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実は多い「お父さんみたいな人と結婚したい」女性たち “父親似の夫”を選んだ女性に起きた《心が限界を感じた》出来事

  • 2026.1.25
「父親みたいな人が理想」の女性、実は多い…? ※画像はイメージ
「父親みたいな人が理想」の女性、実は多い…? ※画像はイメージ

俳優の趣里さんと、元BE:FIRSTメンバーの三山凌輝さんの結婚が話題となりました。趣里さんが過去に発言していた「父親みたいな人が理想」という言葉が注目されたのは、どうしてでしょう。水谷豊さんが“ニッポンの理想の父親像”だったからなのかもしれません。

芸能界のみならず、「お父さんみたいな人と結婚したい」と考える女性は一定数いるようです。一体そこにはどんな心理が隠されているのか、「恋人・夫婦仲相談所」を運営する筆者が探ってみました。

過半数が「夫はパパ似」と回答

結婚相手に自分の父親のような男性を選ぶ、というのは多くの女性にとって共通する理想の一つのようです。サイバーエージェント(東京都渋谷区)が2013年、女性限定のスマートフォン向け完全匿名掲示板「GIRL’S TALK」で、「結婚相手となる人が自身の父親に似ているかどうか」に関する調査を行いました。「旦那さまはパパに似ている?」という質問に50.5%の女性が「YES」と回答。過半数の人が「自分の父親に似ている人を夫にしている」という実態が明らかになっています。

さらに、「パパが理想の男性のタイプであるかどうか」に対しては「YES」が33.2%と、女性の3人に1人が「自身の父親=理想の人である」と考えています。「そんなにみんなパパが好きなの?」と驚きました。

女性が父親に似たパートナーを求める理由として挙げられるのは、「母親のことを一番に考えている」姿勢や、「仕事に一生懸命で家族思い」というもの。父親が持つ経済的な安定性や生活基盤をキープする力、精神的な安心感といった側面があるといえるでしょう。

しかし、「父親のような人」を選んだ結婚生活が、必ずしも幸福な結果をもたらすとは限りません。特に幼少期、支配的で自己中心的な父親だった思い出があったり、優しいときと叱るときの差が激しい父親であったりした場合、無意識のうちに、幼少期のややこしい関係パターンを再現してしまうこともあるそうです。

「パートナーが父親に似ている」と感じる結婚生活が、肯定的なものになるか、あるいはちょっと違うものになるかは、女性の心の持ちようによって変わってきます。

“父親似”夫の娘への態度を見て、急に爆発した感情

健太さん(45歳、仮名)と、妻の綾乃さん(40歳、仮名)。健太さんが、綾乃さんの父親が経営する会社で働いていたことが縁で結婚し、現在、高校生の娘と小学生の息子がいます。

健太さんは、厳しいけれども頼りがいのある綾乃さんの父親と雰囲気が驚くほど似ていました。経営者気質です。

健太さんは一家の大黒柱として経済的な決定権を握り、常に家族をリードしていました。綾乃さんは常に夫を立て、外では常に「主人が決めてくれたので」と笑顔で話します。しかし、子どもの進路に関する意見の対立がきっかけで、綾乃さんの本音が浮かび上がりました。ずっと抑圧され続けていた心が限界を感じたのです。綾乃さんは大声で反論したそうです。

綾乃さんにお話を聞いてみました。

「娘が美術大学への進学を希望していると言うと、夫は『そんな不安定な道は許さない』と一蹴し、私の父と同じように、娘の将来を自分のレールに乗せようとしました」と言います。

夫が、自分や子どもたちの意思を無視して「これが最適だ」と決めつける態度に、自身の父親像が重なりました。

もともと、束縛の強い父から逃れたいという潜在的な願望がありながらも、「父親の言うことに間違いはない」「私は未熟だから決定してはいけない」と、父の意見をよりどころとしていた綾乃さん。無意識のうちに、父と同じタイプの男性を選んでしまったのです。

健太さんの庇護(ひご)の下にいれば安心だと思い込もうとしていました。しかし、支配的な決めつけが娘に向けられたとき、抑圧されていた感情が爆発したのです。そして、結婚後初めての大きな夫婦げんかになりました。

父親似のパートナーを選ぶ女性は、「自分が通ってきた道を敷いてくれたタイプなので安心感がある」と思うのでしょう。でも時に、隠れていたネガティブ感情が浮かび上がると「こんなはずじゃなかった」感にさいなまれることもあります。

父親がギャンブル、酒好きのダメンズだったので、こうじゃない男性を探していたのに真逆の男性が見つからず、結局、酒好きダメンズと結婚した……という女性の声も少なからず聞きます。父親似の彼氏だろうが、違うタイプだろうが、それは彼(パートナー)には関係ないことです。逆に「僕のお母さんそっくりだから君が好き」と言われたら、ゾッとしますよね。

父親と比較せず、彼自身を「見つめる」「いたわる」「愛を注ぐ」に専念すれば、幸せ循環が回るはずです。つまり、父親似の彼だろうが、何だろうがいいじゃないか、ということです。

「恋人・夫婦仲相談所」所長 三松真由美

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