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これから試したい! 読者に刺さったGPライダーの極意 ベスト10:1

  • 2026.1.20

本誌で掲載された数々のライテク記事の中から、特に「分かりやすかった」「すぐに効果が実感できた」というテクニックを、RIDERS CLUB読者に選んでいただき、オンラインで投票を実施した。各記事で講師を務めてくれたのは、言わずと知れた元世界GPライダーの3名。彼らの教えは共通する部分が多いが、表現が微妙に異なる場合もあり、どのライダーの言葉が“刺さる”かは、人それぞれだ。今回の特集では、そのテクニックが掲載されたバックナンバーも案内している。ぜひ、過去のRIDERS CLUBを読み返し、ライダーによる表現の違いなども楽しんでもらいたい。

本記事は、過去に雑誌『ライダースクラブ』に掲載された記事をもとに、内容を再編集・再構成し、Web向けに掲載しています。

PHOTO/H.ORIHARA, S.MAYUMI

TEXT/T.TAMIYA, G.TAKAHASHI

旋回中はアウト側のヒザの内側で車体をがっちりホールド

→上半身の力が抜けて車体も安定

  • 読者のココに刺さった!

どんなスポーツでも、マスターするなら正しいフォームを学ぶことがまずは基本。もちろん、ゴルフのスイングや野球のバッティングなどと同じように、サーキットライディングのフォームにもそれぞれの個性が入っていて問題ないが、それは基礎的部分が確実にできている上級者か、幼い頃からそのスポーツを続けた結果として頭ではなく身体で覚えたような人に限定される話で、これから上達を目指すなら、まずはスタンダードとされるフォームを会得するべきだ。

元GPライダーたちも、ライテク企画ではフォームに言及することが多い。これは、「適切なライディングフォームはすべての操作にプラスの要素となるし、逆にフォームの悪さが原因で理想的なマシンの動きをライダーが妨げている場合も多いんです」という、原田哲也さんの言葉に代表されるような理由からだ。

例えば、ハングオフのコーナリングでは外足の内ヒザ付近で車体をホールドするのが基本。これにより下半身が安定し、上半身(とくに腕)の無駄な力を抜きやすくなるので、結果的に旋回中のセルフステアを活かすとか、ハンドルに微妙な入力をするなどの操作がしやすくなる。下半身のフォーム改善が、連鎖的にコーナリングの上達を生むのだ。

実際、下半身ホールドの効果を実感している読者は多い。ここをライテク上達の〝出発点〞にしたい。

【腰をズラすのはお尻半分まで】原田さんらプロライダーは、腰をイン側にズラす量は最大でもお尻の割れ目がシートエッジにあるくらいを推奨。外足ホールドが決まっていれば、車体を寝かせやすく内足が開きやすいので、これでも膝は擦れる
【腰をズラすのはお尻半分まで】原田さんらプロライダーは、腰をイン側にズラす量は最大でもお尻の割れ目がシートエッジにあるくらいを推奨。外足ホールドが決まっていれば、車体を寝かせやすく内足が開きやすいので、これでも膝は擦れる
【シート前方に座ると膝のホールドが甘くなる】旋回時に外側の足で燃料タンクをホールドするときは、力を伝えづらい太腿の根元側ではなく、内転筋を使って内膝に近いところを押し当て、面ではなく点で入力するイメージ。そのためには、シートのやや後ろ側に座ることが重要となる
【シート前方に座るとヒザのホールドが甘くなる】旋回時に外側の足で燃料タンクをホールドするときは、力を伝えづらい太腿の根元側ではなく、内転筋を使って内ヒザに近いところを押し当て、面ではなく点で入力するイメージ。そのためには、シートのやや後ろ側に座ることが重要となる
【下半身でホールドできれば肘が曲げられて力を抜きやすい】コーナー内側の肘が突っ張っていると、旋回力を生むセルフステアを必要以上に殺すことになり、曲がりづらさにつながる。下半身ホールドが確実にできると、腕の力で支えていなくても上半身が安定し、イン側の肘を曲げやすくなる。腕の力を抜いてこのフォームができるのが理想
【下半身でホールドできれば肘が曲げられて力を抜きやすい】コーナー内側の肘が突っ張っていると、旋回力を生むセルフステアを必要以上に殺すことになり、曲がりづらさにつながる。下半身ホールドが確実にできると、腕の力で支えていなくても上半身が安定し、イン側の肘を曲げやすくなる。腕の力を抜いてこのフォームができるのが理想
【ネイキッドは形状がさまざま。適したホールド位置を探そう】ネイキッド系のバイクは、燃料タンク後端がなだらかで、シート形状やステップ位置も快適性重視に設計されていることが多い。そのため、外足の内膝でホールドしやすいポジションを、ライダーがより意識的に探す必要がある
【ネイキッドは形状がさまざま。適したホールド位置を探そう】ネイキッド系のバイクは、燃料タンク後端がなだらかで、シート形状やステップ位置も快適性重視に設計されていることが多い。そのため、外足の内膝でホールドしやすいポジションを、ライダーがより意識的に探す必要がある

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停めたバイクに跨がってハンドルから手を放してみる

画像の説明
外足の内膝で車体をしっかりホールドできていれば、両手をハンドルから離した状態でもコーナリング中のフォームを維持できる。転倒しないよう仲間に車体を支えてもらいながら、レーシングスタンドやフロントスタンドなどで固定した愛車に跨がり、ぜひ試してもらいたい
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