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「好きって言って」と私にねだってくる彼→私「じゃあ先に言って」…返信がスタンプ1個になった瞬間

  • 2026.1.23
ハウコレ

交際して1年が経とうとしていた頃、私は少しずつ違和感を覚え始めていました。彼からの連絡はいつも一方的で、私の気持ちを確かめるような言葉ばかり。

けれど、私が同じことを求めると、なぜか話がそらされてしまう。そんな小さなモヤモヤが、ある日のLINEをきっかけに、大きな気づきへと変わっていったのです。

繰り返される「好きって言って」

彼氏であるTさんとの関係は、傍目から見れば順調そのものでした。週末にはデートを重ね、記念日も欠かさず祝い合う。ただ、日常のやり取りには、いつも同じパターンがあります。Tさんは頻繁に「好きって言って」「俺のこと、ちゃんと好き?」と確認してくるのです。最初は可愛らしいと思っていたその言葉も、次第に重荷に感じるようになっていきました。

ある夜、仕事で疲れて帰宅した私のスマホに、またいつものメッセージが届くのです。「今日も会えなくて寂しい。好きって言ってくれたら元気出る」。私は少し考えてから、思い切って返信しました。「今回は、Tさんが先に言って」と。

すると、数分後に届いたのは、親指を立てたスタンプがたった1つだけ。言葉は、何もありませんでした。

見えてきた"一方通行"の正体

そのスタンプを見た瞬間、なんだか腑に落ちない気持ちになりました。私はいつも彼の求めに応じて「好きだよ」と伝えてきたのに、彼からその言葉を聞いた記憶がほとんどないことに気づいたのです。思い返せば、デートの行き先も、食事のお店も、すべて彼が決めていました。私の希望を伝えても、「それより俺が見つけた店があるんだ」と流されてしまうことばかり。

翌日、冷静になった私は、彼に正直な気持ちを伝えることにしました。「私ばっかり好きって言ってる気がする。たまには言ってほしいな」。既読がついたのは数時間後。返ってきたのは「そういうの言われるとプレッシャーなんだよね」という一文でした。

友人の言葉と、決断の時

悩んだ末、私は親しい友人に相談することにしました。LINEの画面を見せながら状況を説明すると、友人は少し考えてから言いました。「それって、あなたの気持ちを確認したいんじゃなくて、自分が安心したいだけなんじゃない?」。その言葉は、まさに私がぼんやりと感じていた違和感を言語化したものでした。

彼は私の「好き」という言葉で自分を満たしたかっただけで、私自身を大切にしてくれていたわけではなかったのかもしれません。数日間、自分の気持ちと向き合った末、私はTさんに別れを切り出しました。「お互いのためにも、距離を置いた方がいいと思う」。彼からの返信は「分かった。お互い頑張ろう」というあっさりしたものでした。その軽さが、かえって私の決断が正しかったことを教えてくれた気がします。

そして...

別れてから数か月が経ち、私の日常は穏やかさを取り戻しつつあります。誰かに「好き」と言わなければならないプレッシャーから解放されたことで、自分自身の気持ちを大切にする余裕が生まれました。友人との時間を楽しんだり、新しい趣味を始めたりする中で、少しずつ自分らしさを取り戻しています。

あの経験を通じて、私は大切なことを学びました。愛情は一方的に求められるものではなく、お互いが自然に伝え合えるものであるべきだということ。次に誰かを好きになるときは、言葉を求め合うのではなく、自然と「好き」が溢れるような関係を築きたいと思います。

(20代女性・大学生)

本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。

(ハウコレ編集部)

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