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ラブ トランジット3が映し出す"向き合う恋愛"。結婚を考えるカップルが知っておきたい感情の正体

  • 2026.1.26

「別れた恋人と、もう一度向き合うとしたら——?」

そんな問いを視聴者に投げかける、ABEMAの恋愛リアリティショー「ラブトランジット3」。

元恋人同士が同じ空間で過ごし、新たな恋を探していくという非日常的な設定は刺激的でありながら、私たちの現実の恋愛や人間関係とも不思議と重なって見えます。

視聴していると、出演者の感情の揺れに共感したり、戸惑いを覚えたりする瞬間があるかもしれません。それは、番組が描く恋愛が決して特別なものではなく、私たち自身の恋愛にも通じる要素を多く含んでいるからでしょう。

本記事では「ラブ トランジット3」を通して見えてきた、結婚を考え始めたカップルにとって押さえておきたい恋愛観の変化について、編集部視点で整理していきます。

別れは、必ずしもネガティブな出来事とは限らない

多くの人は、「別れる=失敗」「続かなかった恋はネガティブなもの」と捉えられがちです。

しかし、この番組で描いているのは、そうした単純な構図ではありませんでした。

番組に登場する元恋人たちは、すでに恋人関係ではないものの、互いを深く知る存在として感情や記憶を共有しています。そこにあるのは、「完全に終わった関係」というよりも、「形を変えた関係性」と言えるのではないでしょうか。

この姿は、結婚を考え始めたカップルにとっても示唆的です。

恋愛は、続いたかどうかだけで評価されるものではなく、どのように向き合い、どんな関係を築いてきたかが、その後の人生に影響していくのかもしれません。

元恋人が他の人と恋をする。その現実に心が揺れる理由

番組の中で、多くの視聴者の心を揺さぶるのが、元恋人が別の異性とデートに出かける場面です。

頭では「もう終わった関係だ」と理解していても、感情は簡単に割り切れるものではありません。未練が残っている場合はもちろん、すでに前を向いているつもりでいても、過去の記憶や感情がふとよみがえることがあります。

ここから見えてくるのは、理性と感情は必ずしも同時に整理できないという事実です。

むしろ、現在の関係が安定している人ほど、「過去はもう大丈夫」と思い込みやすく、予期せぬ場面で心が揺れることもあります。

結婚を意識し始めたカップルにとって重要なのは、過去を完全に消し去ることではありません。過去の感情とどう向き合い、どのように折り合いをつけていくかを考えることが、今後の関係を左右していくのでしょう。

「向き合う」という言葉が何度も使われる理由

番組内では、出演者たちがたびたび「向き合う」という言葉を口にします。

ただし、ここで言われている「向き合う」とは、感情をぶつけ合うことや、すぐに結論を出すことを意味しているわけではありません。

自分の気持ちを整理し、相手に伝わる言葉を選びながら、時間をかけて対話を重ねていくこと。そのプロセスそのものが、「向き合う」という行為なのだと感じさせられます。

恋愛が「大変だ」と感じられる理由の多くは、この感情の言語化にあります。

自分自身の気持ちを理解し、それを相手にどう伝えるかを考え続けることは、決して簡単ではありません。それでも避けて通れない過程だからこそ、番組の中でも何度も「向き合う」という言葉が使われているのでしょう。

「分かり合っているつもり」が生むすれ違い

元恋人、長く付き合った恋人、これから家族になろうとする相手。

関係が近くなるほど、「言わなくても分かるはずだ」と感じてしまうことがあります。

しかし「ラブトランジット3」を見ていると、その思い込みがいかに危ういものかが伝わってきます。どれだけ時間を共有してきた相手であっても、考え方や感じ方は少しずつ変化していくものです。

言葉にしないことで生じるズレや誤解は、恋人関係以上に、結婚後の生活において大きな影響を及ぼすこともあります。

関係が近いからこそ、ていねいに言葉を交わすことが必要になる。番組は、その当たり前でありながら見落とされがちな事実を教えてくれたような気がします。

結婚前に考えておきたい、「向き合い続ける」という選択

編集部として、「ラブトランジット3」は、復縁か新しい恋かといった単純な選択を描く番組ではなく、それ以上に、恋愛や結婚とは、感情の盛り上がりで完結せず、対話を重ね続ける関係を選び取ることなのだと示しているように感じられます。

結婚を考え始めたとき、「この人でいいのだろうか」と不安を抱くのは自然なことです。

大切なのは、その不安をなかったことにするのではなく、言葉にして向き合える関係かどうかを見つめ直すこと。

この番組が映し出すのは、そうした問いから目を背けずに向き合おうとする人たちの、決して理想化されていないリアルな恋愛の姿なのかもしれません。

また、もう一つの気付きとして教えてくれるのは、恋愛や結婚に「正解」は存在しないという、ごく当たり前でありながら忘れがちな事実です。

別れた過去があっても、感情が揺れる瞬間があっても、それ自体が間違いだとは限りません。

大切なのは、その感情から目を背けず、自分の気持ちを整理し、相手と向き合い続けようとする姿勢です。

言葉を尽くしても伝わらないことがあるからこそ、対話をやめないこと。その積み重ねが、恋愛を「続ける」ことや、結婚という選択につながっていくのかもしれません。

結婚を意識し始めた今、「なんとなく不安」を感じているのであれば、それは立ち止まるサインではなく、向き合うための入り口なのだと思います。

ぜひ、単純なコンテンツとしてではなく、自分自信の過去・未来の恋愛とも重ね合わせながら番組を楽しんでみてください。たくさんの気付きが得られるかもです。

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