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「ここは俺が払うよ」とかっこいい姿を見せてくれた彼。だが、店から出た時に放った一言に引いた【短編小説】

  • 2026.1.29
「ここは俺が払うよ」とかっこいい姿を見せてくれた彼。だが、店から出た時に放った一言に引いた【短編小説】

本記事はフィクションです。物語の登場人物、団体、名称、および事件はすべて架空のものであり、実在のものとは一切関係ありません。

完璧な彼との「理想のディナー」

婚活パーティーで出会った彼は、清潔感があり会話も弾む理想の男性でした。

初デートに誘われたのは、夜景が見える高級レストラン。

「今日は僕に任せてください」と微笑む彼に、私はすっかり期待を膨らませていました。

楽しい時間は過ぎ、お会計の時間に。

彼は私の申し出を遮り、スマートにカードを差し出しました。

「ここは俺が払うよ。女性に財布を出させるなんて僕のプライドが許さないから」

その言葉にときめきましたが、レジでの彼の様子に違和感を覚えました。

「ポイントは三倍つきますか?」

「このクーポンも併用で」と、必死な様子でスマホを操作していたのです。

理想と違った彼

そして店を出て歩き始めた途端、彼は立ち止まって計算機アプリを起動しました。

「食事が1万6400円だったから、割り勘で8200円ね。」

私が呆然としていると、彼は平然と続けました。

「レジで財布を出させると僕の格好がつかないでしょ。でも基本は割り勘が平等。それが令和の常識だよ」

彼のスマホには、私の支払分も含めた大量のポイントが反映されていました。

自分の見栄のために嘘をつき、さらにポイントまで独り占め。その器の小ささに、恋心は一瞬で凍りつきました。

私はきっちり割り勘の現金を彼の手に押し付けました。

「ポイント分、お得に食事ができて良かったですね。そのケチな性格、一生治らないと思いますよ。さようなら」

唖然とする彼を置き去りにして、私は駅へ。

見栄っ張りな男の正体を早めに見抜けて、結果は大勝利です。

帰り道に食べたコンビニのアイスは、どんな高級料理よりも清々しく、最高の味がしました。

 

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。
※本コンテンツのテキストの一部は、生成AIを利用して制作しています。

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