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82歳でこの輝き! カトリーヌ・ドヌーヴのヘアメイクを17歳からプレイバック!

  • 2026.1.3
Getty Images / Aflo

2025年10月には竹野内豊、堺正章をはじめ日本人俳優と共演した映画『スピリットワールド』が全国公開されるなど、変わらず精力的に活動。また、映画祭やパリファッションウィークに姿を見せるたび、何にも代えがたい存在感を放っている。『シェルブールの雨傘』など立て続けにヒット作に出演してフレンチアイコンとなった10代、20代から、エレガントな成熟美を披露する現在までのヘアメイク遍歴を一挙お届け。

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Aflo

1960年 17歳

1943年にパリの17区で4人姉妹の次女として生まれたカトリーヌ。俳優デビューしたのは14歳。映画『Ladies Man』ではサイドパーツにしてコーミングした、端正なヘアアレンジで、どこかあどけない表情を見せている。

REPORTERS ASSOCIES / Getty Images

1961年 18歳

女子学生ソフィーを演じた映画『パリジェンヌ』では、トレンドのビーハイブヘアで、パリジェンヌらしいコケットな表情を叶えている。この作品をきっかけにフランス中に名を広めることに。

Silver Screen Collection / Getty Images

1962年 19歳

大ぶりのリボンで結んだ大人ガーリーなヘアアレンジは、当時のトレンドを牽引。この頃、年上の映画監督でブリジット・バルドーとも結婚歴のあったロジェ・ヴァディムと、燃えるような恋愛を経験。

Aflo

1963年 19歳

ロジェとの子どもを妊娠し、第一子となるクリスチャン・ヴァディムを出産。髪をボリュームアップさせ、ベビーを抱いている姿はとてもティーンには見えないほど落ち着いた様子。

なお写真では、ロジェと幸せいっぱいの様子ですが…ロジェは、ジェーン・フォンダという新たな恋人に心移りも。子どもを産んだドヌーヴの元へ一度戻り求婚したが、彼女はそれを一蹴したという紆余曲折も。

Aflo

1965年 21歳

ミュージカル映画『シェルブールの雨傘』で話題となったハーフアップは、彼女を象徴するアイコンスタイルのひとつに。サイドのヘアを上にまとめることで力強い眼差しをより強調している。

なお、ロジェと別れたあと不安定だった彼女は、写真家デヴィッド・ベイリーとこの年に結婚。けれど1972年に離婚へと到った。

Patrice PICOT / Getty Images

1966年 22歳

映画『ロシュフォールの恋人たち』では、南仏のお祭りを舞台に、双子の姉妹ソランジュとデルフィーヌの恋模様を爽快に演じた。真紅のベレー帽とリップで、ポップなリンクコーデが完成。この映画では実の姉、フランソワーズと共演したことも話題に。

Fotos International / Getty Images

1967年 23歳

世界的に注目を集めた映画『昼顔』では、メッシーに乱れたラフなヘアスタイルでセンシュアルな女性を演出。気品あふれる貞淑な妻と、“昼顔”と名乗り売春宿に出入りする娼婦としての二面性を見事に演じた。イヴ・サンローランが手がけたファッションも大きな話題に。

REPORTERS ASSOCIES / Getty Images

1967年 23歳

アベ・プレヴォーの長編小説『マノン・レスコー』を基にした映画『恋のマノン』では、男性を翻弄する神秘的な女性を演じたカトリーヌ。大ぶりのブラシで後ろに流したボリュームヘアが、ファムファタルらしい艶やかな表情を添えてる。

この年は姉のフランソワーズが夭折し、辛い時期に。

Sunset Boulevard / Getty Images

1969年 25歳

映画『暗くなるまでこの恋を』では、上下まつ毛をぱっちりと、しっかりセパレートさせて、25歳とは思えない貫禄を見せている。

Silver Screen Collection / Getty Images

1970年 26歳

花柄のブラウスに丸みのある“おかっぱヘア”を合わせてお得意のガーリールックを披露。なおこの後、1972年公開の映画『ひきしお』で共演したマルチェロ・マストロヤンニと結ばれ娘・キアラを出産。婚姻関係には至らなかったものの、晩年は娘とマルチェロを看取るなど、関係は良好だったよう。

Archive Photos / Getty Images

1975年 31歳

ミリタリーコートやパワーショルダージャケットなど、エッジィなファッションも得意としたドヌーヴ。映画『ハッスル』では、存在感あふれるレイヤーヘアを、毛先に丸みをつけることで、ハンサムとフェミニンのバランスをとっている。

Tony Kent / Getty Images

1981年 37歳

前年に公開され、自身最大のヒットとなった『終電車』で俳優として成功を収めたドヌーヴ。なめらかな髪と対照的なアーチ眉、ミニマルなレッドリップは、シンプルでありながらも、彼女が持つ美しさを効果的に引き出している。

Patrice PICOT / Getty Images

1981年 37歳

こちらは映画『終電車』でセザール賞をはじめ、10部門を独占受賞したときのひとコマ。クールなひっつめポニーでありながら、彼女らしい太めのリボンが甘さを添えている。

なおこの映画が公開されてから4年後、同作品の監督を務め、また彼女と恋仲でもあったフランソワ・トリュフォー監督がこの世を去ったという悲しい経験も。

Sunset Boulevard / Getty Images

1983年 39歳

パールをあしらったトーク帽と厚塗りメイクで臨んだハリウッド映画『ハンガー』でのワンシーン。力強いダークなスモーキーアイシャドウで気合いは十分。

Micheline PELLETIER / Getty Images

1984年 40歳

映画『Le Bon Plaisir(原題)』では、相手が大統領であっても臆さない、スマートな女性を好演。端正なワンカールロブが力強さを象徴。

『終電車』での大成功のあと、引退も考えたという。フランスで女性が最も輝くと言われる40代を迎え、パリジェンヌらしい成熟した美しさが開花している。

Ron Galella / Getty Images

1985年 41歳

NYで開催されたガラパーティにて、躍動感のあるWカールヘアにて出席。輝くブロンドとブラウンがかったレッドリップで、マチュアで凜とした印象を演出。

jean marie leroy / Getty Images

1991年 47歳

セザール賞主演女優賞を受賞した『インドシナ』では、モノトーンのファッションとマチが広い帽子で、フレンチマダムを体現。片側にシニヨンをまとめてアシンメトリーに仕上げているのもさすが。

Stephane Cardinale - Corbis / Getty Images

1994年 50歳

カンヌ国際映画祭にて。50歳を迎え、ロングヘアから次第に髪の長さを短くし、ハンサムなショートヘアに。強めに入れたローズのチークとリップで正統派の美貌を完成させている。

Mitchell Gerber / Getty Images

1996年 52歳

顔まわりをリバースに巻き、ワイドなカールを演出。エレガントな魅力にますます磨きがかかっているドヌーヴ。端正な顔立ちはもちろん、輝くイヤーアクセサリーを際立たせることにも成功している。

Stephane Cardinale - Corbis / Getty Images

2004年 60歳

ワインレッドのジャケットに負けないほど艶やかなレッドリップがお似合い。この日は「ジャンポール・ゴルチエ」のショーに出席し、映画界の枠にとどまらず、フランスを代表するエレガントな女性として活躍の場を広げていた。

Stephane Cardinale - Corbis / Getty Images

2008年 64歳

『クリスマス・ストーリー』に出演し、カンヌ国際映画祭のレッドカーペットへ。初夏にぴったりな切りっぱなしロブを外ハネにして、イメージチェンジに成功。60代以降はコメディタッチの映画に出演することも多く、コミカルな表情を披露しさらに好感度もアップしているよう。

Elisabetta Villa / Getty Images

2010年 66歳

サイドにブロッキングしたロブヘアをナチュラルに仕上げ、彼女が生まれ持った髪のクセをそのまま生かしたスタイルに。アシンメトリーなドレスでは、素肌を上品に演出。年齢を重ねてもピンヒールを履き続けるパリジェンヌらしい心意気に脱帽!

Elisabetta A. Villa / Getty Images

2014年 70歳

70歳を迎えてなお新たなキャリアとルックに挑戦し続ける。ヴェネチア国際映画祭では、すみれ色のドレスに、オールバックのストレートヘアを選択し、指先にはレッドネイルでフェミニニティを添えて。年齢と経験を重ねたからこそ生きる、艶やかなコーディネートを披露。

Stephane Cardinale - Corbis / Getty Images

2018年 74歳

1966年3月、エリザベス女王に謁見する際にオートクチュールドレスをオーダーするなど、イヴ・サンローランと親交の深かったドヌーヴ。

2019年春夏のファッションウィークでは、ドレスに合わせたブラックのアイシャドウで「サンローラン」のフロントロウに姿を見せた。今は亡きサンローランとの思い出もきっと鮮やかによみがえったはず……。

Daniele Venturelli / Getty Images

2019年 75歳

是枝裕和監督の『真実』で、フランスの国民的大女優と娘の確執を熱演し、日本でも注目を集めた。同作品を彷彿とさせる大胆なドレスに劣らない、高く、エレガントに立ち上げたバングスでスターオーラを全開に。

この年の11月、映画『愛する人に伝える言葉』の撮影中に脳卒中を起こすも、数カ月後にはカムバック。生死の境をさまよってなお、銀幕に立つ姿勢に俳優魂を感じさせる。

Stephane Cardinale - Corbis / Getty Images

2022年 78歳

目の覚めるようなレッドのドレスに、若き日を思わせるハーフアップを合わせたスタイルは、長引くパンデミックをものともしない力強さを感じさせる。

日本では2020年に公開された『アンティークの祝祭』で、娘・キアラと共演を果たしたことが話題になるなど、華麗なる恋愛遍歴ながらも子どもたちや孫との関係は良好な様子。

Victor Boyko / Getty Images

2023年 79歳

第76回カンヌ国際映画祭にて、『Jeanne du Barry(原題)』の上映&オープニングセレモニーのレッドカーペットに出席。映画祭のポスターなどに、1968年に公開された『別離』の撮影時の写真が採用され、映画界における存在感をあらためてしらしめた。

オールバックにした前髪は波打つように立ち上がり、毅然とした目元の表情を強調。場の雰囲気を変えてしまうような風格が感じられる。

Victor Virgile / Getty Images

2023年 79歳

カンヌ国際映画祭から約1カ月後、「アミ パリス」2024年春夏メンズショーに姿を見せた。フロントローでショーを見つめる横顔は、フェイスラインの美しさがいっそう際立っている。

Marc Piasecki / Getty Images

2023年 79歳

9月には、最新作、元仏大統領シラク夫人を描くコメディー『Bernadette(原題)』のプレミアに出席。新鮮なアッシュ系のブロンドヘアと、コーラル系でまとめたフェイス、そしてドレスにあしらわれたローズ色が上品なハーモニーを奏でている。年齢を重ねた女性ならではの、落ち着いた華やかさ。

Pierre Mouton / Getty Images

2024年 80歳

「ルイ・ヴィトン」 2024-25年秋冬ウィメンズコレクションでエマ・ストーンと並ぶドヌーヴは、ナチュラルなヘアと色みを抑えたメーク、そしてグレーのニットに同色のコート姿でした。まさにクワイエット・ラグジュアリーを体現した、成熟した魅力たっぷり。

Stephane Cardinale - Corbis / Getty Images

2024年 80歳

カンヌ国際映画祭で開催された「ウーマン・イン・モーション」アワードのオフィシャルディナーには、アシンメトリーショルダーの「サンローラン」のドレスで登場。つねに、ヘアスタイルで顔周りをすっきりと見せてきた彼女だが、ネックラインからショルダーまで堂々と素肌を魅せたことで、赤い口紅、揺れるイヤリング、そして何より輝く瞳を印象づけた。

WWD / Getty Images

2024年 80歳

「ジャンポール・ゴルチエ バイ ニコラス・デ・フェリーチェ」の2024-25年秋冬オートクチュールのショー会場で、ゴルチエと語らう。リップとイヤリングをリンクさせた赤をアイホールにもうっすらとしのばせている。ブラウンよりやや赤みを目元に、シックなファッションを選んだときのお手本になりそう。

Foc Kan / Getty Images

2024年 80歳

9月、シャンゼリゼ劇場で開かれたコンサートにはゴールドのスパンコールジャケットで姿を現した。いつにも増して艶を帯びゆったりしたカールを描いたヘアと、ほんのり入ったコーラル系のチークと口元が満ち足りた時間を感じさせる。

Stephane Cardinale - Corbis / Getty Images

2024年 80歳

「サンローラン」の2025春夏コレクションで、ハンサムなテーラードルックに身を包んだドヌーヴ。ヘアはゆるめのハーフアップ、囲みアイラインとマスカラで目元を強調しつつコーラルピンク系でフェイストーンをまとめて、毅然としたスタイルのなかにチャーミングなフェミニニティをのぞかせている。

Francois Durand / Getty Images

2025年 81歳

2025-2026年秋冬メンズのパリファッションウィークに姿を見せたドヌーヴは、肩の力の抜けた余裕と威厳を兼ね備えていた。リッチな色合いのブラウンのジャケットと、彼女の代名詞ともいえるフロントを立ち上げたヘアスタイルからのぞくシルバーヘアが見事に調和。赤みを目元には広い範囲に、口元にはやや控えめにのせて、湧き上がるような情熱を湛えている。

Stephane Cardinale - Corbis / Getty Images

2025年 81歳

第50回セザール賞授賞式で司会を務めた。最初、司会は乗り気ではなかったようだが、ステージでは会場をひとつにするようなパワーを放っている。

遠くからでもその美しさが際立つよう、アイブロウ、囲みアイライン、リップラインいずれもしっかり描いて。インナーと呼応して白い輝きを放つ、イヤリングがハーフアップの耳元を上品に彩る。

WWD / Getty Images

2025年 81歳

フランス・アヴィニョンで発表された「ルイ・ヴィトン」の2026年クルーズコレクション会場で、ケイト・ブランシェットとアリシア・ヴィキャンデルに囲まれて。

この日、チョイスしたリップはやや青みを感じさせるフューシャピンク。ブラウンのトリミングを施したブラックレザーのアウターに軽やかな華やかさをトッピング。

Dominique Charriau / Getty Images

2025年 81歳

カトリーヌ・ドヌーヴとゴルチエ、長年、親交のある二人は「サンローラン」の2026年春夏コレクションに息の合ったスタイリングで登場しました。

肩あたりでカールしたヘア、コーラル系で陰影を表現したメイクでエイジレスな優美さを宿す。さらに、表情に明るさをプラスしているのはコーラルオレンジのリップ。濁りのない発色の良いカラートーンがポイント。

近年、包容力ある大人の魅力が増していくカトリーヌ・ドヌーヴ。いくつになっても輝き続ける活躍と美貌から、今後も目が離せない。

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