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「結婚のご祝儀、少なくない?」電話してきた義妹→私が理由を説明すると、電話を無言で切った【短編小説】

  • 2026.1.14
「結婚のご祝儀、少なくない?」電話してきた義妹→私が理由を説明すると、電話を無言で切った【短編小説】

本記事はフィクションです。物語の登場人物、団体、名称、および事件はすべて架空のものであり、実在のものとは一切関係ありません。

義妹からの不満

義妹が結婚することになりました。昔から自分勝手なところがある人でしたが、おめでたい門出なので、私は夫と相談して一般的とされる金額のご祝儀を送りました。

しかし数日後、私のスマホに義妹から電話がかかってきたのです。

「ちょっとお義姉さん、結婚のご祝儀、少なくない? 兄のメンツもあるのに、こんな金額で済ませるなんて。正直、ガッカリした」

いきなりの言い草に驚きましたが、私にはそうした理由がちゃんとありました。私は努めて冷静に、優しくこう返しました。

義妹が黙った理由

「あら、少ないと感じたのね。でもね、その金額にはちゃんとした理由があるのよ。まず、私たちが結婚した時、あなたからはお祝いを一切いただいていないわよね? だから、今回は相場からその時の分を差し引かせてもらったの」

電話の向こうで義妹が驚いているのが伝わってきましたが、私はさらに続けました。

「それから、去年『ブランドのバッグが欲しい』って私から個人的に借りた五万円、まだ一円も返してもらっていないわよね。結婚準備で忙しいと思って催促は控えていたけれど、今回のご祝儀と相殺という形にさせてもらったの。計算したら、これでも多いくらいじゃないかしら?」

そこまで言うと、先ほどまで威勢よく喋っていた義妹は、完全に黙り込んでしまいました。自分の過去の不義理を棚に上げて文句を言った恥ずかしさに、ようやく気づいたのでしょう。

「もし納得いかないなら、今すぐバッグ代の返済と、私たちの時の結婚祝いを持ってきてくれる? そうすれば、改めて相場通りの金額を包み直すわ」

私がそう付け加えると、返ってきたのは謝罪ではなく、プツッという無言の切断音でした。

その後、夫を通じて「恥ずかしくて合わせる顔がない」と連絡がありました。あれほど厚かましかった彼女から、わがままを言われることは二度とありません。

 

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。
※本コンテンツのテキストの一部は、生成AIを利用して制作しています。

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