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BeRealやwhoo、LINE… 若者御用達アプリが災害時に役立つ!【学生が調べた防災】

  • 2026.1.29

学生の生活にスマートフォンはもはや必需品となっています。スマートフォンの使い道といえばSNSです。LINEやInstagram、Xなどはもちろん、ほかにも学生に人気のSNSがあります。そんなSNSアプリですが、なんと災害時にも活用することができるのです。

リアルを共有で安否も共有 ― BeReal

BeRealは通知が来たタイミングで利用者が一斉に写真を投稿するSNSです。内カメラと外カメラの両方を利用することが特徴的で、リアルタイムで自分が何をしているのかを発信することができます。加工なしのリアルな瞬間を共有できることと、「いいね!」やフォロワー数を気にせずストレスフリーな交流ができることが若者からの支持を得ています。普段は友人との交流で用いられるアプリですが、災害時にも活用できます。

通知が来たタイミングで投稿することが一般的ですが、遅れて投稿することも可能です。また、自分の位置情報を共有する機能があります。コメント機能もあるので、短いやりとりであればアプリ内で完結させることもできます。BeRealで繋がっている友人に対して自分がどんな状況に置かれているのかを発信できるので、安否確認として活用できます。両方のカメラで広く自身の周りを撮影でき、位置情報も共有できるので、大雑把な状況をフォロワーに発信するのにうってつけなアプリです。

ただ、写真を投稿する関係で通信容量を消耗することには注意が必要です。

位置情報を常に仲間と ― whoo

whooは位置情報を繋がっている友人同士で共有するアプリです。アプリを開くとマップが表示され、繋がっている友人の位置を常に確認することができます。友人が近くにいるとわかったら、合流して遊びに行くというような使い方をされています。マップ上から友人にメッセージを送る機能や、友人の位置までの経路案内機能もあり、どこで何をしているかを連絡して確認することができます。互いのスマホのバッテリー残量も確認することができるので、連絡が取れなくなってもバッテリー切れかもしれないと推測することができます。

基本的に学生の友人間で繋がることが多いですが、家族間でも繋がっておくといざという時に安否確認の手段として有効です。

ただし、BeRealもWhooもどちらも位置情報のアクセスが要求されるため、スマートフォンのバッテリーを消耗することには注意が必要です。災害時にはバッテリーを温存する判断も必要です。

ここまでは学生に人気のSNS防災を紹介しましたが、ここからは皆さんがご存じのアプリの防災での活用方法や、役立つ防災アプリの紹介です。

いつものLINEを命綱に ― LINE安否確認

日本では、LINEの普及率が非常に高く、「家族や友だちとの連絡=LINE」と言ってもいいほど、日常的に使っている人も多いのではないでしょうか。

そんなLINEが誕生したきっかけは東日本大震災でした。

震災時、電話がつながりにくくなった事例が多発したことをきっかけに、インターネット回線を使って家族や友人と連絡を取り合う手段として開発されました。

そのLINEには、大規模な災害時に使える「LINE安否確認」という機能があります。

この機能は、主に震度6以上の地震など、日本国内で大きな災害が発生したときに使用可能です。使い方は、地震発生時にLINEアプリを開くと、一番左のホームタブに自動で表示されます。「無事」「被害あり」の二つの選択肢から自分の状況を1タップで伝えることができ、必要に応じてコメントを添えることで、より具体的な状況を伝えることも可能です。

自分や友だちが安否を報告すると、その内容はLINEの友だちに共有され、友だちリストから家族や友人の状況を一覧で確認できます。

電話がつながりにくい状況でも、「とりあえずLINEを開けば、みんなの様子が見られる」ため、災害時には大きな安心材料になります。

また、基本的には災害時に使う機能ですが、防災キャンペーンの一環で「体験版」が利用できることがあります。一度、家族や友人と試してみて、実際の操作の流れをシミュレーションしてみるのもおすすめです。

普段使っているアプリでも、災害に関する機能の使い方を知っておくだけで、いざというときの行動は大きく変わります。普段の連絡手段がそのまま防災にも役立つという点で、年齢や立場を問わず、多くの人にとって使いやすい安否確認の方法の一つとしてご紹介します。

アニメの世界観で警報をポケットに ― 特務機関NERV防災アプリ

特務機関NERV防災アプリは、日本各地で起こる災害情報をスマホに届けることで、「自分の身の回りでいま何が起きているのか」ということを、素早く把握できるようにするために開発されたアプリです。

名称やビジュアルデザインには、アニメ『新世紀エヴァンゲリオン』に登場する組織「特務機関NERV」の世界観が取り入れられており、必要な防災情報をスマホに 発令 する、という仕組みになっています。

このアプリでは、天気予報や雨雲レーダーといった日常的な情報から、リアルタイムの危険度分布マップ(キキクル)、河川水位、台風の進路予報、アメダス、積雪情報、落雷情報など、災害につながるさまざまな気象データを一つの画面から確認できます。

さらに、強震モニタで震源や現在地の予想震度をチェックしたり、クライシスマップで他のユーザーと災害支援情報を共有したりと、「いま」「どこで」「何が起きているか」をつかむための機能がまとまっています。

特に注目したいのが、その情報の速さです。提供される防災・気象情報は、気象業務支援センターと接続した専用線からダイレクトに受け取れます。そのため、テレビやネットニュースを待つより早く、スマホに警報が届きます。早めの避難や行動につなげやすくなるのが、このアプリの大きな強みと言えます。

まとめ

災害は、いつ・どこで起こるかわかりません。

災害グッズを準備することも大切ですが、スマホの機能やアプリを正しく知り、備えておくだけで、スマホは「ただの便利な道具」から「命を守るための道具」になります。

災害が起きてから慌てて調べるのではなく、平常時にしっかり心構えと準備をしておけば、災害時でも落ち着いた判断と行動につながります。

この記事をきっかけに、自分自身だけでなく、家族や友人と防災について見つめ直し、身近なところから防災への備えを進めてみてはいかがでしょうか。

<執筆者プロフィル>
遠藤優太 木庭遥之 丸尾天獅

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