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「切磋琢磨」の正しい意味や使い方とは? 読み方や例文・言い換えも紹介

  • 2026.1.5
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「切磋琢磨」の読み方・意味

「切磋琢磨」は「せっさたくま」と読みます。

「学問や道徳、技術を磨き上げること」または「仲間同士が励まし合い、競い合ってお互いに向上していくことという意味の四字熟語です。

この言葉の由来は、古代中国の「孔子」が編成したともいわれる詩集『詩経』にある「如切如磋、如琢如磨(せっするがごとく、さするがごとく、たくするがごとく、まするがごとく)」という一節にあります。

これは、石や象牙などを切り、磨き上げて美しい工芸品を作り上げる工程を表しており、そこから転じて、「人間も努力を重ねることで立派になる」という意味で使われるようになりました。

現代では、特に同じ目標を持つ者同士が競い合い、励まし合いながらお互いを高め合う、という意味合いで広く使われます。

「切磋琢磨」を使った例文

「切磋琢磨」は、具体的にどのように使うのでしょうか。例文を見ていきましょう。

(1)ライブイベントを成功させるために一丸となって切磋琢磨しよう

この例文では、ライブイベントの成功という共通の目標に向かって、心を一つにしてお互いを高め合おうとする様子を表しています。「切磋琢磨」を使うと、それぞれがバラバラに努力するのではなく、競い合ったり励まし合ってチーム全体として最高の成果を目指そうとする姿勢が伝わってきます。

(2)皆が切磋琢磨し合える環境が、わが社の財産です

この例文は、社員一人ひとりが励まし合い、ライバルとして刺激し合って高め合うことが会社にとって最も価値があることだと表現しています。「切磋琢磨」を使うことで、健全な競争と協力関係が成長の原動力となっている様子が強調されます。

(3)彼に美味しい料理を振る舞うために切磋琢磨した

この例文は、彼にご馳走を振る舞うために、料理の腕を磨き上げようと努力する様子を表現しています。「切磋琢磨」を「自分を磨く」という意味で単独使用した例で、単に練習しただけではなく、ひたむきに腕を磨いたという真剣さが伝わりやすいです。

Richard Drury / Getty Images

「切磋琢磨」の言い換え表現

「切磋琢磨」を言い換えるとしたら、どのような表現があるのでしょうか。言い換え表現をいくつか紹介します。

(1)相互啓発(そうごけいはつ)

「相互啓発」は「お互いの考えや意見を出し合い、教え合って、知識や能力を高め合うこと」という意味です。

「切磋琢磨」が技術的な鍛錬や競争のニュアンスも含むのに対し、「相互啓発」は対話を通じて互いの内面的な理解を深めるという側面に重きを置いた表現です。

(2)しのぎを削る(しのぎをけずる)

「しのぎを削る」は、「お互いに激しく争い、競い合うことという意味です。

「切磋琢磨」が励まし合いながら共に向上する協調的な側面も持つ一方、「しのぎを削る」はより競争的な意味合いが強い表現です。

最後に

切磋琢磨という言葉は、学問や道徳、技術を磨き上げること、または仲間同士が励まし合い、競い合ってお互いに向上していくことという意味の四字熟語です。例文や言い換え表現などもあわせて学び、語彙力を豊かにしましょう。

※この記事は2026年1月5日時点の情報です。

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