ばれてくるような状況となって、観客は総立ち。大歓声と拍手が鳴りやまない展開となりました。それぞれが全身全霊で「自分の思い描く最高のスケートはこれ」と見せてくれたこの熱戦を、素晴らしい圧巻の演技で締めくくったのは、坂本花織(さかもと・かおり)選手。日ごろ厳しい指導で知られる中野園子(なかの・そのこ)コーチも、「あの切羽詰まった状況で力を出し切れる人はなかなかいない。今日は120点です」と、プレッシャーをはねのけ5連覇を達成した坂本選手を賞賛しました。

五輪には3大会連続出場の坂本選手を筆頭に、今季大躍進の中井亜美(なかい・あみ)選手と、昨季の世界選手権3位の千葉百音(ちば・もね)選手が選出されました。

男子は全日本連覇を決めた鍵山優真(かぎやま・ゆうま)選手、2位の佐藤駿(さとう・しゅん)選手、3位の三浦佳生(みうら・かお)選手が揃って代表に。3選手は同世代のライバルであると同時に「いつか3人で全日本の表彰台へ」と誓っていた仲。表彰式でいつもあまり感情を出さないクールな佐藤選手が「名前を呼ばれてリンクの真ん中で挨拶したら実感がわいてきて」と、涙を流していたのが印象的でした。

ペアは日本フィギュアスケート史上初の五輪2組出場で、三浦璃来(みうら・りく)&木原龍一(きはら・りゅういち)組と長岡柚奈(ながおか・ゆな)&森口澄士(もりぐち・すみただ)組が。団体戦の鍵を握るアイスダンス代表には、吉田唄菜(よしだ・うたな)&森田真沙也(もりた・まさや)組が選ばれミラノのリンクに登場します。

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今季で現役引退を公表している坂本香織選手。今大会で初めて登場したひまわりイエローの「Kaori」オリジナルバナータオルは、連日早々に売り切れる人気。表彰式では伊藤みどりさんからも花束が贈られました。

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ジュニア時代から上位を競ってきた3選手。2025年全日本選手権で1位の鍵山優真選手(中央)、2位の佐藤駿選手(左)、3位の三浦佳生選手(右)。ケガに悩まされた時期を経て、ついに揃って念願の五輪へ。

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千葉百音選手は今季前半から強さを見せていましたが、全日本でもSP4位から逆転で3位をつかみ、五輪へ。

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シニアデビューシーズンにグランプリファイナル初進出で2位を獲得など、コーチも驚く成績をあげて代表に選ばれた17歳の中井
亜美選手。

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12月初旬のグランプリファイナルで優勝したペア代表の、“りくりゅう”こと三浦&木原組。全日本では三浦選手のケガのため、SPのみで棄権となりましたが、五輪ではメダルに最も近い存在と世界から注目の的です。

冬季五輪のフィギュアスケート競技は2026年2月6日、まずは団体戦が始まります。2月6日の種目はアイスダンス(RD)、ペアと女子(SP)。17:55〜という日本から観戦しやすい夕刻~夜の時間帯に地上波でも放送される予定ですのでぜひこの機会に観戦と応援を!

※SP:ショートプログラム、FS:フリースケーティングの略です。

25ans(ヴァンサンカン)3月号掲載(2026年1月28日発売)の記事に一部加筆・修正をしました。

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