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夫「離婚届、書いといた」→私が返した「提出していい?」で、急に弱気になった理由

  • 2026.1.22
ハウコレ

ある日突然、夫から離婚届を突きつけられたら。誰もが動揺し、涙を流してしまうかもしれません。しかし、今回ご紹介するのは、思わぬ形で夫婦の本音が見えた、あるエピソード。冷静な一言が、凍りついた空気を少しずつ溶かしていくまでの物語です。

突然届いた、夫からのメッセージ

結婚5年目を迎えた私と夫。3歳になる娘を育てながら、共働きで忙しい毎日を送っていました。最近は会話も減り、すれ違いが続いていたのは事実です。それでも、まさかこんな形で転機が訪れるとは思ってもいませんでした。

その日、仕事中に夫からLINEが届きました。「離婚届、書いといた。帰ったら印鑑押しといて」。画面を見つめたまま、しばらく動けなかったことを覚えています。職場のデスクで、ただ静かに息を整えるしかありませんでした。

私が選んだ、たったひとつの返事

帰宅後、テーブルの上には本当に離婚届が置かれていました。夫は別室にこもり、こちらを見ようともしません。何度も言葉を飲み込みながら、私は冷静に考えました。泣いて引き止めることもできる。でも、それで何が変わるのだろう、と。

悩んだ末、私はLINEでこう返しました。「わかった。明日、提出してくるね」。すると、数分後に夫から返信が届いたのです。「ちょっと待って。話し合わないか」。あれほど強気だった文面が、急にトーンを変えていました。

見えてきた、夫の本当の気持ち

翌日、私たちは久しぶりに向き合って話をしました。夫は最初、言葉を選ぶように黙っていましたが、やがてぽつりぽつりと本音を語り始めました。「正直、本気で離婚したかったわけじゃない」「俺の話をもっと聞いてほしかっただけなんだ」と。

離婚届は、私を怖がらせるための"脅し"だったのかもしれません。夫は後日、LINEでこう送ってきました。「あのやり方は間違ってた。ごめん」。その短い言葉に、不器用ながらも彼なりの後悔がにじんでいるように感じられました。

そして...

あの出来事から数週間が経ちました。すべてが解決したわけではありません。今も時折、ぎこちない空気が流れることはあります。それでも、私たちは少しずつ会話を重ねるようになりました。

夫は「これからはちゃんと言葉で伝える」と約束してくれました。私もまた、自分の気持ちを溜め込まないよう心がけています。離婚届は、まだ引き出しの奥にしまったまま。でも、それがいつか必要なくなる日が来ることを、静かに願っています。夫婦の形は様々ですが、歩み寄る気持ちがある限り、きっと道は続いていくのだと思うのです。

(30代女性・事務職)

本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。

(ハウコレ編集部)

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