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心理専門家が説く、あなたにとって「不要な人」を見極める11のサイン。

  • 2026.1.5

素敵な人と知り合って、恋の予感に胸をときめかすのはいつだって楽しい。でもこのままおつきあいすべきか迷っているのなら、不安な兆候をチェックするのも悪くない。フランスの心理の専門家がアドバイス。

出会いはごく普通だった。27歳のソフィーはある晩、バーで1人の男性と出会い、意気投合してそのまま一夜を共に過ごした。「そこまでは良かったんですけどね」とソフィーはため息をつく。問題は翌朝だった。君に夢中だと相手が言い始め、熱っぽい視線を向けてきた。「お互いをよく知らないうちからそんなことを言うなんて展開が早すぎるし、のめり込みすぎです」とソフィー。彼女にとってその男性の行動は「赤信号」、海岸に掲げられる「遊泳禁止」のレッドフラッグのような強い抑止効果があった。こうして、ソフィーはこの関係をワンナイトにとどめ、2度と会うことはなかった。

このように何らかの言動に相手が拒否感を抱くことがある。ただしどの言動がどの反応をもたらすかは断言出来ない。性格や経験値、相手に何を求めるかによって異なるからだ。その一方で、もっと一般的な「不安な兆候」というものも存在する。そんな兆候をキャッチしたらふたりの関係について一考した方がいいかもしれない。臨床心理士兼心理療法士のリーヌ・ムレイ(1)、そしてカップルのためのコミュニケーションツール「Save your love date」を創ったソジアック・カステルヌラックにどんな兆候が「レッドフラッグ」なのかを聞いた。

01. 相手が自分に無関心

お互いを知るには会話するのが一番だ。でも「相手がなにも質問してこないのなら、ふたりの関係が一方通行である可能性があります」と心理療法士のリーヌ・ムレイは言う。シャイだから質問してこない可能性も否定できないが、むしろ自己中心的な性格である可能性が高い。あるいは人と関わりたくないと思っている兆候なのかもしれない。心理療法士曰く、「誰かに関心があり、その人の話に耳を傾けるとき、人は献身的になり、自分のエネルギーを相手に注ぎます。質問は相手の世界に入り込み、より親しくなる手段です。こうして心のつながりが生まれるのですが、未熟でそれができない人もいます」

02. つきあっていることをみんなに隠す

つきあい始めはともかく、次第に外の世界にも向き合う必要がある。「周りの人に紹介してくれるかどうかは重要ポイントです」とソジアック・カステルヌラックは言う。「個の領域だけでなく、社会的領域も人を構成する要素ですから」。周囲に紹介するというのは相手に関心がある証であり、互いをよく知ろうとする欲求の表れだ。相手がどう溶け込むかを観察する機会でもある。逆の立場から言えば、紹介されたけれどどうも居心地が悪いと感じる場合、自問した方がいい。「相手の性格で見落としている部分があるのかもしれません。類は友を呼ぶと言いますから」と心理療法士のリーヌ・ムレイは断言した。

03. 自分の友だちや家族から嫌われている

友だちひとりぐらいなら気にしなくてもいい。単に相性が悪いか好みじゃないだけなのだろう。「ですが周囲の誰からも反対される場合、改めて考えた方がいいかもしれません。そもそも周囲も心配して言ってくるのでしょうし」とリーヌ・ムレイ。

04. 価値観が違いすぎる

意見がことごとく一致する必要はない。「ただし意見の違いを我慢するのではなく、話し合って違いを受け入れることが大切です」とソジアック・カステルヌラックは言う。これが価値観の違いになると微妙になってくる。「アイデンティティに関わる本質的な価値観である場合、共有しない相手と一緒にいるのが苦しくなってくるかもしれません」と心理療法士のリーヌ・ムレイは言う。価値観の違う相手といると、自分を偽っているように感じたり、自分がどうして怒っているのか理解してもらえない事態に至る可能性がある。

05. 最初から喧嘩が多い

つきあい始めでももちろん、喧嘩する事はあるけれど、しょっちゅう喧嘩しているのは良くない兆候だ。心理療法士のリーヌ・ムレイは「喧嘩ばかりでカップルと言えるのでしょうか。つきあい始めからそんな状態ではじきに疲れてしまいます。たとえば果たして10年後もそれでいいのでしょうか」と疑問を口にする。そんな場合、ちょっと考えてみよう。どのぐらいの頻度で、なにがきっかけで喧嘩をするのか、そしてその結果はどうなのか。心理療法士曰く、「相手がすぐに譲歩する、逆にいつまでも根に持つ、支配的な態度を取る、罪悪感を植え付けようとするといった兆候はいずれも健全ではありません」

06. 過去の恋愛の話をしたがらない

もちろん、昔の恋の話なんてつまらないだろうと思っているのかもしれないが、健全な関係を築くには必要なステップだ。黙っておきたいことだってもちろんあるだろう。だから詳細に語る必要はないものの、「過去の恋愛について知ることは、相手を知る上で重要です」とソジアック・カステルヌラックは言う。たとえばなぜ別れたかを知ることは有益だ。「相手の行動パターンや、どんな時にどんな反応をするのかを知ることができます」とリーヌ・ムレイは言う。「過去の辛い体験を知れば、相手を傷つけないように配慮できます。あるいは逆にその人の悪い癖を発見するきっかけにもなります。いずれにせよ、関係を続けるかどうかの重要な判断材料になります」

07. いつも似たような相手とつきあってしまう

元の相手を否定すべきということではない。大切なのは自分に合った相手を見つけることだ。「別れた相手のどこが好きだったのか、どこが嫌だったのかを自問してみましょう」とリーヌ・ムレイ。相性の良い相手を見つけるにはまず己を知ること。「自分に向いていないタイプがわかるようになり、同じ失敗を繰り返さないようになります」

08. 一緒にいると緊張する

つきあい始めの頃は相手に気を使うことも多いだろう。でもつきあいが長くなれば、素の自分を好きになってもらいたいもの。「いつまで経っても緊張したり自分らしく振る舞えないと感じるようなら、相手の態度に問題があるのかもしれません」とソジアック・カステルヌラックは分析する。心理療法士のリーヌ・ムレイに言わせると、理由は2つ考えられる。ひとつは相手が自分への批判を繰り返す場合。そんな状況なら別れるべきなのかもしれない。もうひとつは原因が自分にある場合。「ずっとそんな状態なら、自分が相手に劣等感を抱いていないか、あるいは拒否されるのが怖くて無理に相手に合わせていないか自問してみましょう」

09. なんとなく嫌な感じがする

直感、本能、内なる声、その他名称はどうでもいいのだが、なんとなく嫌な感じがしたら自分の身体反応に注意してみよう。「相手との身体的接触を本能的に避ける、肩がこわばる等は警告サインです。身体に不快な症状が生じたら、何か問題がある兆候です」とリーヌ・ムレイは指摘する。

10. 相手の精神状態が不安定

精神的に不安定な人とつきあうのは、グラグラする土台の上に関係を築くようなもの。たとえばうつ状態の相手とつきあうには最初から多大な努力が必要だし、長期的にも苦労が多い。「ケアする人、ケアされる人の関係でカップルになるとこの役割に固定され、不満が溜まりやすいでしょう。ケアする人が不変なら、バランスの悪い関係です」とリーヌ・ムレイ。

「ナイチンゲール効果」、すなわち「自分が誰かをケアすることで満たされ、友人や家族に対してもそのような態度をとってしまう」傾向にある人にとってはとりわけ要注意の兆候だ。恋愛というのは誰かを一方的にケアすることで生まれるものではない。「恋愛関係とは相手を癒す関係ではありません。互いに成長する関係なのです」とソジアック・カステルヌラックはきっぱり述べた。

11. 相手が有害な言動を取る

嫉妬、所有欲、絶え間ない批判、傷つける言葉、攻撃性、支配欲、相手の自立を認めない、SNSを見せろと迫る等の兆候は重大なレッドフラッグだ。「身体的・言葉的・心理的暴力を予測させる兆候です」とリーヌ・ムレイは指摘する。すぐに同棲や結婚をしたがり、子どもを作りたがる人も要注意だ。別れるのが難しくなる。心理療法士に言わせると、それは「家庭内暴力を受ける女性のパートナーによく見られるパターン」だそうだ。

*匿名を使用。(1) リーヌ・ムレイはブロガー(「La parenthèse psy」)でもある。

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